・昨今の社会的課題である日本の子どもの貧困問題の解決に寄与し、未来を担う子どもたちが将来への希望を持てる社会づくりに貢献したいと考え、特定非営利活動法人キッズドアへの寄付をしています。寄付は経済的に困難な生活環境にある子どもたちへの教育支援に役立てられます。
○日本の子どもの貧困問題の解決に貢献
○ESG投資を通じた社会貢献
・当社は、2016年に三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保・三井住友海上プライマリー生命とともに、世界銀行(国際復興開発銀行)の発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドに投資を行いました。以降当社では、以下の債権投資を通じて収益性の確保のみならず、持続可能な社会の形成に寄与し、社会貢献事業への支援も果たしています。
2017年 アフリカ開発銀行 インダストリアライズ・アフリカ・ボンド
2018年 独立行政法人国際協力機構 ソーシャルボンド(JICA債)
2019年 独立行政法人鉄道建設・運輸施設支援機構 サスティナビリティ・ボンド
グループ各社と協力して取り組む地域・社会に貢献する活動
T&Dホールディングスとグループ各社は、地域社会を支える様ざまな活動に取り組んでいます。
・グループ共同献血活動
本社に会場を設け、夏期と冬期の2回、グループ共同献血を行なっています。2018年度はグループ各社から延べ359名が参加しました。
・クリーンキャンペーン
グループ会社の太陽生命が毎年全国で行なっている「全国一斉クリーンキャンペーン」の本社所在地域での活動に、T&Dホールディングスを始め、グループ各社の役職員が参加しているほか、地域の事業者、区民、区が連携して進める「芝地区クリーンキャンペーン」にも、同地域に本社を置くグループ会社の役職員が参加しています。
・青少年スポーツ、障がい者スポーツへの協賛支援
グループの大同生命が、特別協賛する「全国障害者スポーツ大会」、太陽生命が特別協賛する全国中学生ラクビーフットボール大会、T&Dフィナンシャル生命がオフィシャルパートナーとなる「日本ろう者サッカー協会」が主催する全日本ろう者サッカー選手権大会など、グループ各社が支援するスポーツ大会に、グループ各社の役職員が相互に協力してボランティアや観戦応援として参加しています。
この他にも、グループ会社の大同生命が毎年開催するチャリティー・カレンダー展に当社を含むグループ各社の役職員が参加・協力、また、グループ会社全体で協力してペットボトルのキャップを集める「エコキャップ運動」の実施など、グループで協力し様ざまな社会に貢献する活動に取り組んでいます。
【特徴】
グループ各社の役職員自らが協力して、地域社会に役立つ身近な活動に参加することで、地域社会の健全な発展に貢献するだけでなく、グループとして地域社会への貢献に対する意識を高める活動となっています。
グループ目標を設定して取り組む環境保護の活動
T&Dホールディングスは、グループ各社と協働しグループとしての環境保護関連の目標を設定し、毎日の事業活動の中でその達成に向けた取組みを進めています。
目標は、①「電力使用量の削減」、②「事務用紙使用量の削減」、③「グリーン購入比率の向上」 の3つです。
① 電力使用量削減では、始業前、昼休みの消灯、適切な空調温度の設定、OA機器の使用後電源オフ、早帰り日の設定、ライトダウンデーの実施などにより節電の取組みをすすめています。
② 事務用紙使用量削減では、両面コピーや2 in 1印刷の励行、印刷前の試し印刷による確認徹底などの取組みにより用紙使用量削減をすすめています。また、会議室への大型ディスプレイの設置やタブレット端末の配備を進め、会議やミーティングのペーパーレス化を推進しています。
③ グリーン購入比率向上では、事務用品等のグリーン購入基準を定め、基準を満たす物品の優先購入に努めるほか、事務用品のオンライン発注では、環境対応商品以外のものを購入する場合には申請を必要とするシステム設定にするなどの取組みを進めています。
目標の達成状況は半期ごとに、グループ横断で設置している「グループSDGs委員会」に報告するほか、「サステナビリティレポート」およびホームページで開示し、毎年ステークホルダーの皆さまにお知らせしています。
【特徴】
この取組みは、グループで継続して取り組んでいるものです。電力使用量削減目標は2008年度からの5年目標および2013年度からの5年目標を達成し、2018年度からは新しい10年目標を設定しています。事務用紙使用量削減目標も、2009年度からの5年目標および2014年度からの5年目標を達成し、2019年度からの新しい5年目標を設定しました。グリーン購入比率向上は2009年度から継続して目標以上の比率を達成しています。
○環境および社会貢献取組を推進する独自のマネジメントシステム「MS&ADみんなの地球プロジェクト...
