従業員の地域・家庭での環境への対応強化

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(静岡銀行グループの会員のうち、2017年度の参加者数は3,752名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています。【特徴】静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。

環境に配慮した商品・サービスの取扱い

・ホクギン環境配慮型特別融資および環境配慮型私募債~fortheearth~環境問題に取り組む事業者の資金調達を支援。・リフォームローン環境配慮型(省エネ)設備の導入を伴うリフォームを行うお客さまを支援(当行所定の金利から一定の金利引き下げを実施)。【特徴】・コンサルティング営業部に環境分野の専担者を配置

<エコビジネスマッチングフェア>

滋賀銀行の豊富なネットワークを活用し、お取引先の販路拡大、技術提携、共同開発等の新たな事業展開をお手伝いさせていただく「エコビジネスマッチングフェア」を2008年より毎年開催。今後の新たな事業展開のサポートを目的として開催しています。【特徴】2018年度は、SDGsをテーマに取り入れ、出展企業・来場者の皆さまとともに持続可能な開発について考える機会ともなりました。1,309名の来場があり、商談数は734件に上りました。

<カーボンニュートラル店舗>

栗東支店が、最先端の省エネ設備を最大限活用し、CO2排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル店舗」として2015年6月にグランドオープンしました。従来型店舗と比較すると、長寿命・省エネルギー性に優れたLED照明、太陽光を室内に取り込み照明として利用する「スカイライトチューブ」等により、34%(約30トン/年間)のCO2排出量削減が可能となりました。残りの66%分は324枚の太陽光パネルによる太陽光発電でまかない、実質CO2排出量ゼロとなります。【特徴】タスクアンビエント照明、LED照明、全熱交換機(CO2センサー付き)、自然風利用、雨水散水利用、電気自動車用充電スタンド、日除け庇、自然光利用、遮熱断熱防犯ガラス、太陽光発電など省エネルギー技術を活用。

<GAP認証取得支援>※GAP(農業生産工程管理):GoodAgriculturalPracti...

農業の発展による地域経済・産業振興を目指して、2017年4月、西日本旅客鉄道(株)ならびに(株)ファーム・アライアンス・マネジメントと業務協力に関する協定を締結。あわせて、GAPを事業性評価に活用した融資“本業支援サポートローン「GAP認証者サポートプラン」”の取り扱いを近畿の地方銀行で初めて開始。これからも「金融」の役割を通じて、滋賀の豊かな恵みを生かすビジネスをこれからもサポートしてまいります。【特徴】取り組みを通じて、生産者へ販路開拓支援、国際認証取得支援を実施し、競争力のある農業ビジネスの創出を支援。取り扱い開始からGAP認証者サポートプラン実行実績は4先。(2018年7月時点)

環境にやさしい店舗づくり②リサイクルトイレットペーパー

①建物の什器や内装に地域産木材を使用することにより、木材使用の啓発を行っている。また屋上緑化、太陽光発電・風力発電、LED照明、電気自動車等を設置しています。平成25年12月に新築した東長岡支店は「CO2排出量ゼロ店舗」とし、「光ダクト」「自然換気システム」「外付けロールスクリーン散水」など“自然の力を生かす仕組み”と、「超高効率空調」「LED照明」などによる“省エネ製品等の導入”によりCO2排出量を従来型の店舗より約39%削減し、残り61%相当を太陽光発電で賄っています。②日常業務で発生する廃棄文書を集約してリサイクルを実施し、トイレットペーパーなどに再利用しています。またリサイクルしたトイレットペーパーは京都府内や滋賀県内の当行店舗所在地にある公立小学校等へ寄贈しています。

環境に配慮したFG本店ビルと、ロビーを活用した省CO2意識の啓蒙活動(東京きらぼしフィナンシャル...

東京きらぼしFGの本店ビル(平成22年12月竣工)は、屋上緑化や太陽光発電システム、外気を利用した空調換気システム等の環境技術を採用し、建築物総合環境性能評価システム「CASBEE」において、最高評価のS評価を取得する等、CO2排出量の削減に取り組んでおります。またこうした環境設備にあわせて、資金面におけるエコ優遇の実施等、金融業務を通じ環境保全の波及・普及を目指すビジネスモデルが評価され、国土交通省より「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」として採択を受けております。【特徴】FG本店ビルを環境保全のシンボルと位置付け、省CO2等を地域に波及・普及していく諸施策を講じております。また、本店のロビーに、導入された環境技術やCO2減効果を紹介する「環境コミュニケーションパネル」を設置し、継続的な環境情報の提供や、お客さまの環境意識の醸成を図っております。

環境負荷の軽減への取組み

・節電行動の実施クールビズ・ウォームビズ実施のほか、照明の消灯やOA機器の電源OFF等の具体的な施策を通知し、銀行全体として節電に取り組んでおります。・ATMの省電力化動作時・待機時ともにエコモードで稼働し、従来と比較し40%の省電力化が図れる新型ATMを一部の店舗で導入しております。・環境にやさしい店舗づくり店舗の建替えや移転等に伴い、照明のLED化(太陽光発電による蓄電池併用型)や自然光の取入れ等、環境にやさしい店舗づくりを推進しております。・電動スクーターの導入CO2削減の取組みの一環として、電動スクーターを一部の店舗で導入しております。【特徴】当行は、地球温暖化対策のための国民運動「COOLCHOICE」に賛同し、省CO2への行動を日頃から心がけるよう行内に周知しております。

