静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(静岡銀行グループの会員のうち、平成28年度の参加者数は4,615名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています。【特徴】静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。
従業員の地域・家庭での環境への対応強化
静岡銀行グループの環境負荷の低減
静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減(クールビズ&ウォームビズ)等を実施しています。また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、平成28年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)④ LED照明【特徴】静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。
社会貢献活動
・トキ保護活動への支援国際保護鳥に指定されている新潟県の鳥「トキ」の保護に協力するため、当行役職員の募金と合わせ、昭和43年から毎年保護活動に寄付している。平成22年からは、トキの野生復帰活動を応援する投資信託「トキ応援ファンド」「トキ子育て応援ファンド」の販売から得られる信託報酬の一部を「新潟県トキ保護募金」に毎年寄付している。・環境ボランティアへの参加地域福祉や環境保護等への寄付事業や行員の環境ボランティア(新潟県の絶滅危惧種であるトキ・ヒメサユリ・イバラトミヨ等の保護ボランティア等)への参加。・日本の森を守る地方銀行有志の会に参加各地方銀行の森づくり活動の情報をネットワーク化することにより、国土の7割を占める日本の森を守る活動を支援していくことを目的とした同会に参加。【特徴】当行役職員が毎月お金を拠出し、寄付事業や行員のボランティア参加を支援している「北銀まごころの会」(自主参加募金組織)を結成し活動中。
省資源・省エネルギーの推進
・空調運転時間の調整等による電気使用量の削減、再生紙購入の促進、廃棄文書の再利用の推進・営業店の廃棄文書を本部で回収し、切断破砕処理したうえで、再生紙の原材料としてリサイクル
「環境方針」「環境プラン」「環境プログラム」の制定「環境会議」・「環境委員会」の設置
① 2008年に制定した「環境方針」(基本方針と行動指針)に基づき、具体的な行動計画として「環境プラン」(中期計画)、「環境プログラム」(年度計画)を制定して、全役職員が一丸となって環境保全活動に取り組んでいます。② 環境問題の取組については専務取締役を議長とし、常務取締役等で構成する「環境会議」ならびに、各部部長がメンバーとなり、各部横断的な組織である「環境委員会」を適宜開催し、計画の策定、進捗状況の管理等を実施しています。【特徴】「第三次環境プラン」(平成29年4月1日~平成32年3月31日)において、電気、ガス、ガソリンの各使用量について、平成28年度を基準として、毎年1%以上の削減を目標としています。
環境に配慮した商品・サービスの取扱い
・ホクギン環境配慮型特別融資および環境配慮型私募債~for the earth~環境問題に取り組む事業者の資金調達を支援。・住宅ローン環境配慮型(省エネ)設備設置住宅を取得されるお客さまを支援(当行所定の金利から一定の金利引き下げを実施)。【特徴】・コンサルティング営業部に環境分野の専担者を配置