・前述の環境ISOにおける全店共通取組と、各部独自の「環境負荷削減(省資源・省エネ)取組」「職場単位で取り組む社会貢献活動」、さらに一人で参加できる環境・社会貢献活動等を合わせて、全社・全拠点で推進する取り組みです。当社では、スローガン「地球にやさしく、社会にやさしく、財布にやさしく」を掲げ、前述の環境ISO取組、社会貢献活動を実施しています。
○サステナビリティ取組として、SDGsの「3:すべての人に健康と福祉を」を中心に、お客さまの「元...
・健康・医療をテーマとしたオープンセミナーを全国各地で開催し、多くのお客さまに聴講いただいています。
健康と医療、備えの大切さについて、お客さまの理解を深めていただくことに努めています。
・各専用WEBサイトを通して、最新・最先端の医療に関する情報提供・啓発活動に積極的に取り組んでいます。
「からだケアナビ」:「知っておきたい病気・医療」「健康マメ知識」「食で健康」「健康ライフ」の4つのカテゴリーについて、身近な健康情報を閲覧できる情報発信型のWEBサイトです。
「先進医療.net」:先進医療を実施している医療機関の詳細レポートや先進医療に関するコラムにより、最先端の医療に関する情報をお届けする情報発信型の専用WEBサイトです。
「脳卒中Report」:脳卒中の予防法から最新治療法まで詳しく紹介する情報発信型の専用WEBサイトです。
「先進医療ナビ」:先進医療の基礎知識、先進医療に該当する技術および療養内容、その実施医療機関を調べることができる情報検索型の専用WEBサイトです。
・スマートフォン向けアプリ「ココカラダイアリー」の提供を通じて、お客さまのココロとカラダの健康づくりを支援しています。本アプリは、ストレス状態・歩数の測定や、身長・体重等の健康データ、食事内容の記録、医療情報等の確認等ができ、お客さまご自身の健康管理にご活用いただけます。
・公益社団法人日本脳卒中協会と共同事業契約を結び、全国各地で専門医を講師とする「日本脳卒中協会セミナー」を開催し、「予防」と「備え」への理解を深めていただくことに努めています。同協会が定める「脳卒中週間」では、全国の生保課支社での「脳卒中セミナー」開催等により、脳卒中の症状や予防・治療などについて、正しい知識の普及・啓発に努めています。
・厚生労働省が推進する「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の一つである、「認知症サポーター」の養成を推進しています。認知症サポーター養成講座を社員や代理店が受講し、認知症についての正しい知識や認知症の方やその家族をサポートするためのノウハウを学んでいます。受講後は、認知症サポーターとして社会のお役にたてるよう、各地域の見守り活動に参画する取組みを推進しています。
・かけがいのない「いのち」を大切に守り未来に受け継いでいきたいという思いを込めて、当社商品ブランド「&LIFE」の新規契約件数に応じた金額をワクチン等の購入費用として認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)へ寄付しています。
○環境保護・地域貢献活動として以下の取組みを継続的に実施している。 よこはま動物園ズーラシアの花...
・当社社員によるボランティア活動として、「よこはま動物園ズーラシア」の花壇や緑地の整備など、環境保護・地域貢献活動に取り組んでいます。この活動は、よこはま動物園の園内緑化活動計画の一端を当社が担うものです。
○MS&ADインシュアランス グループのラムサール条約湿地保全活動「ラムサールサポーターズ」に参...
・大切な水辺とそこで暮らす多くの生きものたちを守り次世代に引き継いでいくため、MS&ADインシュアランス グループ社員・家族が参加し、国内のラムサール条約登録湿地を中心に、水辺の環境保全活動を行っています。
○環境ISO14001 に合致した環境マネジメントシステムを構築し、事業活動における環境負荷の低...
・全社員が省エネ・省資源、リサイクル活動の推進を目標に取り組む「全店共通活動」と、本社各部が環境に配慮したサービスの提供や業務の進め方に関する具体的活動目標を設定して年間計画を立案・実行する「本社部門活動」の2本柱で進めています。
「全店共通活動」としては、「紙使用量の削減」、「電力使用量の削減」、「ガソリン使用量の削減」の3点を取り組んでいます。
「本社部門活動」の主なものは、「生保かんたんモードの利用推進」です。「生保かんたんモード」は、個人契約を対象に、パソコンやタブレット端末で、提案からお申し込み手続きまでをペーパーレスで完了することができるシステムです。「生保かんたんモード」によって、申し込み手続き書類等がなくなり、省資源・紙使用量の削減につながります。
○社会貢献について、経営企画部にて全社的な活動を推進している。併せて、部署ごとに「サステナビリテ...
