環境に配慮した企業活動

環境に配慮した企業活動

LEDライトの使用、不必要時の消灯活動、クールビズ、ウォームビズを実施、WEB会議導入によるペーパーレス化の推進に取組むことで、環境に配慮した企業活動を行っています。

ESG・SDGs課題に関連する投資信託の開発・運用

当社では、ESG・SDGs課題に関連する投資信託の開発・運用を通じて、ESG・SDGs課題に対する関心を喚起するとともに、課題解決に資する企業を応援しています。

【ファンドの一例】
・高齢化や医療制度改革に伴い“健康”に対する関心が高まる中、健康への貢献につながる企業理念・哲学をもつ企業を“健康応援企業”として選定し、中長期にわたり成長が期待される銘柄に厳選投資を行う投資信託「健康応援ファンド」を運用することで、人々の”健康”を応援しています。

・SDGs達成に関連した事業を展開する企業のなかから、株価上昇が期待される銘柄を厳選し、信託財産の中長期的な成長を図ることを目標とした『SDGsファンド』を運用することで、SDGsの更なる周知を行うと共に、SDGs達成に寄与しています。当社は2018年2月に、国内初となる『SDGsファンド』の「ニッセイSDGsジャパンセレクトファンド」を設定・運用開始した後、『SDGsファンド』を国内株式のみならず、外国株式(ファンド名:「ニッセイSDGsグローバルセレクトファンド」、設定:2018年5月)及び欧州クレジット(ファンド名:「ニッセイSDGs欧州クレジットファンド」、設定:2019年9月)まで横展開しております。「ニッセイSDGs欧州クレジットファンド」は、日本生命グループの欧州資産運用会社(Nippon Life Global Investors Europe Plc.)とニッセイアセットが連携し、SDGsの観点で評価が高い企業を厳選することによって、長期・安定的な収益機会を獲得するとともに、SDGs達成に貢献するものです。系統金融機関・生命保険会社等の長期運用の投資家様をはじめ、社会責任投資を指向する多くの金融機関様にご活用いただけます。

社会貢献プロジェクトの推進

社内からメンバーを公募し、社会貢献プロジェクト・チームを立ち上げ、環境・災害復興支援・教育/文化・社会福祉等の活動に取り組んでいます。

[ 2021年の取組実績 ]
・日本語の絵本のアジア語訳
子どもの本が不足しているアジア地域(カンボジア、ラオス、ミャンマー等)に絵本を届けるために、日本語の絵本に現地言語の翻訳シールを貼付する活動を行いました。

・社員向けセミナーの開催
NPO法人の方を講師に迎え、親を頼れない子どもたちへの支援活動の紹介と社会を変えるためのヒントについて社員向けセミナーを実施しました。

・NPO法人への寄付
経済的に恵まれない子供たちに教育支援、居場所支援などを通じて、子供の貧困が本質的に解決することを目指しているNPO法人に寄付を行いました。

[ 2021年末までの取組予定 ]
・教育支援をはじめとするNPO法人の活動について社員がより深く理解するため、当該NPO法人の方を招き、『日本の「子どもの貧困」と本質的な課題』についての社員向けセミナーを実施する予定です。

・NPO法人と協働し、児童養護施設にいる中高生向けにパーソナルファイナンスやESGについて考えるウェビナーイベントを開催予定です。

【特徴】
当プロジェクトでは、よりよい未来を創るための社会貢献の基盤整備および活動推進を行います。

ESG関連の投資商品の開発

グローバルに、以下の運用戦略を提供しています。

1)ESG地方債インパクト戦略(2016年5月)
教育、衛生、環境などの面で地域社会や経済に有益と評価できる米国地方債を対象とした債券運用

2)ESGレスポンシブル・グローバル・ファクター戦略(2016年9月)
MSCI ACWI SRI指数をベンチマークとし、反社会的なセクターを除外した上で、ESG面でクオリティの高い企業中心に、定量的アプローチで運用するファクター株式運用

3)グローバル・サステナブル・テーマ戦略(2016年11月)
国連のサステナブル・デベロップメント・ゴールの実現に関連したテーマ中心に、定性的アプローチで運用するグローバル株式アクティブ株式運用(従来のテーマ株式戦略の内容を変更)

