当社は、「人生100歳時代」を見据え、「健康寿命の延伸」すなわち“元気に長生きする”という社会的課題に応えるため、平成28年6月より、「従業員」「お客様」「社会」を元気にする取組み、「太陽の元気プロジェクト」を展開しています。本プロジェクトの主な取組みは、以下のとおりです。
<お客様へのより良い商品・サービスの提供>
高品質の商品・サービスを通じてお客様に一生涯にわたる安心を提供するため、商品・サービスの充実を図っています。
【「ひまわり認知症予防保険」の発売】
・「世の中から認知症をなくしたい」という強い想いが込められた、予防サービスと保障が一体となった業界初(*)の商品、「ひまわり認知症予防保険」を2018年10月に発売しました。
*所定の認知症と診断されたときに保険金を主契約でお支払いする保険は生命保険業界初となります(一般社団法人生命保険協会加盟41社について、当社調べ(2018年7月末時点) )。
【認知症予防をサポートするサービスの提供】
・「認知症にならないための予防」へのお客様の取組みをサポートするという優れた認知症予防サービスとして、簡単な血液検査でMCI(軽度認知障害)のリスクを判定する「MCIスクリーニング検査」や「クアオルト健康ウオーキング」の体験ツアー等をお客様にご案内しています。
・歩行速度等の測定を通じて将来の認知機能低下リスクを知らせる機能や、「脳トレドリル」で脳機能を活性化させる機能、家族がお客様の日々の歩行状況を見守ることができる機能を搭載した「認知症予防アプリ」を提供しています。
【「かけつけ隊サービス」の充実】
・専門知識を有する内務員がシニアのお客さまやそのご家族のもとにお伺いすることで、給付金等のご請求手続きを直接サポートする「かけつけ隊サービス」を提供しています。「かけつけ隊サービス」では、給付金等ご請求手続きを最新端末(コンシェルジュ)にて、完結させることで、最短30分でお支払いが完了するなど(*)、給付金をお支払いするまでの日数を大幅に短縮しています。
*受付の状況等により異なります。
・営業職員が訪問した場合でも最新端末のTV電話機能を使用し本社専門部署とつながることで、専門知識を有する内務員と同等のお支払サービスをご提供できるようになりました。これにより、「10,000人のかけつけ隊」が誕生することになり、サービスの対象がすべてのお客様に拡大しました。
【お客様視点に立ったサービスの充実】
・2016年7月に生命保険会社として初めて、「ユニバーサルマナー(*)検定」を全社に導入し、シニアのお客様や障がいをお持ちのお客様への対応力を高めています。
*ユニバーサルマナーとは、「自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な知識のもと、サポートを実践すること」を意味します。
・各自治体等が実施する「認知症サポーター養成講座」を全社で受講し、認知症に関する正しい知識と理解のもと、地域における認知症の人やご家族に対し手助けをする「認知症サポーター」を全社に配置しております。
・2018年8月より、株式会社ミライロと提携し、「太陽生命手話リレーサービス」を導入しました。こちらのサービスは、聴覚・言語障がいのあるお客様からのお問い合わせについて、ミライロ社の手話通訳オペレーターがビデオ通話(Skype、FaceTime)を通じて手話や筆談により受け付け、その内容を当社お客様サービスセンターにリアルタイムで音声通訳するサービスです。
【「月額利用料サポートプラン」の共同開発】
・2018年12月には、長生きをする方々が、お金の心配をすることなく、ご家族とともに「長生きを喜びあえる社会」にしていきたいという想いから、株式会社ベネッセスタイルケアが運営する高齢者向けホームの利用料を、一生涯受け取れる年金でサポートする新たな団体年金「月額利用料サポートプラン」を同社と共同で開発しました。
<地域社会に対する活動>
社会の「元気」に貢献する取組みとして、「元気・健康」に取り組んでいる企業?団体等を応援しています。
【全国各地での「認知症セミナー」への協賛】
・2018年度、全国各地で開催されたテレビ局や新聞社が主催する認知症セミナーに協賛しました。
【認知症に関する研究】
・2018年10月より、東京都健康長寿医療センターとの「歩行速度データ」を活用した共同研究を開始しました。
・また日本医師会総合政策研究機構の協力のもと、滋賀大学および滋賀医科大学と、認知症と既往症や生活習慣との相関等に関する共同研究を開始しました。
【「日本医師会 赤ひげ大賞」への協賛】
・全国の都道府県医師会が推薦する、地域住民の健康を支える「かかりつけ医」の活動を表彰する「赤ひげ大賞」へ協賛しています。
【「太陽生命クアオルト健康ウオーキングアワード」の実施】
・2016年度より、疾病予防・健康増進に効果のある「クアオルト健康ウオーキング」を全国に普及させることを目的として、「太陽生命クアオルト健康ウオーキングアワード」を実施しています。
<従業員の健康づくり>
従業員が長く「元気」に働ける環境づくりに向け、総労働時間の縮減や有給休暇の取得促進、各種制度の充実等に取り組んでいます。
【最長70歳まで働ける雇用制度の導入】
・業界に先駆けて65歳定年制度および70歳まで働ける継続雇用制度を導入し、厚生労働省等が後援している「日本HRチャレンジ大賞」(2019年度)において金融機関初となる『イノベーション賞』を受賞しました。
【「育児参加のための休暇」を新設】
・他にも、最長3年間の介護休業制度、子が3歳になるまで取得可能な育児休暇・育児休業制度を導入しています。2018年4月には、短時間勤務制度を拡充し、子が小学校卒業まで適用可能としました。
【社内完全禁煙の達成】
・従業員の健康増進への取組みとして、2018年6月には社内禁煙を達成しました。
*「太陽の元気プロジェクト」の取り組みの詳細については、以下をご覧ください。
https://www.taiyo-seimei.co.jp/summary/genki/index.html
【特徴】
・「人生100 歳時代」を見据え、「健康寿命の延伸」という社会的課題にこたえるため、シニアのニーズに合った商品・サービスの一体提供や、健康増進に取り組む企業・地域等の支援、従業員の健康増進や職場環境の改善等について「元気プロジェクト」を通じて取り組んでいます。
・こうした取り組みが評価され、3年連続で健康経営優良法人(ホワイト500)に認定されました。