産学官連携による「道銀の森」での取り組みについて

産学官連携による「道銀の森」での取り組みについて

・産学官の連携事業として、2009年に「道銀の森」を設立。産~北海道銀行学~北海道大学の東名誉教授が考案した“カミネッコン”による植樹方式を採用官~北海道の「水源の森づくり事業」のスキームを活用・実際の植樹には、「北ぐにの森づくりサークル」との協力を得て、毎年1ヘクタールの敷地にミズナラ・ヤチダモ・シラカバ・アカマツなど2,000本の植栽を行い、2013年の第5回植樹で10,000本を実現。・2014年以降は補植や下草刈りなどのメンテナンスを実施。

省資源・省エネルギー等の環境負荷軽減に向けた取り組みについて

環境負荷軽減の取り組みとして、二酸化炭素排出量目標を電気使用量削減目標に切り替えて取り組んでいます。具体的な実施事項は次のとおりです。①クールビズ・ウォームビスの実施。②不要な照明の消灯および未使用PC・プリンタ・家電等の電源OFF。③定時退社日を設定し、17時以降の電気使用量の削減を図る。④極力エレベーターの利用を控えて階段を利用する。ほしみ研修センターは「札幌市建築物環境配慮制度」CASBEE札幌Aクラスを獲得しております。また、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究事業対象に採用されている太陽熱利用による給湯施設の設置により環境負荷の軽減に取り組んでいます。

銀行業務運営における環境負荷の軽減

・屋上緑化の実施・太陽光発電の導入・小型風力発電機の導入・高効率化空調設備への更新・天井照明のLED化・電気自動車・ハイブリッド車の導入・ペーパーリサイクル・蛍光灯リサイクルの実施・グリーン購入・3R(リデュース、リユース、リサイクル)の実施・節電の取組み(冷暖房運用管理の徹底、クールビズ、ウォームビズ等)の実施・お客様に対する頒布品として環境に配慮した商品を採用【特徴】日常の銀行運営において環境負荷軽減を実施しています。

環境関連融資商品の推進について

当行では、当行独自の基準により、企業の環境経営に対する取組み内容を評価し、その評価結果に応じて格付を付与し、格付に応じた金利引下げを行う「エコリード・マスター」(平成21年11月取扱開始)、「エコ私募債」(平成22年6月取扱開始)、「ほくぎんエコサポート北海道」(平成23年7月取扱開始)といった、環境関連融資商品を積極的に推進しています。これからも、お取引先の環境に配慮した経営を促進するため、金融面からサポートしています。【特徴】・「持続可能な社会の形成に寄与する企業」の発展に資する金融商品を提供しています。・環境配慮型経営に取り組んでいる企業を正当に評価し、融資条件に反映させることで、積極的な資金供給による地域の活性化を図っています。

再生可能エネルギー事業に対する取組み状況について

当行は、お取引先企業に対する目利き力を高め、お取引先により良いソリューションを提供できるよう「産業調査室」を設置しています。産業調査室は、平成24年7月の固定価格買取制度の開始以降、「再生可能エネルギー事業」について知見の向上に努めており、地域のお取引先が同事業への参入を検討する際に、事業計画策定支援や計画の検証といった面で事業化を支援しています。再生可能エネルギーは、環境配慮の面以外にも、過疎化が進展していく地方農村部における有力な収益源となり、持続可能な社会の形成に大きく寄与するものと考えています。買取価格の低下など再生エネルギー普及を巡る国に施策は大きく変化していますが、当行では、引き続き再生エネルギー事業への支援を通して、環境への配慮はもとより、エネルギーの地産地消や地域内での収益還流による持続可能な地域社会の維持に貢献できるよう、取り組んでいきます。【特徴】・「持続可能な社会の形成に寄与する企業」の発展に資する金融機関の知見を還元しています。・地域の持続可能性を高める取組みに対するサポートをしています。

美術館『ほくぎんギャルリ・ミレー』について

平成24年9月、富山市の中心街「中央通り」に、美術館「HOKUGINGARELIEMILLET(ほくぎんギャルリ・ミレー)」を開館しました。この美術館は、中心市街地活性化に貢献するための活動の一環として、当行が区分所有している高層ビルの1階部分および当行の所蔵美術品(フランス絵画の巨匠、ジャン=フランソワ・ミレーの絵画14点をはじめとする53点のヨーロッパ絵画)を、ギャルリ・ミレー運営委員会※に無償貸与して展示しているもので、同委員会が当館の管理・運営を担っています。ギャルリ・ミレー運営委員会では、より多くの方にご覧いただけるよう、入館料を200円とし、地元商業施設や富山市などとの連携による優待割引も実施しています。県内施設との連携やまちなかの回遊性を高めようと、「アートのまちめぐりパスポート」を販売するなど富山県の魅力を県内外に発信しております。また「夏休み★あつまれ!アートキッズ」と題した子ども向け鑑賞会の開催や課題に取り組む小中学生の受け入れ、加えて「スケッチを愉しむ大人の時間」といったイベントを通して、子どもたち教育の場、生涯学習の場としての活用にも注力しています。また、北陸銀行では、同じく中央通りにある演芸ホール「てるてる亭」の運営にも協力するなど、中心市街地の活性化を芸術面から積極的にサポートしています。※ギャルリ・ミレー運営委員会は、当行の趣旨にご賛同いただき、全面協力をいただいている富山県、富山市、中央通商店街振興組合を中心に設立された非営利の任意団体です。【特徴】・行政機関や商店街組合との協力により、公共性の高い施設の提供を行っています。・芸術面から、中心市街地活性化に協力しています。