・当社では職場単位で、年に1度は「環境・社会貢献活動」に取り組むことを推奨しています。「サステナビリティ取組推進役/サポーター」を中心に、職場単位で取り組む『環境・社会貢献活動』 、会社が企画・運営する各種環境・社会貢献活動 、「あつめるボランティア(収集活動)」等の活動を行っています。
・「サステナビリティ取組推進役/サポーター」を中心に、前述の環境取組を行っています。
環境にやさしいビジネスモデルの構築
インターネットでのご契約手続き推進や、証券e割(保険証券は発行せず、内容はインターネットでご確認いただく)等の推進により、できるだけ紙資源を使わないビジネスモデル構築に取り組んでいます。
【特徴】
インターネット割引(インターネットでご契約手続きをいただいた場合に適用)、証券e割など、取り組み推進のためにお客さまにもメリットがある仕組みとしています。
社員参加型の社会貢献活動の推進
■東日本大震災 被災地復興支援活動
岩手県盛岡市で開催された東日本大震災の追悼行事「祈りの灯火2019 ~あなたに届けたい~」の会場で当日灯された灯篭を、合計64個作成しました。
■スペシャルオリンピックス日本への支援
知的障がいのある人たちに年間を通じて、スポーツ活動の場を提供する公益財団法人スペシャルオリンピックス日本への支援活動として、アスリートたちを応援する証であるミサンガづくりのボランティアに参加しており、2018年度は合計113名が参加しました。
■新宿区「秋の地域ごみゼロ運動」への参加
新宿区主催の「平成30年度 第17回秋の地域ごみゼロ運動」に参加しました。新宿中央公園周辺で清掃活動を行い、タバコの吸い殻や空き缶、ペットボトル等を回収し、街の美化に貢献しました。
【特徴】
社員が自分で参加することにより持続可能な社会の構築に対する関心が深まり、自主的な活動などにも繋がっていくことを志向しています。
「東京海上日動あんしん生命 奨学金制度」および「東京海上日動あんしん生命 幼児教育支援制度」の創...
創立20周年を迎えた2016年度より、日本の未来を支える世代をサポートするための新しい事業として「東京海上日動あんしん生命 奨学金制度」と「東京海上日動あんしん生命 幼児教育支援制度」の2つの制度を開始しました。両制度は、がんなどの疾病により保護者を亡くした子どもたちを経済的に支援する事を目的に、給付型の大学奨学金や幼児の知育教材を、公益社団法人日本フィランソロピー協会と共に提供する取組みです。当社での契約の有無にかかわらずご応募いただけます。
【特徴】
がんなどの疾病により保護者を亡くした遺児を対象とする、大学生向けの給付型奨学金制度と未就学児童向けの知育教材の提供制度です。毎年、奨学生60名、幼児30名を募集しています。
ピンクリボン運動の推進
当社では、ピンクリボン運動(乳がんの早期発見の大切さをお伝えする運動)が一般に広く定着するのに先駆けて、2005年より認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)の協力を得て取組みを推進しています。毎年、ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J.M.S)の実施される10月を中心に、全国で当社単独あるいは自治体、協力企業とタイアップしながら10万枚以上の啓発リーフレットを配布しました。
い
【特徴】
10年を超える継続的な取組みとして社内でも定着しており、全国各地で工夫を凝らした取組みを行なっています。
社有自動車へのテレマティクス装置の導入
当社の全社有自動車にテレマティクス装置を設置し、走行状況をリアルタイムに把握できるようにしました。テレマティクスとは、自動車等の移動体に通信機器を搭載して各種情報をやり取りする仕組みの総称で、当社が導入した装置では、車両の急加減速、平均燃費等の情報を通信で取得できます。
当社では、テレマティクスを活用したエコ安全ドライブの推進を通じて、急加速、急減速などの挙動の発生を抑制し、装置取付以来約10%の平均燃費改善を果たしました。
【特徴】
走行情報を「見える化」する事により、客観的な数値データに基づきエコ安全ドライブを推進しています。
抗がん剤治療患者向け「タオル帽子」の製作
「タオル帽子」とは、抗がん剤治療により頭髪が抜け落ちてしまうがん患者さんのために、1枚のタオルから一針一針心を込めて手作りで作る帽子のことです。盛岡市の市民団体「岩手ホスピスの会」が「闘病中のがん患者さんやそのご家族を支援したい」という想いから始めたもので、全国のがん診療連携拠点病院等に寄贈されています。当社はこの活動の趣旨に賛同し、2009年度より毎年会社を挙げて製作活動を行い、毎年1,000個以上の「タオル帽子」を手作りしています。これまでに累計1万5千個の帽子を寄贈してきました。毎年、当社を中心とした東京海上グループ関係者とその家族が一針一針想いを込めて製作した「タオル帽子」を、「岩手ホスピスの会」を通じてクリスマスプレゼントとして寄贈します。
【特徴】
普段、裁縫に馴染みのない社員にはハードルの高がった取組みですが、長年に亘る継続的な活動により、一人一人の製作スキルも向上してきました。当社役職員とその家族のみならず、代理店さん、グループ会社にも製作の輪が広がっています。
サステナビリティ推進体制と活動内容の公表 1.MS&ADインシュアランス グループのサステナビリ...
