地域社会の一員として、主体的に環境ボランティア、環境教育、啓蒙活動を実施し、地域の環境改善と意識向上を図っている。

地域社会の一員として、主体的に環境ボランティア、環境教育、啓蒙活動を実施し、地域の環境改善と意識...

八十二銀行は、地域社会の一員として、主体的に環境ボランティア、環境教育、啓蒙活動を実施し、地域の環境改善と意識向上を図っています。例えば、「地域貢献と環境教育の充実」への取組みとして、「生物多様性保全」への取組み、環境ボランティア活動の取組み、Kids’ISO(キッズ・アイエスオー:子どものための環境教育プログラム)の実施、環境コミュニケーションなどを推進しています。生物多様性保全に関しては、2011年6月に「生物多様性保全基本姿勢」を制定し公表しています。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p49「3つの柱3:地域貢献と環境教育の充実」参照)【特徴】・当行は職員の子弟向けにも「Kids’ISO」を実施しております。2017年度は、「入門編」が12名、初級編は1名の子どもたちが実施しました。・29年度は、「環境ボランティア活動」に、延べ4126名の役職員が参加しました。・当行の従業員などに対する環境教育が評価され、「環境人づくり企業大賞2016」で優秀賞を受賞しました。

「ふるさとの森林(もり)を守る活動」の実施

●「ふるさとの森林(もり)を守る活動」を積極的に展開1.長野県が推進する「森林(もり)の里親事業」に基づき、長野県内5団体と「『八十二の森』森林(もり)の里親契約を結び、役職員が森林整備活動に取組んでいます。(21年より)・29年度、7回の活動で延べ683名の役職員が参加しました2.年間各人1回環境ボランティア参加運動を実施(21年より)各行政が主催する環境ボランティアの参加者を通報で募集を行い、積極的な参加を推進しています。・29年度は環境ボランティアに延べ4,126名の役職員が参加しました。3.戸隠森林植物園内にある「戸隠森林学習館」のネーミングライツを取得(24年7月1日より)戸隠森林植物園内にある森林学習館のネーミングライツ(命名権)を取得し、森林学習館の名称を「八十二森のまなびや~ecologyBank82戸隠森林館~」としました。森林学習館の取組みは、当行の目指す環境教育や生物多様性保全の考え方に合致し、地域貢献活動の一環として取得に至りました。4.生物多様性保全に資するボランティアの実施生物多様性保全活動の一環で、特定外来生物アレチウリの駆除活動に参加しました。・29年度は、長野県内7ヶ所で計11回アレチウリの駆除活動を行い、役職員延べ223名が参加しました。【特徴】・豊かな自然環境に恵まれた長野県に基盤を置く当行は、環境に配慮し、自然環境と共存しながら地域社会とともに発展することを目的に、従前より環境問題への取組みを進めています。長野県は県土の8割が森林で占めており、緑の社会資本として様々な恩恵を享受しています。しかし、林業従事者の減少等により自然の荒廃がすすんでいます。当行の「ふるさとの森林(もり)」である長野県の森林を守る活動を積極的に展開し、持続可能な地域の形成に寄与しています。・上記の活動が評価され、平成25年1月、長野県ふるさとの森林づくり賞森林環境教育の部で「長野県知事賞」を受賞しました。

社会の持続可能性を高める活動が経営の重要な課題ととらえ、取組みの情報開示を実施

八十二銀行は、社会の持続可能性を高める活動が経営の重要な課題ととらえ、取組みの情報開示を実施しております。CSR報告書における「環境報告」において、取組みを開示するとともに、環境保全活動による実績データを「環境会計」として報告しています。また、26年度より、スコープⅢの算定を行い、サプライチェーンを含めた温室効果ガス排出量の把握を行っております。また、29年度CDP気候変動におきましては、「B(マネジメント)」の評価を受けました。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p49参照)【特徴】当行では、2004年度より環境会計を銀行界で初めて導入し、環境保全活動のコストと、それによる経済効果及び環境保全効果を定量的に把握しております。この結果を公表し、当行の環境保全活動について一層皆様にご理解いただくとともに、永続的かつ効果的な環境保全活動を展開していくための資料としております。

〈あきぎん〉森づくり活動

由利本荘市の水林地区海岸林は、松くい虫の被害地であったことから、その再生のため平成21年と22年にクロマツの苗木2,700本を植樹し、以降は苗木の生育を補助するための下刈りおよび枝打ち活動を継続して行っております。今では大きいもので4メートルを超えるまでに成長しております。

環境関連商品の取扱い

東北銀行では、平成22年5月より、「とうぎんエコ・ローン」を取扱いしています。事業者の環境への取組状況を当行独自の「環境格付」によりスコアリング評価し、格付に応じて金利の引下げを行うことで環境保全に積極的な事業者を支援、育成しています。【特徴】銀行の本来業務を通じて、環境保全に取り組んでいます。

