座長からのメッセージ
「預金・貸出・リースWG」は、その名称の示す通り、持続可能な社会の実現に向けて預金業務、貸出業務及びリース事業を通じて持続可能な社会の形成にいかに貢献していくか、を考えるグループです。参加する署名機関数が最大であることに加え、地理的な分布も全国に亘っており、多様性に富んだメンバー構成になっています。
規模や立地の違いを反映して、署名機関の関心事項も多岐に亘ることから、当WGでは、東京での横断的な議論に加え、地域密着型の活動を重視しています。これまでも、各地の金融機関にご支援頂きながら、再生可能エネルギーの与信や地域活性化などをテーマに活発な議論を展開してきました。
パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)に代表される経済社会の大きな変化は、当WGメンバーの業務にも確実に影響してきます。今後は、直接金融の世界で急激に進むESG投資のメインストリーム化など、新たな変化がWGメンバーの業務に与える影響や望ましい対応などについて、他のWGで得られた知見も活かしつつ、ノウハウや先進事例の共有を進めていきたいと考えています。まだワーキング活動実績のない地域の皆様からも積極的な参加をお願い致します。
預金・貸出・リース業務ワーキンググループ座長
株式会社日本政策投資銀行
竹ケ原 啓介
株式会社八十二銀行 企画部 サステナビリティ統括室
石田 雄飛
(2024年7月3日更新)
2024年度活動方針
・原則および預金・貸出・リースガイドラインの改定を踏まえ、同WG所属機関の取組を活性化する。
・2023年度に続き、地域支援WGと共催で複数のセミナーを実施する。第6次環境基本計画でも強調されている、気候変動、自然再興、資源循環など諸課題への統合的なアプローチ、地域経済の公正な移行に向けた間接金融の役割について、事業性評価やPIFなどとも絡めながら議論する。
ワーキンググループ活動情報
2024年度
2024年7月19日 | ESG地域金融実践セミナー ~ESG地域金融実践ガイド3.0の解説と取組事例紹介~ |
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2024年9月2日 | 農林水産業・食品産業におけるESG地域金融~実践事例と今後の展望~ |
2023年度
2022年度
2021年度
2021年度第1回/2021年5月28日 | ESG金融/SDGsビジネスセミナー in 四国 |
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2020年度
2020年度第1回/2020年9月8日 | ESG金融/SDGsビジネスセミナー~アフターコロナの社会における持続可能な地域の創出に向けて~(北海道開催) |
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2020年度第2回/2021年3月8日 | ESG金融/SDGsビジネスセミナー~アフターコロナの社会における持続可能な地域の創出に向けて~(岡山開催) |
2019年度(令和元年度)
2018年度(平成30年度)
2018年度(平成30年度)第1回 | 【開催報告】21世紀金融行動原則・UNEP FI・環境省共催セミナー「SDGs達成に向けた積極的な投融資~ポジティブインパクト金融原則」 |
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2017年度(平成29年度)
2017年度(平成29年度)第1回 | リース業の可能性 |
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2017年度(平成29年度)第2回 | 国際環境計画イニシアティブ(UNEP FI)25周年記念アジア太平洋(APAC)地域ラウンドテーブル共催「環境・社会リスク分析:プロジェクト・ファイナンスと赤道原則、今後の展開とは?」 |
2017年度(平成29年度)第3回 | 地方開催セミナー(長野県飯田市)/現地視察 |
2016年度(平成28年度)
2015年度(平成27年度)
2015年度(平成27年度)第1回 | 環境を核とした経済活性化について~地方創生への展望~ |
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2015年度(平成27年度)第2回 | COP21が変えるビジネス―経済モデルの新たな方向性/化石燃料に関する海外投資動向 ― “ダイベストメント”の捉え方/約束草案と地方創生 ― 開拓に向けた知恵と工夫 |