1.MS&ADインシュアランス グループのサステナビリティ取り組み
・MS&ADインシュアランス グループは、経営理念の実現に向け、「価値創造ストーリー」を紡ぐ企業活動を通じて、社会との共通価値を創造し、レジリエントでサステナブルな社会を目指します。信頼と期待に応える最高の品質を追求し、ステークホルダーとともに、地球環境と社会の持続可能性を守りながら、誰もが安定した生活と活発な事業活動にチャレンジできる社会に貢献し続けます。
・MS&ADインシュアランス グループの「価値創造ストーリー」のもと、持続可能な社会の実現に繋げていくために「当社のCSR活動」を「サステナビリティ(持続可能)」と位置付け、国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals)を道標(みちしるべ)として推進していきます。
2.あいおいニッセイ同和損保のサステナビリティ取り組み
(1)サステナビリティ重点課題とSDGs
・当社は社会のさまざまな課題を解決していくため、情熱をもって新たなチャレンジを続け、お客さま、地域社会へ貢献することのすべてが「レジリエント(強くしなやか)でサステナブル(持続可能)な社会」の実現につながると認識しています。
・社会的課題の解決に向け、事故の防止、安心・安全な社会の構築に資する商品・サービスを提供するなど、持続可能な社会づくりに貢献することを目指し、「当社ならではの先進的かつ特色ある取り組み」と「環境取り組みの強化」を踏まえ、以下の3つを「サステナビリティ重点課題」と設定し、実施していきます。
① 誰もが安心・安全に暮らせる地域・社会づくり
-地域社会の活性化と持続可能な発展を支援
-事業活動を通じた社会的課題解決への貢献
② 健やかな地球環境を次世代につなぐ
-気候変動への対応
-生物多様性保全
③ チャレンジし続ける企業文化・風土を育む
-企業文化
-企業風土
(2)サステナビリティ推進体制
・サステナビリティ推進を図るため、取締役会直属の諮問委員会として、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しています。サステナビリティ推進に関する基本方針、重点課題、環境対策、地域・社会貢献活動、ステークホルダーへの適正な情報開示の推進等、全社・部門共通取り組みが必要な課題についての審議を行い、重要課題は取締役会に付議しています。社外有識者を委員に迎え、あらゆる視点からご意見を伺いながら論議をすすめています。
【特徴】
・MS&ADインシュアランス グループは、経営理念(ミッション)の実現に向けて、ステークホルダーの期待に配慮しながら、あらゆる事業活動を通じて、企業価値の向上と、持続可能で健やかな地域社会の発展を目指します。
(ご参考:持株会社HP)https://www.ms-ad-hd.com/ja/csr/summary/materiality.html
・当社では、企業価値を向上させるためにステークホルダーに対する責務を果たし、サステナビリティ経営の実践に努めています。
(ご参考:当社HP)https://www.aioinissaydowa.co.jp/sustainability/
募金活動の実施
役職員一人ひとりが気軽に参加できるよう、1口500円、任意の口数で募金活動を実施しました。
集めた募金は、令和元年台風15号で被災された方へ寄付しました。
環境負荷削減に寄与する商品サービス
環境配慮型自動車保険「アサンテ(※)」によるリサイクル部品の利用促進や、紙の約款に代えてWEB上で保険約款を参照いただく「インターネット約款」、紙証券の発行に代えてWEB上で契約(変更)内容をご確認いただく「インターネットによる契約確認サービス(My日新)」等による紙資源の節約に取り組んでいます。
(※) 当社自動車保険「ユーサイド」に「リサイクル部品使用特約」および「指定修理工場入庫条件付車両保険特約」をセットした商品
【特徴】
収益の一部を、ケニア共和国の環境保護活動家、故ワンガリ・マータイ氏が始めたグリーンベルト運動(植林活動)に活用してもらうため、寄託しています。
AED講習会の実施
当社の役職員が事故や災害の場所に居合わせた際、人命救助に有効とされているAEDを速やかに使用できるようにするため、役職員に対するAED講習会を実施しています。