資 料

2023年12月18日

地域におけるサーキュラーエコノミーの実践と地域金融機関の役割

大量生産・大量消費・大量廃棄が一方向に進むリニア・エコノミー(線形経済)に代わる新たな経済モデルとして提唱されているサーキュラー・エコノミー(循環経済)は、昨今カーボンニュートラルにつぐ世界の潮流となっています。サーキュラーエコノミー関連市場は、国内外で今後大幅に拡大が見込まれており、世界全体では2030年に4.5兆ドル、2050年に25兆ドルに拡大するとアクセンチュアは予測しています。日本国内では、2020年に50兆円の関連市場を2030年に80兆円、2050年に120兆円に拡大することを目指しています。

 

「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」の公表※1や、「成長志向型の資源自律経済戦略」の策定※2など、日本政府によるサーキュラーエコノミー移行に向けた動きが加速しています。また、今年8月10日に富山県のハリタ金属株式会社を訪問した岸田総理の「高い技術をいかした地域に密着した資源循環の取組は、正に我が国が強みを持つ分野であり、地方活性化の観点からもサーキュラーエコノミーの視点は重要であると感じました」とのコメント※3から、サーキュラーエコノミーにおける地域循環は最も重要な課題の1つであると考えられます。

 

今回のセミナーでは、地域で先進的にサーキュラーエコノミーを推進している企業、自治体、金融機関の方々に取組を紹介いただきます。後半のパネルディスカッションでは、取組における課題や乗り越え方、地域金融機関へ期待することなどを議論します。参加者の皆様がサーキュラーエコノミーの取組を始めるきっかけ、もしくは取組を拡大・加速するエッセンスになると幸いです。

 

会場では、登壇者や参加者の皆様のネットワーキングのための時間も設ける予定です。21世紀金融行動原則への署名の有無にかかわらずご参加いただけます。所属先の関連部署・グループ会社等への情報展開もよろしくお願いいたします。

 


※1:環境省と経済産業省が、サーキュラーエコノミーに特化した、企業と投資家・金融機関が対話する世界初の手引きとして2021年1月19日に公表。詳細は環境省ウェブサイトを参照

※2:経済産業省が2023年3月に策定。資源制約・リスク、環境制約・リスク、成長機会を背景に、我が国における今後のサーキュラーエコノミ―の取組の方向性を取りまとめている。詳細は経済産業省ウェブサイトを参照

※3:首相官邸ウェブサイトを参照


 

 

開催日時 2023年12月18日(月)10:00~12:00
(開場:リアル20分前、オンライン5分前)
開催方法・定員

ハイブリッド開催
リアル聴講:ビジョンセンター浜松町 B1F M室(JR浜松町駅徒歩3分、大門駅徒歩5分)/40名(先着順)

      (〒105-0013 東京都港区浜松町2-8-14浜松町TSビル 【アクセス】 B1F)
オンライン聴講:Zoom/最大500名

参加費 無料
申込方法

ご参加には事前のお申し込みが必要です。

 

リアル聴講希望の場合 申込期限:2023年12月14日(木)14:00
  • リアル参加専用の申込フォームにアクセスして、必須項目を入力してください。フォームを送信後、自動返信メール(送信元:autoreply@form-mailer.jp)にて参加に必要な情報をお知らせいたしますので、開催当日まで保管をお願いいたします。
  • 感染状況や登壇者のリアル会場参加状況により、皆様にオンライン聴講への変更をお願いする場合もございますので、事務局からのメールが受信できるように設定をお願いいたします。PFA21事務局メールアドレス(wgregistration(a)pfa21.jp、kankyo_kinyu(a)gef.or.jp <(a)を@に変える>)
  • リアル聴講いただけることになった場合も、開催日当日、発熱や咳・咽頭痛などの症状がある場合は、オンライン聴講への変更をお願いいたします。その際、事務局までご一報ください(メール推奨)。

 

オンライン参加希望の場合 申込期限:2023年12月15日(金)16:30

 

申込フォームにアクセスできない場合

21世紀金融行動原則事務局(wgregistration(a)pfa21.jp <(a)を@に変える>)宛に、メールの件名を「12/18 サーキュラーエコノミ―セミナー参加希望」とした上で、以下を送付ください。(0)参加方法の希望(リアル参加/オンライン参加)、(1)参加者氏名(よみがな)、(2)メールアドレス、(3)所属団体の名称(よみがな)、(4)部署・役職、(5)所属機関の分類(PFA21署名金融機関/その他の金融機関/企業/自治体/メディア/NGO・NPO/環境省及びその他国の機関/その他から選択)、(6)セミナーで聞きたいこと、(7)事務局への連絡事項など。

問合せ先

21世紀金融行動原則(PFA21)事務局((一財)地球・人間環境フォーラム内)

E-mail:wgregistration(a)pfa21.jp:(a)を@に変える

※テレワークとなっているためお問合せは、Eメールにてお願いします。

 

 プログラム

(敬称略、内容は予告なく変更する場合があります)

【開会挨拶】10:00-10:05

・金井 司/三井住友トラスト・ホールディングス(株)(地域支援WG座長機関)フェロー役員

 

【オープニングトーク】サーキュラーエコノミーの概要と金融機関の役割 10:05-10:25

・小中 洋輔/三井住友信託銀行(株) TBFチーム 主任調査役

 

【事例紹介1】Circular Yokohama の活動紹介 10:25-10:35

・加藤 佑/ハーチ(株) 代表取締役

 

【事例紹介2】資源循環を軸にした互助共助の仕組みづくりへの挑戦~神戸市等における「MEGURU STATION®」の取組 10:35-10:45

・宮原 伸朗/アミタホールディングス(株) 未来デザイングループ グループマネージャー

 

【事例紹介3】官民が共創したサーキュラーシティ蒲郡の取組 10:45-10:55

・羽田野 裕昭/蒲郡市 企画部企画政策課 サーキュラーシティ推進室 室長

 

【事例紹介4】みやざきバイオマスリサイクル株式会社(MBR) における2号機鶏糞バイオマス発電事業について 10:55-11:05

・原口 健/(株)鹿児島銀行 地域支援部 経営コンサルティング室 室長

 

【パネルディスカッション】「地域におけるサーキュラーエコノミーの実践と地域金融機関の役割」11:05-11:55

<パネリスト>

・加藤 佑/同上

・宮原 伸朗/同上

・羽田野 裕昭/同上

・原口 健/同上

<進行>小中 洋輔/同上

 

【閉会挨拶】11:55-12:00

・瀬川 雄三/環境省 大臣官房 環境経済課 環境金融推進室 環境金融専門官

 

ダウンロード

【オープニングトーク】サーキュラーエコノミーの概要と金融機関の役割(PDF, 1.8MB)

【事例紹介1】Circular Yokohama の活動紹介(PDF, 12MB)

【事例紹介2】資源循環を軸にした互助共助の仕組みづくりへの挑戦~神戸市等における「MEGURU STATION®」の取組(PDF, 2.3MB)

【事例紹介3】官民が共創したサーキュラーシティ蒲郡の取組(PDF, 4.8MB)

【事例紹介4】みやざきバイオマスリサイクル株式会社(MBR) における2号機鶏糞バイオマス発電事業について(PDF, 0.9MB)

 

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