持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則（21世紀金融行動原則） 持続可能な地域支援ワーキンググループ（WG）は、国際長寿センター 長寿社会ライフスタイル研究会との共催にて、セミナー「生涯現役社会の構築のための企業の役割」を、下記の通り開催いたします。

超高齢社会を迎えている日本において、新しい地域、新しい社会をどのように作っていくのかが大きなテーマとなっており、公的サービスに依存することなく高齢者自身を中心とし、民間の力を集め、ネットワークを形成して活力のある社会を形成していくことが求められています。こうした社会が形成されて、初めて「成熟した豊かな社会」と呼ぶことが可能となるはずです。

本セミナーでは高齢者を重要な社会的プレイヤーとして位置づけ、社会活動や経済活動へのゆるやかな参加を実現するために積極的にメッセージを発信している江崎 禎英 氏をお招きし、「高齢者はリタイヤするもの」と思っている社会の「常識」を変えるための具体的な方途、「成熟した豊かな社会」に向けた企業等民間の役割を考えます。

これまで世の中の常識を覆し、次々と政策を打ち出してこられた江崎 氏から、21世紀を持続可能な社会に変えていこうと取り組む皆様に、おおいに参考になる情報を、その場で得る絶好の機会です（江崎 氏プロフィール^※ご参照）。どうぞ奮ってご参加ください。

※江崎 禎英 氏（経済産業省 商務・サービスグループ　政策統括調整官（兼）厚生労働省　医政局　統括調整官

        　　　　（兼）内閣官房　健康・医療戦略室　次長）

岐阜県出身。東京大学教養学部国際関係論卒業。通商産業省に入省（1989）。通商問題に携わり、出向した大蔵省で金融制度改革を担当。英国留学、EU（欧州委員会）勤務後、帰国してIT政策担当とともに内閣官房で個人情報保護法立案に携わる。その後、経済産業省にて、ものづくり政策、外国人労働者問題、地球温暖化問題を担当、再生医療を巡る法制度に携わった後、ヘルスケア産業課長などを経て、2017年より経産省商務・サービスグループ　政策統括調整官 兼 内閣官房健康・医療戦略室次長。2018年より厚生労働省医政局統括調整官を併任。経産省的思考を厚労省に持ち込んだ。超高齢社会の処方箋を記した「社会は変えられる：世界が憧れる日本へ」を著す（2018）。

 プログラム　

（敬称略、予定）

15：00　開会挨拶・趣旨説明

持続可能な地域支援WG座長機関/三井住友トラスト・ホールディングス（株）

経営企画部　フェロー役員 兼 チーフ・サステナビリティ・オフィサー

国際長寿センター 長寿社会ライフスタイル研究会　座長       金井 司

（一財）長寿社会開発センター　国際長寿センター　室長      大上 真一

15:10　講演「人生100年時代を支える産業の在り方　ー高齢化の進展と疾患の性質変化を踏まえてー」

経済産業省　商務・サービスグループ　政策統括調整官

          （兼）厚生労働省　医政局　統括調整官

          （兼）内閣官房　健康・医療戦略室　次長 江崎 禎英

16:40　質問票記入、休憩（15分間）

16:55　フロアディスカッション「生涯現役社会の構築のための企業や金融機関の役割」

司会      金井 司

登壇者   江崎 禎英

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