小中学生を対象に銀行での体験学習の受け入れ、高校での金融経済についての出前授業、大学では金融学の寄附講義を実施しています。
高校生に金融経済を楽しんで学んでもらうクイズイベント、「全国高校生金融経済クイズ選手権エコノミクス甲子園」の愛知大会を毎年主催しています。
地域の大学とともに小学生を対象としたSDGsへの理解を深める学習イベント「SDGs探検隊~街歩きで見つける私たちの”サステナビリティ”~」を開催。
未来を支える子どもたちがSDGsについて考える機会を提供することで、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
来店したお子さまへお渡ししているノベルティについて、「SDGsを学べるシール」、「絶滅危惧種の生き物を折ることができる折り紙」を採用し、銀行での待ち時間やご自宅で楽しく学んでいただける仕様としています。
お客さまからお預け入れいただいた預金残高の一定割合相当額を寄付する商品により、愛知県が創設した「子どもが輝く未来基金」へ寄付をしています。
新築する店舗については「 LED 照明」 の使用、太陽光発電や再生可能エネルギーの利用、県産木材の利用など、 環境に配慮した店舗づくりを行っています。
・ 明治安田生命保険相互会社と協働して『ペットボトルキャップ収集活動』を実施しています。
・ 全店より使用済切手を回収し、大分県盲人協会へ寄贈しています。
・ 全店より使用済インクカートリッジを回収し、県内の支援学校へ寄贈しています。
・ 本店早朝ボランティア清掃(月1回)、大分駅前いこいの道ボランティア清掃(月1回) を実施しています。
・ 大分県生活環境部が主宰する『おおいたうつくし作戦県民会議』に委員として参加しています。
お取引先企業さまのサステナビリティ経営を金融面から支援する取組の一環として、「あいぎんポジティブ・インパクト・ファイナンス」を取扱いしています。国際的な金融原則の枠組みに沿った融資商品で、お客さまの企業活動が環境・社会・経済に及ぼす影響を包括的に分析・評価(インパクト評価)します。インパクト評価により特定されたポジティブな影響の増大とネガティブな影響の低減に向けた取り組みに対して目標(KPI)を設定し、モニタリングを実施することで、当該取り組みを継続的に支援します。
設定した目標の達成に向けて取り組む過程を対外的に発信することで、お客さまの社会的評価の向上が期待されます。
本商品では当行がインパクト評価とモニタリングを実施します(※)。
※当行のポジティブ・インパクト・ファイナンス実施体系は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が制定したポジティブ・インパクト金融原則(PIF原則)への適合についてセカンドオピニオンを取得しています。
お取引先企業さまのサステナビリティ経営を金融面から支援する取組の一環として、「サステナビリティ・リンク・ローン」、「サステナ経営応援ローン」を取扱いしています。本商品は、お客さまがSDGsやESGに関連する経営目標を定め、その達成度に応じて金利引下げ等のインセンティブを受けられる融資商品です。
タブレット端末の導入
タブレット端末の導入により、お客さまとの現金や通帳の授受手続きや、投資性商品の申込受付をペーパーレス化しています。
銀行アプリ・インターネットバンキングの推進
・ 来店して申込用紙に記入することなく、アプリで口座開設の申込ができます。
・ アプリ内で表示され、最大1,000明細を確認できるスマート通帳を導入し、紙の通帳の削減に取り組んでいます。
・ 通帳、キャッシュカードの紛失や再発行等の各種お届けをアプリやインターネットバンキングからお手続きできる機能を導入し、ペーパーレスと業務効率化に繋げています。
当行本店で使用するガス・電力をそれぞれCO2クレジットにより相殺(カーボンオフセット)したカーボンニュートラルLNG(液化天然ガス)、愛知県産再エネ由来の環境価値を用いたCO2フリー電力に切り替えし、カーボンニュートラルなエネルギーを使用しています。
一宮市、東邦ガス株式会社、アーバンエナジー株式会社とともに、一宮市におけるエネルギーを市内で循環させる地産地消型の地域新電力会社「いちのみや未来エネルギー株式会社」を共同出資により設立いたしました。
いちのみや未来エネルギー株式会社は、一宮市のごみ焼却施設である「環境センター」でつくられた再生可能エネルギー由来の電力などを公共施設へ供給することにより、エネルギーの地産地消を推進し、市内の二酸化炭素排出量の削減を図ります。あわせて、小売電気事業から得られる収益を、市内の再生可能エネルギー設備の維持・拡大による脱炭素化に活用するなど、資金の域内循環を通じて市の課題解決に取り組みます。
持続可能な社会の実現のため国際社会全体で取り組むべき目標であるSDGsの達成に、より一層貢献していくことを目的として「あいぎんグループSDGs宣言」を制定しております。
<あいぎんグループSDGs宣言>
愛知銀行グループは、国際連合が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の趣旨に賛同し、地域経済の発展と地域社会の課題解決を支援することで、地域に暮らす人々の安心で豊かな生活と持続可能な社会の実現に努めてまいります。
<重点取組方針>
(1)環境の保全
環境保全・負荷低減に取り組むお客さまを支援するとともに、自行での取組も充実してまいります。
(2)地域経済の持続的発展
お客さまの多様なニーズや地域社会の課題に対し、金融サービスを通じて支援することで、地域経済の持続的発展に貢献してまいります。
(3)豊かな生活と多様な人材の活躍