お客さまによる環境に配慮した取組みの支援

・環境に関連した融資商品の拡充環境に配慮した経営を実践している事業者を支援すべく、2012年、環境格付融資制度(ちばぎんエコ・ステップ)を創設しました。また、発電事業参入に向けた、太陽光発電事業支援融資制度(ちばぎんエコ・パワー)も取扱っています。・本業をつうじた環境への貢献再生可能エネルギーの活用に取り組むお客さまを広く支援しており、2017年12月にバイオマス発電事業に対するプロジェクトファイナンスを組成するなど、取組みを強化しています。

温暖化対策への取組み

店舗等への太陽光発電システムや風力発電設備の設置、屋上緑化、燃料電池自動車や電気自動車の導入、LED電飾ポスターケースの導入、クールビズ・節電ビズの実施、ライトダウンキャンペーンへの参加等の取組みを実施しています。

次世代型店舗の促進について

当行はお客さまの利便性と環境に配慮した店舗作りに取り組んでいます。営業店では点字ブロック、段差のない出入口、多目的トイレなどバリアフリーに配慮した設備の導入を進めているほか、近年新築した店舗では、輻射式空調の導入による空調の効率化およびLED照明の活用による省エネ化を実現しています。(本店内の照明は全てLED化対応済み)今後も多様なお客さまにも安心してご利用いただける、より良い店舗作りを促進していきます。【特徴】・様々なお客さまにご利用いただける、安心・便利な店舗作りに取り組んでいます。・LED照明、高効率機器の採用により使用電力量の低減を図っています。

ペーパーレス化の推進について

当行はタブレット端末、ペーパーレス会議システム、電子決裁システムの導入を通じ、業務効率化を図ると共にペーパーレス化を推進しています。また全店で印刷物の印刷形式を「白黒・両面・2UP」に徹底しており、行員一人一人が意識的に印刷物の削減に取組んでいます。【特徴】・印刷物削減により、環境負荷の軽減に積極的に取組んでいます。

持続可能な社会形成に向けた環境商品・サービスの提供について

・道銀エコ私募債ISO14001、エコアクション21、北海道環境マネジメントスタンダード等、環境にかかる公的認証を得ている企業および北海道銀行のISO14001取得支援サービスをお申し込みいただいている企業に対して、通常の私募債よりも発行条件を優遇し、環境配慮型企業を資金調達面から支援いたします。・環境に配慮したリフォームローンにおける金利優遇ソーラーパネル設置や省エネ型ガスシステム設置など環境に配慮したリフォームの為のリフォームローンお申し込みに対して、基準金利より0.5%金利を引き下げる対応を行っています。【特徴】北海道の法人・個人のお客さまに対して積極的に上記商品・サービスを提供しています。

障がい者・高齢者等に配慮したサービス向上について

①耳の不自由なお客様にも利用しやすいよう、「コミュニケーションボード」、「耳マーク表示板」を全支店に設置。また、目の不自由なお客様にも利用しやすいよう、「ホームページ読み上げサービス」を開始しました。②「認知症サポーター」を営業店に配置しています。

グループ役職員一丸となった、CSR活動への積極的な取組み

・グループCSR活動方針に基づくCSR活動の推進千葉銀行グループは、地域とともに歩む地方銀行グループとして、本業等をつうじて全てのステークホルダーの皆さまからの期待にお応えするとともに、持続可能な地域社会の実現に貢献できるよう「グループCSR活動方針」を掲げ、グループ役職員一丸となってCSRに取り組んでいます。社会貢献の分野においては、「ひと」「環境」「産業」の「未来を育む」をキーワードとした各種活動を展開しています。・CSR活動に関する情報開示ディスクロージャー誌での紹介やCSR活動に関する専用ホームページの設置など、様々な媒体を活用して、CSR活動等に関する積極的な情報開示に努めています。

美化活動

・県内における美化活動県内各地の海岸や公園、店舗周辺等で、定期的に役職員・OBのボランティアによる清掃活動を行っています。また、2009年3月より、千葉県の主導する印旛沼再生のためのアダプト制度(印旛沼連携プログラム)の一環として、印旛沼の水質保全活動(印旛沼クリーンウォーク)に参加しています。

