「地域における金融機関のあり方を考える」オンラインセミナー「地域循環共生圏づくりと地域脱炭素 ~いまさら聞けないシリーズ 第1弾~」
人口減少、超高齢化の進展、気象災害の多発等、私たちを取り巻くさまざまな問題に対処しつつ、持続可能な社会の構築を目指す地域循環共生圏は、新型コロナ問題の拡大に対する地域社会の処方箋にもなると期待されます。菅首相が発表した2050年脱炭素目標も、地域のこうした協働のプラットフォームなしに実現は不可能です。2020年末に開催された「国・地方脱炭素実現会議」では、2030年までの10年間に「脱炭素ドミノ」をスタートし、そのドミノを全国津々浦々に展開するとしています。ここで求められているのは、不確実なイノベーションに過度に期待することなく、今できる対策を総動員して次の10年につなげる取組であり、いわば、地域にある潜在的な資源を見出し十分に活用する努力です。その重要なカギを握るのは地域金融機関です。地域循環共生圏の構築を見据えたESG地域金融の推進は、もはや待ったなしの状況と言えるでしょう。
預金・貸出・リース業務ワーキンググループ(預貸リースWG)と持続可能な地域支援ワーキンググループ(地域支援WG)では、「地域循環共生圏」をテーマに連続セミナーを開催しています。第1回は地域の資源と特性を背景に自立・分散型社会を形成するアプローチ「地域循環共生圏」を紹介、地域金融機関の役割について議論しました。第2回では、地域内での経済循環や経済効果を可視化するツール「地域経済循環分析」を金融機関での実務でどのように活用できるかについて議論しました。
他方、取組の重要性に気付き、ESG地域金融を基礎的なことから学び直したいというメンバーの声も聞かれることから、第3回セミナーのでは、「いまさら聞けない」シリーズ 第1弾と銘打って、そもそもESGとは何か、地域課題とどのように紐付け、どのように取組むべきなのか、地域循環共生圏の文脈でどう整理するのか等々を座学形式で学ぶ機会としたいと思います。
地域金融機関の担当者のみなさまにおきましては、お悩み等ございましたらその共有、解消の場としても積極的なご参加をお待ちしております。
開催日時 |
2021年2月15 日(月) 13:30~15:30 |
開催方法 | Zoomウェビナー形式(お申込みいただいた方にオンライン会議情報を開催日数日前にご案内します) |
参加費 | 無料 |
申込方法 |
申込フォームにアクセスして、必須項目を入力してください(推奨)。申込フォームにアクセスが困難な場合は、金融行動原則事務局(wgregistration (a)pfa21.jp ※ (a)を@に変える)宛に、メールの件名を「2/15オンラインセミナー参加希望」として、以下をご連絡ください。①参加者氏名(よみがな)、②Eメールアドレス、③所属機関名称(よみがな)、④部署・役職、⑤所属機関の分類(PFA21署名金融機関/その他の金融機関/企業/自治体/環境省及びその他国の機関/メディア/NGO・NPO/その他から選択)、⑥セミナーで聞きたいこと(いまさら聞けない質問(地域循環共生圏、ESG、その他について))、⑦事務局への連絡事項など(あれば)。 ※ご参加には事前のお申し込みが必要です。 ※お申し込みの方に自動送信される登録完了のメール(no-reply@zoom.us から送付されるもの)に、参加のためのURL等会議室入室情報は記載されています。このアドレスからのメールの受け取りを可能な状態にしておいてください(お申込み後、登録完了メールが届かない場合は事務局までメールにてご連絡ください)。 ※申込者多数の場合は締切期日前でもお申し込みを締め切らせていただく場合もございますので、お早めにお申し込みください。 ZOOMウェビナーへの入室方法等は「オンラインセミナー参加方法のご案内」も参照ください。 |
申込締切 |
2021年2月12日(金)18:00 |
連絡先 |
持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)事務局 (一財)地球・人間環境フォーラム内 E-mail:wgregistration (a)pfa21.jp ※ (a)を@に変える/TEL:03-5825-9735 テレワークが中心となっておりますので、ご連絡はメールにてお願いいたします。 |
参考
「国・地方脱炭素実現会議」
・第1回(12.25開催)資料2 別紙1「地域脱炭素ロードマップのイメージ」
PFA21主催のこれまでの関連セミナー
オンラインセミナー「地域経済循環分析を実務に繋げよう!」(2020.10.15開催)アーカイブ映像はこちら(署名金融機関限定コンテンツ)
オンラインセミナー「地域循環共生圏とは何か」(2020.8.27開催)アーカイブ映像はこちら(署名金融機関限定コンテンツ)
セミナー「地域循環共生圏と金融機関」(2019.10.29開催)
環境省 地域循環共生圏づくりプラットフォーム
プログラム
【開会挨拶】(13:30~13:35)
・金井 司/三井住友トラスト・ホールディングス 株式会社(地域支援WG座長機関)
サステナビリティ推進部 フェロー役員 兼 チーフ・サステナビリティ・オフィサー
【世界が重視するESG・地域ESG金融とポジティブインパクトの創出】(13:35~14:00)
・金井 司/(同上)
【地域ESG金融 地域資源を活かしたイノベーションと地域金融機関への期待】(14:00~14:25)
・竹ケ原 啓介/株式会社 日本政策投資銀行(預貸リースWG座長機関)
執行役員 産業調査本部 副本部長 兼 経営企画部 サステナビリティ経営室長
【地域金融機関はどう取り組んだら良いのか】(14:25~14:50)
・坂本 智徳/株式会社 八十二銀行(預貸リースWG共同座長機関)
総務部 SDGs推進グループ 主任調査役
【2050年に向けた脱炭素ロードマップと地域循環共生圏】(14:50~15:15)
・佐々木 真二郎/環境省大臣官房環境計画課 企画調査室長
【質疑応答:いまさら聞けない質問、お答えします】(15:15~15:25)
〈モデレータ〉
・金井 司(同上)
〈登壇者〉
・竹ケ原 啓介(同上)
・坂本 智徳(同上)
・佐々木 真二郎(同上)
【環境省からのお知らせ】(15:25~15:30)
※ご質問回答や議論が続く場合、ご都合の合う方に残っていただき若干延長する可能性があります。
ダウンロード
資料1(金井氏):世界が重視するESG・地域ESG金融とポジティブインパクトの創出
資料2(竹ケ原氏):地域ESG金融 地域資源を活かしたイノベーションと地域金融機関への期待
資料3(坂本氏):地域金融機関はどう取り組んだら良いのか
資料4(佐々木氏):2050年に向けた脱炭素ロードマップと地域循環共生圏
当日の動画視聴
セミナー後、当日の動画を公開予定です(準備が整い次第公開します)
開催報告
(準備が整い次第公開します)
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