北九州市が推進する古着リサイクル事業(古着を自動車の内装材・防音材に再生し、北部九州の自動車メーカーに供給)に、不要となった制服を提供。
同事業は、“地域循環型のリサイクル(市内や市近郊で回収した古着を市内企業がリサイクル)” “環境産業・自動車関連産業の振興(市の環境未来技術開発助成制度を活用し、市内企業が効率的なリサイクル技術を開発)” “新規雇用創出”等につながり、同市が目指す「環境と経済が両立したグリーン成長」に寄与。
北九州市の古着リサイクル事業への参加
環境配慮型商品の取扱い
環境保全に取り組む企業・個人事業主の皆さまを積極的に支援するべく、金利優遇型の商品を取り扱っています。
・百十四SDGs環境応援ローン(百十四SDGsローン)
・環境配慮型私募債(百十四オリーブ債)
・114再生可能エネルギー事業支援融資
「SDGs私募債」の取扱い
お客さまのSDGsへの取組みを社債の引受けを通じて支援する「SDGs私募債」を取扱い。本私募債は、CSR私募債、環境私募債、寄付型私募債のラインアップで構成。本私募債の発行企業に対しては、公益財団法人九州経済調査協会によるSDGsへの取組状況の調査を踏まえ、当行が「SDGs認定証」を授与。
「サステナビリティ・リンク・ローン」の契約締結
2021年9月、九州地銀初の取組みとして、「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下、SLL*)第1号案件の融資契約を締結。
*SLLとは、取引先が自社のESG/SDGs戦略に基づき、「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット」(以下、SPTs)を定め、金融機関がその達成度合いに応じて、金利を変動させる等のインセンティブを設定する融資。
【特徴】
本件では、SPTsとして取引先企業の環境関連営業資産残高を設定。本件を通じて取引先企業の環境配慮・気候変動への取組みを支援。
環境負荷軽減への取り組み
◆ 電気自動車、ハイブリッド車の導入
走行中のCO2排出ゼロの電気自動車「i-MiEV」や、ハイブリッド車を営業車として順次導入しています。
◆ クールビズ・ウォームビズの実施
冷暖房需要が拡大する時期の節電対策として、クールビズ・ウォームビズを実施しています。
2020年実施期間 【クールビズ】 5月 ~ 10月
【ウォームビズ】 11月 ~ 3月
J-クレジット地域コーディネーターとしての活動
平成23年9月に鳥取県、平成25年6月に鳥取県日南町と県内2自治体からJ-クレジット地域コーディネーターに認定されております。J-クレジット購入企業が私募債を発行する際の引受手数料の0.2%を優遇する「とりぎんSDGs私募債 ふるさと未来応援債『環境型』」の取り扱いなど、お取引先への「カーボン・オフセット」の紹介を通じて、環境配慮型経営の支援とCO2削減に取組んでいます。
省エネ・環境に配慮した本店ビル
本店ビルは既存の壁面ガラスを新ガラススクリーンで二重に覆う「ダブルスキン工法」を用いた大規模改修で省エネに貢献した等の理由から「BELCA賞※ベストリフォーム部門」を受賞しています。2013年に受賞している「ロングライフ部門」との両部門受賞は全国初です。
※長期にわたり適切な維持保全や優れた改修を実施した既存建築物を表彰する制度。公益社団法人ロングライフビル推進協議会(BELCA)が選定。
紙クロス通帳の取扱い
2014年4月より取扱い開始している新通帳では、表紙の素材にリサイクルが可能な紙クロスを使用しているほか、印刷にはベジタブルインキ(植物性インキ)を使用し、環境に配慮しています。
114スマート通帳(無通帳口座)による紙通帳使用量削減
お客さまの利便性向上を図るべく、スマートフォン上で普通預金および貯蓄預金の入出金明細がご確認いただける114スマート通帳(無通帳口座)の利用を推進しています。スマートフォン上で口座管理ができ、紙通帳使用量の削減に繋がっています。
地域の環境保全・美化活動の実施
地域の環境美化への参画と行員の環境意識向上のため、鳥取砂丘で年2回開催される一斉清掃に参加するほか、地域の清掃ボランティア活動に参加しています。
りゅうぎんユイマール助成会
当助成会は、(株)琉球銀行創立45周年を記念して設立され、沖縄県において県民のための社会福祉活動、環境保全活動を実施しているNPO法人等の非営利目的の法人または団体を支援する目的で助成活動を展開しています(1993年から助成開始)。
毎年2回(上期・下期)厳正な審査を経て、2021年度上期は18先の方々へ助成を行いました。
