座長からのメッセージ
本ワーキンググループ(WG) は、原則第3条「地域の振興と持続可能性の向上の視点に立ち、中小企業などの環境配慮や市民の環境意識の向上、災害への備えやコミュニティ活動をサポートする」ことの実現に向け、2013年に設立されました。地域社会(コミュニティ)は、言うまでもなく金融機関の事業活動の基盤です。地域社会の持続可能な発展等のために、金融機関として取り組む具体的な施策及び課題解決について検討することが本WGのタスクです。
本WGが最初に取り上げたテーマは超高齢社会問題でした。国が推進する地域包括ケアシステムや認知症問題に関し、金融機関が果たす役割について協議を重ねました。特に認知症問題については、京都府立医科大学を中心とした産官学プロジェクト(COLTEM)と連携したシンポジウムを開催し、それがCOLTEMによる「実戦!認知症の人にやさしい金融ガイド」の発行につながりました。
2019年度からは、預金・貸出・リース業務WGと連携し、連続セミナー「地域における金融機関のあり方を考える」「ESG地域金融実践セミナー」を開催、2022年度は脱炭素先行地域、インパクトファイナンス、農林水産業・食品産業におけるESG地域金融など踏み込んだテーマを取り上げ、実務に即した情報を獲得する機会とすることを第一としております。
持続可能な地域支援ワーキンググループ座長
三井住友トラストグループ株式会社
フェロー役員 金井 司
2024年度活動方針
・全ての業務別WG所属の機関に向け、「持続可能な地域支援」をテーマに活動する。
・2023年度に続き、預貸WGと共催で複数のセミナーを実施、「地域の防災・減災と金融機関」をテーマに保険WGとの共催でも実施。
ワーキンググループ活動情報
2024年度
2024年7月19日 | ESG地域金融実践セミナー ~ESG地域金融実践ガイド3.0の解説と取組事例紹介~ |
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2024年9月2日 | 農林水産業・食品産業におけるESG地域金融~実践事例と今後の展望~ |
2023年度
2023年7月28日 | 地域金融機関による農業金融の推進 |
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2023年7月27日 | ESG地域金融実践セミナー ~ESG地域金融実践ガイド2.2の解説と取組事例紹介~ |
2023年12月18日 | 地域におけるサーキュラーエコノミーの実践と地域金融機関の役割 |
2024年2月1日 | 知財融資と地域ESG金融の融合の可能性 |
2024年2月22日 | 事例とともに考える、地域のステークホルダーとの共創 |
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度(令和元年度)
2019年度第7回/2019年10月29日 | セミナー「地域循環共生圏と金融機関」 |
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2019年度第8回/2020年2月10日 | セミナー「生涯現役社会の構築のための企業の役割」 |
2018年度(平成30年度)
2017年度(平成29年度)
2016年度(平成28年度)
2016年度(平成28年度)第1回 | 高齢社会問題と金融機関の役割 |
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2016年度(平成28年度)第2回 | 自然資本に関する意見交換会 「ESGの“E”の視点から掘り下げるビジネスリスクと機会」 |
2015年度(平成27年度)
2015年度(平成27年度)第1回 | 成年後見制度の概要と動向 |
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2015年度(平成27年度)第2回 | シンポジウム「持続可能な地域社会の形成と高齢化社会への対応における金融機関の果たす役割とは」 |
2014年度(平成26年度)
2014年度(平成26年度)第1回 | 地域包括ケアの現状と地域金融機関への示唆 |
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2014年度(平成26年度)第2回 | 地域包括ケアに関する幸手市現地視察 |
2014年度(平成26年度)第3回 | 少子高齢化社会に対しての新たな金融機関としてのアプローチの模索 |
2013年度(平成25年度)
2013年度(平成25年度)第1回 | 少子高齢社会の現状と課題 |
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2013年度(平成25年度)第2回 | 地域包括ケアシステム |
2013年度(平成25年度)第3回 | 社会保障改革の動向とこれからの介護 |
2013年度(平成25年度)第4回 | 今年度の活動の振り返りと来年度に向けて |
2012年度(平成24年度)
※現在この年度の資料はございません。 |