金融知識の普及を通じて、豊かな生活と多様な人材が活躍できる社会等の実現に向け取り組んでまいります。
当行はTCFD提言に賛同し、気候変動・環境問題への対応を強化していくとともに、TCFD提言を踏まえた気候変動のリスク・機会に関する情報開示の充実に努めております。
2023年6月28日、環境省中部地方環境事務所と「脱炭素及びローカルSDGsの実現に向けた連携協定書」を締結しました。中部地方における脱炭素施策の普及・促進等を通じて、地域課題の解決や、地域活性化を図りつつ、脱炭素・自然共生・循環型社会の構築を目指す「ローカルSDGs」の実現に資することが目的です。
<主な連携内容>
地方公共団体・地域企業等に対する脱炭素施策の普及・促進に関する事項
地方公共団体・地域企業等が抱える脱炭素に向けた課題の特定に関する事項
地域の多様な主体間の交流創出及び連携促進に関する事項
環境・経済・社会分野における地域課題の同時解決の促進に関する事項 等
2023年10月18日には、愛知銀行・中京銀行・環境省中部地方環境事務所 連携記念セミナー「脱炭素を通じたローカルSDGsの実現に向けて」を開催しました。
融資業務における環境・社会への配慮のため、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行において、禁止する融資、取組みに際し留意する融資を「環境・社会に配慮した融資の取組み方針」に定めております。適宜見直しを行っており、2022年には「石炭採掘」セクターに関して改定を行いました。
SDGsの取組みを通じて持続的に成長する地域社会と、それを支える企業の創出・成長を促す架け橋となることを目的として、2021年4月にSDGs支援子会社サステナブルスケール社を設立しました。当社は国連「新国富報告書」代表である九州大学馬奈木俊介氏を取締役に迎え、地域社会・企業のSDGsに対する取組みを評価し、定量的な見える化を行っております。2021年11月にはSDGsスコアリングモデルサービス「Sustainable Scale Index」をリリースし、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行のお取引先に本サービスの提供を開始しております。
地域の脱炭素に向けた取組みを加速させるため、当社グループにおけるCO2排出量(Scope1+2)削減目標を2022年5月に「2030年度までにネットゼロ」と設定しました。
目標達成に向け、店舗建替え時に環境配慮型店舗へシフトすることや、高効率な空調への切替、LED照明の採用など、省エネ施策を実施していきます。加えて、現在使用している電力を再エネ由来電源へ切り替えていくことも検討してまいります。
当社グループでは、サステナブルファイナンス関連の商品・サービスを豊富に取り揃えています。FFGの取引先と、ESG/SDGsに取り組む企業・団体との接点を持つ機会を提供するため、2019年よりグループ各行にてSDGs私募債を取り扱ってきました。また、2023年3月には本業支援ローン、2023年7月には<FFG>ポジティブ・インパクト・ファイナンスの取り扱いを開始しました。これらの商品・サービスを起点に対話の機会を増やし、SDGsの観点からも、お客さまへの理解をより深めていきます
当社グループの地方創生における具体的な取り組みは、「地域プロジェクト」と「地域産品の販路チャネル拡大」の2本柱です。
「地域プロジェクト」は、自治体、地場企業、大学などとコンソーシアムを組成し、国や自治体の補助金や企業の
資金を活用しながら課題解決を行い、ビジネス機会を創出する取り組みであり、2022年度は32件のプロジェクトを実行しました。
「地域産品の販路チャネル拡大」は、グループ傘下のiBankマーケティングとともに、地域産品・工芸品等をリブランディングし、ECやクラウドファンディングといったデジタルチャネルや、商業施設等でのリアル催事により販路拡大を支援しています。2022年度は36件の取り組みを実施しました。
経営理念に基づく事業活動を通じた持続可能な地域社会の実現に貢献する基本方針として、「サステナビリティ方針」を制定しています。
<サステナビリティ方針>
愛知銀行グループは、経営理念である「地域社会からの信頼を大切にし、地域社会の繁栄に貢献します」に基づく事業活動を通じて、「地域の発展」と「企業価値の向上」を目指すとともに、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
県内の小学生を対象に、毎年「りゅうぎんキッズスクール」を開催し学習する機会を提供しています。
【特徴】
地域の子供たちに社会や経済について考える機会を提供しています。
沖縄県の伝統工芸である紅型の技法を踏まえながら、紅型デザインの向上を図る「創造的な場」を紅型作家や愛好家に提供することを目的に「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」を毎年開催しています。
【特徴】
入賞作品については、当行のカレンダーや通帳、広報物等に幅広く活用されています。
創立70周年記念事業の一環として、「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」を2019年より実施しています。沖縄県の伝統工芸である「琉球漆芸」の技術伝承や産業継続の支援を目的としています。
【特徴】
博物館や美術館に所蔵されているような、製作するにあたり高い技術が必要となる琉球漆器の復刻をとおして技術の蓄積につなげる復刻事業と、現代のライフスタイルや市場のニーズに合う商品開発により、漆器の市場拡大を図る商品開発事業から構成されています。