カーボン・オフセットの取組み

平成29年度中に当行で作成した印刷物や協賛したイベント等に関し、カーボン・オフセットを実施しました。オフセットしたCO2排出量は、20t相当になります。この取組みは平成24年度から行っており、当行の自助努力でCO2の削減が困難な作成物等について、可能な範囲でCO2排出量を計算し、J-クレジットとオフセットしています。

カーボン・オフセットへの取組み

①「使えば使うほど、環境へ貢献できるATM」をコンセプトとして、ATMのご利用1件につき20gのCO2を、新潟県内のクレジット※1で力ーボン・オフセットする「グリーンATM」に取り組んでいます。②新潟県カーボン・オフセット※1制度のさらなる活用・促進を図るため、新潟県と「新潟県カーボン・オフセット制度コーディネーターに関する協定」を締結しています。あわせてカーボン・オフセットクレジットを有する森林事業者等と「新潟県カーボン・オフセット制度コーディネーターにおける紹介業務に関する契約」を締結し、当行は「コーディネーター」として、地球温暖化対策などに取り組むお客さまに対して、クレジットの売買・活用を紹介しています。※1「新潟県のクレジット」新潟県の森林を整備することで増加する「CO2の吸収量」をクレジット(温室効果ガス排出削減・吸収量)として県が認証したもので、企業が排出するCO2と相殺(オフセット)し、環境活動等への活用が可能。【特徴】・取り組み状況については、随時ホームページで開示をしております。

環境配慮型商品・サービスの展開

環境に配慮した商品・サービスを展開しており、主なものは以下の通りです。・環境格付け融資制度や環境配慮型私募債を通じた資金調達サポート・「エコアクション21」認証取得のための支援プログラム・太陽光発電普及促進に向けた専用ローン・信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団へ寄付する投資信託「自然環境保護ファンド尾瀬紀行」など【特徴】・コンサルティング推進部に環境分野の専担者を配置

≪あきぎんエコ宣言≫

環境問題への取組方針として制定した「あきぎんエコ宣言」に基づき、省エネルギーへの取組み、地球温暖化防止に向けた活動を積極的に進めております。《あきぎんエコ宣言》①室内の温度設定をこれまで同様夏季28°C、冬季20°Cに設定するとともに、クールビズ、ウォームビズにも取り組みます。②シュレッダー車の活用により、紙資源のリサイクルに努めるほか、両面印刷の励行など紙の使用枚数削減に努めます。③エコ定期など環境保全に役立つ商品ラインナップの拡充に努めるほか、贈答品についてもエコ対応商品の導入に努めます。④低燃費車の導入を順次進めるとともに、アイドリングストップにも努めます。⑤照明器具および待機電力の利用削減に努めます。⑥松枯れ再生などの森林育成に積極的に取り組みます。

環境問題をCSR(企業の社会的責任)の根幹と位置づけ積極的かつ継続的な環境改善を通じて持続可能な...

八十二銀行グループは、環境保全活動をCSR《企業の社会的責任》の根幹と位置づけ、積極的かつ継続的な環境改善をつうじて持続可能な地域社会の形成に寄与します。当行は地方銀行としての役割を十分認識し、ご融資等の本来業務を通じお客さまや地域の皆様の環境改善に資する活動を使命と考え、「エコロジーバンク82」を標榜し、役職員一丸となって活動を展開しています。2018年8月、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」において、「エコ・ファースト企業」の認定を受けました。当行の認定により認定企業は、全国で45社、銀行業界で2社となりました。なお、長野県内の企業では初めての認定となります。当行の「エコ・ファースト約束」が銀行業界トップの活動内容であると環境大臣より評価されたものです。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p46参照)

尾瀬環境保護活動

国立公園尾瀬の自然保護のための活動に取組んでおります。店頭・街頭での募金活動や、お客様をお連れした尾瀬のツアーを開催し、お客様へ尾瀬の魅力や自然環境保護活動を紹介し、啓蒙活動に取組んでいます。また、社員のボランティア活動として尾瀬の「ゴミ持ち帰り啓蒙活動」に参加するなど、積極的に自然保護活動に取り組んでおります。また、店頭・街頭での募金活動を社員60名、県内4カ所で実施し、10万円の浄財が集まりました。

CO2削減

夏季エアコン設定28℃、冬季暖房設定20℃として、節電および使用燃料の削減を行っております。また、店内照明器具のLED器具への切替や全店にゴーヤの種を配布し、「緑のカーテン」運動を推進しております。営業車両についてはエコカーへの入替を進めております。

「エコ(eco)でやさしい店づくり」

新店舗を「エコ(eco)でやさしい店づくり」をテーマに、「お客さまにやさしい」「地球にやさしい」「環境にやさしい」の3つのコンセプトに基づいて建設しました。ハイブリッド街路灯、カーボンオフセット認証カーペットや床材の使用、国内初の調湿建材として登録認定されている壁材等を導入しております。【特徴】環境に配慮した店舗づくりの取組みです。

環境に影響を与える可能性のある設備の管理強化などにより汚染予防に取組んでいるほか、職員一人ひとり...