静岡銀行グループの環境負荷の低減

静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減(クールビズ&ウォームビズ)等を実施しています。また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、2016年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。①高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow-e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)②ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)③タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)④LED照明【特徴】静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。

<琵琶湖原則支援資金(PLB資金)>

琵琶湖をはじめとする地球環境保全のために策定した「しがぎん琵琶湖原則(PLB)」に賛同いただいたお客さまに対し、滋賀銀行独自の「PLB格付(環境格付)」を実施。環境保全に向けた取り組みに対するご融資<琵琶湖原則支援資金(PLB資金)>ではその環境格付の取り組み度合いに応じて最大で金利を年0.5%引き下げさせていただきます。【琵琶湖原則支援資金(PLB資金)の流れ】①しがぎん琵琶湖原則(PLB)への賛同⇒②PLB格付(環境格付)の取得⇒③環境対応型融資商品「琵琶湖原則支援資金(PLB資金)」でご融資【特徴】「持続可能な企業と地域社会」の実現に向け、地域と連携してお客さまの「環境経営」をサポートしています。

<エコプラス定期預金>

お客さまが定期預金をお預入れいただくときに、ダイレクトチャネル(ATM・電話・インターネット)を利用されると、1回のお預入れごとに7円(不要となる申し込み用紙相当額)を滋賀銀行が負担して積み立てます。その積み立てた金額を、滋賀県内の小・中学校へ「学校ビオトープ」づくりの資金として毎年拠出しています。2017年度からは、ニゴロブナ・ワタカ放流資金へ拠出しています。【近江商人の経営哲学「三方よし」の考え方で商品企画】ご預金者は金利がプラス<預けてよし>、滋賀銀行は紙資源を削減<預かってよし>、小・中学校で「環境学習の場」である「学校ビオトープ」づくり、<世間、環境によし>【特徴】これまで35の小・中学校に総額1,679万円を助成。「環境学習の実践の場」として活用いただき、子どもたちは生き物や植物の観察を通して多くのことを学ばれています。

清掃活動への参加

・静岡市の貴重な水源である2つの川の水質と自然環境を守るために実施されている興津川・安倍川クリーン作戦へ毎年多数の行員が参加しております。また、同様に富士山一斉清掃にも参加しております。【特徴】上記活動は10年以上の継続した取り組みとなっており、平成30年度は9月に活動を実施いたしました。

持続可能な地域社会づくりへの本業を通じた貢献

持続可能な地域社会づくりに貢献するため、2018年9月より「むさしのSDGs私募債『みらいのちから』の取扱いを開始しました。私募債を発行される企業さまから受け取る手数料の一部で、ご指定いただいた学校等への書籍・楽器・スポーツ用品等の寄贈や、SDGsの目標達成に向け取組むNPO法人への寄付を行っています。(むさしのSDGs私募債は、より幅広い分野での地域社会への貢献を図るため、2016年8月より取扱いを行っている「むさしのCSR私募債」の商品内容・名称等を改定したものです。)

地域の課題解決に取組むNPO法人の支援

活気溢れる地域社会づくりに向け、高齢者福祉や子育て支援、まちづくりなど、地域の様々な課題解決に取組むNPO法人を資金面から支援するため2014年7月より、「むさしのNPOサポートローン」のお取扱いを行っています。

公益信託「武蔵野銀行みどりの基金」

公益信託「武蔵野銀行みどりの基金」は、埼玉県内における自然環境保全及び創出に資する活動を行う個人又は団体の皆さまのご活動資金の一部を助成するものです。2018年度までに延べ259団体、総額約6,800万円の助成金を贈呈しております。

<ニュービジネスサポート資金(SDGsプラン)>

2018年3月より、SDGsに貢献する事業を支援する、「ニュービジネスサポート資金(SDGsプラン)」の取り扱いを開始しました。これは、SDGsを活用し、アウトサイド・インの視点で新規事業に取り組まれるお取引先に向けて、資金繰りや設備投資をサポートする融資商品で、最大1億円を所定の金利から最大0.3%優遇して融資するものです。【特徴】取り組みを通じて、お取引先の「社会的課題解決を起点にビジネスを創出する」きっかけとなり、地域とお取引先の持続可能な発展につながることを目指しています。

期間を拡大したクールビズの実施

環境省より励行されている夏季の軽装(クールビズ)について、期間を拡大し、平成30年5月1日(火)~平成30年10月31日(水)(女性は平成30年5月21日(月)~平成30年10月12日(金))の間清水銀行全体で実施しております。【特徴】本取り組みは地球温暖化防止と、従業員の環境に対する啓発に繋がると考えております。

しずおか未来の森サポーター活動の実施

・平成22年6月16日、静岡県が企業の森づくりを支援する「しずおか未来の森サポーター制度」に基づき、静岡県及び静岡市と森作り協定を締結しました。・活動の対象地域を三保松原とし、松林の保全や景観維持のために、植樹や下草刈り、周辺清掃等を展開しております。【特徴】上記活動の一環として、毎年11月もしくは12月に内定者による植樹を実施しており、これまで植林したマツは、1,780本となりました。