【特徴】
役職員より集まった募金と同額を銀行からの寄付で運営しており、2021年度は、呼吸子ども無料食堂、こどもいちば食堂委員会、アートキャンプ2001実行委員会等へ助成を行いました。
また、子供貧困対策事業の一環として、子供居場所づくりイベント事業を実施している17団体へ助成金を贈呈しました。
りゅうぎんキッズスクール
県内の小学5、6年生を対象に、体験参加型ビジネスシミュレーションゲームを通じ「お金」や「銀行」、「経済」について学習する機会を提供しています。
※ 2021年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
【特徴】
当行が開催することにより地域の子供たちに経済について考える機会を提供しています。
オリジナルエコバッグの作製
持続可能な社会の実現に資する取組みの一環として、「オリジナルエコバッグ」を作製し、全役職員(パートタイマー等含む)に配布しました。プラスチックごみの削減やリサイクル意識の向上に取り組んでいます。
環境配慮型商品とサービスの提供
環境配慮型の融資、私募債、ローン、無通帳普通預金口座の取扱いなど商品ラインナップの充実に努め、お客さまの環境配慮型経営や再生可能エネルギー導入、環境保全に向けた取組みを金融面から支援しております。また、省エネや再生可能エネルギーに関するビジネスマッチング等も実施しております。
『国場川水あしび』イベント
環境保全活動の一環として、国場川水あしびイベント(漫湖周辺のごみ拾い、マングローブの稚樹抜き作業)に役職員がボランティア活動として参加しました。
※ 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
【特徴】
イベント会場は、水鳥・湿地センターでラムサール条約登録湿地です。南部7市町村が主催者として対応している活動です。また、集めたごみの焼却によって排出されるCO2を、カーボンオフセットしている活動です。
環境配慮型金融商品の取り扱い
環境対策等に取り組む方を対象として、以下のローン商品について所定の金利より一定の金利優遇を行っています。
・りゅうぎんエコパワー(SDGs気候変動対策に資する設備資金)
・ZEHまたはBELSを取得した際の住宅ローン・アパートローンの金利優遇
【特徴】
金融商品を通じ、持続可能な社会の形成に貢献します。
カラーユニバーサルデザイン・エコクロス通帳の使用、「りゅうぎん通帳アプリ」サービスの取扱開始
「文字の使い方」や「色の使い方」などに様々な配慮や工夫を加え、高齢者・障がい者・色覚障がい者など誰もが使いやすく、見やすいユニバーサルデザインを使用しています。
通帳の素材は、環境に優しいエコクロス使用でカーボンオフセットし、環境面に配慮した通帳となっています。
また、紙の通帳の代わりにスマホアプリを利用した、「りゅうぎん通帳アプリ」サービスの取り扱いを開始しました。
【特徴】
今後も通帳・証書の作成時には活用していく予定です。
本部支店にて「Nearly ZEB」を実現
環境問題への取り組みの一環として、2019年3月25日(月)に新店舗へ移転した本部支店が、国土交通省公示に基づく第三者機関より「Nearly ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービルディング)」の認定を受けました。ZEBとは、ゼロエネルギーに向けた達成度に応じて3段階に区分されており、年間エネルギー収支を100%以上削減したものを「ZEB」、75%以上を「Nearly ZEB」、50%以上を「ZEB Ready」と定義しています。
【特徴】
今回の「Nearly ZEB」の認定は県内初となり、本部支店は光熱費のランニングコストを大幅に抑えた建物を実現しました。
環境に配慮した業務運営
LED照明の導入や冷暖房の温度調整、クールビズの実施によって省エネルギー化に努めています。
また、行内文書・帳票等を電子化し、ペーパーレス化による資源の保護に取組んでいます。
『環境格付融資FFG「エコ・ローン」』の取扱い
環境経営を行う企業をFFG独自の目線で評点化し、得点に応じて金利優遇を行う環境格付融資FFG「エコ・ローン」の取扱いを展開しています。「玄海灘や有明海など九州の自然」や「地産地消」を意識した企業の環境保全の努力を評価項目に取り入れるなど、オリジナリティのある地元密着型の商品です。
FFGでは今後とも地域の皆様の環境保全活動をサポートするため、「金融」がもつ役割・機能を通じて、環境保全につながる商品やサービスを積極的に提供してまいります。