緑化活動

・「ちばぎんの森」森林整備活動千葉県内にて、「ちばぎんの森」森林整備活動(育樹活動)を積極的に行っています。2003年より活動を開始し、富津市鬼泪山にて二ヵ所の整備を行い、2010年からは、松くい虫の被害や東日本大震災の津波の影響により、失われつつある海岸保安林の再生に取り組んでいます。津波発生時の減災効果向上や景観整備による観光振興等への期待を込め、2010年より長生郡白子町にて、2012年からは山武市蓮沼にて「ちばぎんの森」の森林整備活動を実施しました。2018年5月からは、五ヵ所目となる「ちばぎんの森」森林整備活動を山武市蓮沼にて開始し、当行役職員・OB等のボランティアにより、5,000本のクロマツ・トベラ・マサキを植樹しました。植樹後は定期的に下草刈り等の育樹活動を継続してまいります。

「環境理念」「環境行動指針」「環境キャラクター」による取り組みの情報開示について

2008年8月に「環境理念」「環境行動指針」を策定して、社会の持続的可能性を高める北海道銀行の活動のベースとしております。・「環境理念」地球人北海道銀行~わたしたちは、地球から多くの恵みをもらって生活しています。わたしたちには、笑顔あふれる未来のために、この恵みを次の世代へ引き継いでいく責任があります。北海道銀行は、地球人として、この責任を果たすべく、環境に配慮した活動を行います。・「環境行動指針」①環境に関する法規を遵守し、環境に配慮した地域活動を行います。②役職員全体の環境保全に対する意識を高め、営業活動、日々の生活における環境負荷の軽減に努めます。③地域社会に対し、環境保全、環境改善につながる金融商品・サービスの提案を行います。・2009年2月に環境キャラクター「えころDo」を策定しました。わたしたちが住む北海道と地球をやさしく守ること、それを実践する活動をイメージして銀行内の公募により作成されました。名称は環境を表す「エコロジー」とステップDoなど北海道銀行の各種商品・サービスに広く使用しているDo(ドウ=やってみよう!)を組み合わせた造語です。

役職員による社会貢献活動について

札幌大通公園などを含め、各本支店所在地において、役職員が地域のボランティア清掃等を実施しております。また、各市町村で実施される町内会行事や祭りへのボランティア参加を通じて、地域の皆さまとの交流を深めています。

金融教育への取り組みについて

①夏休み期間中に小学生を対象にした金融教育イベント「夏休み親子で銀行体験」を開催。お金と銀行に関する講義や1億円の重さを体感、お札を数える体験会の実施等により楽しくお金や銀行について知っていただきました。②高校生がクイズを楽しみながら金融・経済に関する知識を習得し、お金の関わり方やライフデザインを考えるきっかけとしてもらうことを目的に、毎年エコノミクス甲子園を開催しています。地元の金融機関とともに北海道地区予選大会および北海道大会の運営を行っています。

銀行業の特性を生かし、本来業務を通じてお客さまの支援とリレーションシップ向上に努め、地域社会の環...

八十二銀行は、「銀行本来業務による環境保全活動」への取組みとして、銀行業の特性を生かし、本来業務(融資、情報収集・提供、EB等の機能サービス、ISOコンサルティング業務等)を通じてお客さま支援とリレーションシップ向上に努め、地域社会の環境改善に寄与する活動を展開しています。環境保全への取組みをご支援する主な商品として、環境配慮企業向け私募債(信州エコ・ボンド「山紫水明」)や、低公害車・環境配慮型住宅購入資金への金利割引、環境格付に応じた金利割引等を実施しています。2018年8月にエコカー減税対象車を購入されたお客さま向けの「マイカーローン(エコメリット)」を「マイカーローン(エコ型)」へ名称変更しました。合せて、マイカーローン(エコ型)初年度の平均残高の0.1%を行政・民間が連携し地球温暖化防止活動を推進する「長野県環境保全協会」へ当行が寄付する仕組みへリニューアルしました。寄付金は長野県内のCO2排出削減、地球温暖化防止に役立てられます。また、環境配慮型金融商品・サービスを通じた二酸化炭素排出量削減寄与量を集計し、CSR報告書において開示しています。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p47「3つの柱1:銀行本来業務による環境保全活動」参照)

地域社会の一員として、主体的に環境ボランティア、環境教育、啓蒙活動を実施し、地域の環境改善と意識...

八十二銀行は、地域社会の一員として、主体的に環境ボランティア、環境教育、啓蒙活動を実施し、地域の環境改善と意識向上を図っています。例えば、「地域貢献と環境教育の充実」への取組みとして、「生物多様性保全」への取組み、環境ボランティア活動の取組み、Kids’ISO(キッズ・アイエスオー:子どものための環境教育プログラム)の実施、環境コミュニケーションなどを推進しています。生物多様性保全に関しては、2011年6月に「生物多様性保全基本姿勢」を制定し公表しています。(統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p49「3つの柱3:地域貢献と環境教育の充実」参照)【特徴】・当行は職員の子弟向けにも「Kids’ISO」を実施しております。2017年度は、「入門編」が12名、初級編は1名の子どもたちが実施しました。・29年度は、「環境ボランティア活動」に、延べ4126名の役職員が参加しました。・当行の従業員などに対する環境教育が評価され、「環境人づくり企業大賞2016」で優秀賞を受賞しました。