八十二銀行は、行用車へのハイブリッドカー導入や、環境に影響を与える可能性のある設備の管理強化などにより汚染予防に取組んでいるほか、職員一人ひとりが行内はもちろん各家庭においても、省エネ・省資源活動に地道に取組んでいます。具体的な取組みとして、エコ通勤(マイカー通勤原則禁止)の取組み、クールビズ・ウォームビズの実施、環境配慮設備の導入、グリーン購入などを推進しており、社内における環境活動の一層の促進をはかるため、2004年度より「エコロジー大賞」を実施し、環境活動を積極的かつ模範的に推進した部店を社内表彰しております。また、平成28~29年度には、営業店105店舗のロビー・ATMコーナーの照明をLED化し、大幅な省エネルギーを実現しました。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p48「3つの柱2:自らの環境負荷低減活動」参照)【特徴】・当行グループ12社が、「国土交通大臣表彰(平成22年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰)」を受賞いたしました。これは、環境保全活動に積極的に取組み、顕著な功績のある者を表彰する制度で、エコ通勤と環境保全全般に対する取組み姿勢が評価されました。同賞受賞は金融界では初めてのことであり、当行にとっては2005年(平成17年)の環境大臣賞受賞以来、2度目の大臣賞受賞となりました。・24年10月には、長野県より「循環型社会形成推進功労者知事表彰」を受賞しました。これは、溶解システムの構築などの先駆的な活動及び長期的かつ地道な環境保全活動が、地域の循環型社会形成のために貢献していると評価されたものです。

「とうぎんの森」づくり活動の実施

東北銀行では、県内金融機関で初めて、岩手県の「企業の森づくり」制度を利用し、「とうぎんの森」づくり活動を実施しています。これまで、計14回、当行役職員とその家族、町役場の職員など延べ985名が参加、草刈りや丸太の搬出、植栽など森林整備活動を行っています。【特徴】本活動により岩手県からCO2吸収量の認定を2度受けています。

「公益信託福島銀行ふるさと自然環境基金」による助成活動

福島県における自然環境保全を図り、自然と人間の調和の取れた社会づくりに資することを目的に、平成4年に「公益信託福島銀行ふるさと自然環境基金」を設立しました。自然環境の保存及び活用に関する実践活動・普及啓発・調査研究に取組む団体に対し助成を行っております。【特徴】平成29年11月に「福島県耶麻郡猪苗代町立翁島小学校」、「喜多方自然史研究」、「NPO法人自然と人間との共生プロジェクト」、「夏井川流域住民による川づくり連絡会」の4団体に対し助成を行いました。設立からの累計で、66団体に対して総額1,522万円を助成しております。

住宅ローン・コスモス環境ローン(ウィズガス住宅ローン・オール電化住宅ローン)

千葉興業銀行では、地球に優しい住宅の建設・購入をお考えの方向けに、コスモス環境(エコ)ローンを提供し、金利を割引きしています。・ウィズガス住宅ローンご融資対象者:家庭用ガスコージェネレーションシステム等(「エコウィル」)を設置される方。・オール電化住宅ローンご融資対象者:東京電力(株)の電気料金メニュー「電化上手」(季節別時間帯別電灯)を契約し、全電化住宅割引が適用される方。

「ちば興銀の森」森林整備活動

松喰い虫等の影響で壊滅状態にある千葉県九十九里海岸の海岸保安林再生を目指し、「ちば興銀の森」活動(匝瑳市新堀海岸)に取組んでおります。平成30年度は4月に新入行員100名によるクロマツ・マサキ・トベラ合計1,000本の植栽と、10月にボランティア79名による草刈等の森林整備活動を実施しました。

「環境リスク調査融資促進利子補給事業」の指定金融機関に採択

環境省が実施する「環境リスク調査融資促進利子補給事業」において、補助金執行団体より指定金融機関の採択を受けました。再生可能エネルギーの普及を目的として、要件に合致する設備投資を行う事業者へ対象融資の利子補給金が国から交付されます。

Pay-easy利用で環境保全をサポートする「エコプロジェクト」

「Pay-easy(ペイジー)収納サービス」を利用して税金・各種料金をお支払い頂いた場合、納付1件につき5円を、当行が「ちば環境再生基金」に寄付致します。①当行ATM、②インターネットバンキング、③モバイルバンキングの3つのお取扱いチャネルを利用して、お支払い頂けます。また、12月末日を基準として1年間における金額を算出し、翌年3月までに寄付を行い、その状況を当行ホームページにて公表しています。【特徴】お客さまと協働して環境保全に取り組んでおります。