6月1日に開催したセミナー（第1回）では、PCAF（Partnership for Carbon Accounting Financials）と環境省のポートフォリオカーボン分析支援についてのご紹介、また、投融資先の温室効果ガス排出量（ファイナンスド・エミッション）の計測・開示で先行しており、PCAF Japan coalition議長を担っているみずほフィナンシャルグループと、環境省の2021年度の当該支援事業に参加し、取引先支援を模索する八十二銀行からPCAFスタンダードの活用事例を紹介いただき、今後の課題などが議論されました。

 

地域金融機関の課題としては、排出量を開示する取引先企業が限定的なため推計値を用いざるを得ず、そのデータを用いた取引先とのエンゲージメントでは踏み込んだ話がしづらいということでした。

 

第2回セミナーとして、示された課題解決への一歩として、第1回セミナーの振り返り、環境省、十六フィナンシャルグループからのポートフォリオカーボン分析支援事業や事例紹介、ディスカッションを通して、ファイナンスド・エミッションを用いた地域金融機関の取引先とのエンゲージメントの在り方について模索します。

 

ファイナンスド・エミッションの算定や関連する投融資先へのエンゲージメントを担う方のみならず、現場や本部の方も含め幅広くご参加ください。第1回セミナー振り返りの時間もあるので、第1回に参加されていない方もご安心ください（第1回アーカイブ動画は署名機関限定で配信中）。

 

21世紀金融行動原則への署名の有無にかかわらずご参加いただけます。所属先の関連部署・グループ会社等への情報展開もよろしくお願いいたします。

 

第1回セミナー「PCAFを活用した投融資先の温室効果ガス排出量（ファイナンスド・エミッション）算定の手法と事例」について
○こちらのページ下部「ダウンロード」より講演資料がご覧いただけます。 ○署名機関限定 アーカイブ動画視聴方法 ログインして視聴するには、21世紀金融行動原則ウェブサイト各ページ右上のユーザー名とパスワードの入力欄からログインした上で、こちらのページ下部の「セミナー動画」から視聴ください。

 

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プログラム（予定）

（敬称略、内容は予告なく変更することがあります）

【開会挨拶／イントロダクション】15:00-15:05／5分

・竹ケ原 啓介／（株）日本政策投資銀行 （預貸リースWG座長機関）設備投資研究所長

 

【講演】「PFA21×PCAF第1回セミナー（6/1開催）の議論のポイント」15:05₋15:25／20分

・廣瀬 恵／PCAF日本事務局（CSRデザイン環境投資顧問（株） ディレクター）

 

【講演】「環境省ポートフォリオカーボン分析支援の紹介」15:25₋15:40／15分

・中川 晶子／環境省大臣官房 環境経済課 環境金融推進室 室長補佐

 

【事例紹介】「投融資先の温室効果ガス排出量の計測とこれを用いたエンゲージメントの取組」15:40-16:00／20分

・塩崎 智子／（株）十六フィナンシャルグループ サステナビリティ統括室 室長

 

【パネルディスカッション・質疑応答】16:00-16:55／55分

「FEの把握とこれを用いたエンゲージメントのあり方」

＜パネリスト＞

・廣瀬 恵／同上

・中川 晶子／同上

・塩崎 智子／同上

・中林 武／（株）八十二銀行 （預貸リースWG座長機関）企画部 サステナビリティ統括室長

・山際 勝照／（一社）金融財政事情研究会 検定センター 次長

＜進行＞

・竹ケ原 啓介／同上

 

【事務局からの案内＋閉会アナウンス】16:55-17:00／5分

 

ダウンロード

・PCAF日本事務局 講演資料

・環境省 講演資料

・十六フィナンシャルグループ 講演資料

 

セミナー動画