4)グリーン・アルファ戦略(2019年1月)
二酸化炭素の排出量削減の取り組みにより、地球温暖化に対してポジティブなインパクトをもたらすことが期待される企業に選別投資を行うオーストラリア株式アクティブ運用

5)サステイナブル・グローバル・シーマティック・クレジット戦略(2019年6月)
ファンダメンタルズに基づくクレジット分析とESG評価を組み合わせたグローバル・クレジット運用

6)グローバルESGインプルーバーズ戦略(2020年6月)
ESGを改善しつつある企業、および優れたESGを有しながら市場に見過ごされている企業に投資し、市場の再評価によるアルファ獲得を目指すグローバル株式アクティブ株式運用

7)グローバル・ロー・カーボン戦略(2020年7月)
二酸化炭素の排出量削減の取り組みにより、地球温暖化に対してポジティブなインパクトをもたらすことが期待される企業に選別投資を行い、資産価値減少リスクの抑制を重視し、市場指数よりも低い絶対リスクで、中長期的に市場指数を上回るリターンを目指すグローバル株式アクティブ運用

また、日本国内において、以下の公募投資信託を設定しました。

アライアンス・バーンスタイン・世界SDCs株式ファンド(2021年1月)
環境または社会志向等の持続可能な投資テーマに積極的に取り組んでいると考えられる、日本を含む世界各国の様々な企業の株式に投資するファンド

2)アライアンス・バーンスタイン・グローバルESG・社債ファンド(2021年2月)
計量分析とファンダメンタル分析による徹底したリサーチを行い、ESG評価(環境、社会、ガバナンス)が一定基準を満たす銘柄群の中から、将来の信用力分析やリスク特性などを考慮して魅力的と判断される新興国を含む世界の社債等に投資するファンド

3)アライアンス・バーンスタイン・世界SDGs債券ファンド(2021年10月)
環境または社会志向等の持続可能な投資テーマに積極的に取り組んでいると考えられる、日本を含む世界各国の様々な発行体の債券等に投資するファンド

【特徴】
ESGの運用プロセスへのインテグレーションだけにとどまらず、よりESGにフォーカスした投資商品に対する顧客ニーズに応えるため、運用およびリサーチにアライアンス・バーンスタインのリソースを活用し新商品の開発を行っています。

ESGに対するグローバルな知見の情報発信

ESGに関するグローバルでのリサーチや取り組み事例についてまとめた特別サイト「ABの責任投資」での情報公開を継続すると同時に、年次レポート「責任投資の推進」を発行しました。また当社のブログシリーズである「知の広場」において、「進化するESG債券市場」など過去1年で26本のリサーチブログ(2020年9月末-2021年9月末)を公表し、グローバルの状況や将来に関する分析などを紹介する取り組みを行いました。
また、投資家の皆様にESG投資をより身近に感じていただくために、「旅」という新しいコンセプトを通じてESG 投資の ABC を解説したサイト「AB CD ESG(AB can drive Environment Social Governance)」 を開設しました。さらに、アライアンス・バーンスタインの責任投資について一般のラジオなどのメディアにも取り上げていただくことで、ESG投資の普及に努めました。

【特徴】
ESG投資に関しては、運用商品の開発のみならず、グローバルな知見の情報発信などの取り組みを引き続き行ってまいります。

ESG運用やインパクト投資、SDGsに関する知識の共有化

シンポジウムやセミナーの開催・共催、執筆、メディアへの取材協力等を通じたESG運用やインパクト投資、SDGsに関する知識の共有化を実施しています。

【特徴】
具体的には、以下を始めとする様々な取り組みを行いました。

2021年1月 第1回ESG Talkへの登壇
2021年2月 環境サステナブル企業表彰の審査委員会のパネルに登壇 
2021年3月 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターにて講師を担当
(ESGインテグレーションについて)
2021年4月 早稲田大学大学院ファイナンス研究科にてゲストスピーカー(インパクト投資について)
2021年5月 日経MOOKに資産運用会社への一問一答を掲載
2021年5月 信託協会主催「第2回企業のESGへの取り組み促進に関する研究会」にてプレゼンテーション
2021年5月 ESG経営シンポジウムへの登壇
2021年6月 Moody’s Insurance Weekへの登壇
2021年6月 早稲田大学大学院経営管理研究科にてゲストスピーカー
(ESGインテグレーションについて)
2021年7月 Future Insight セミナーへの登壇
2021年7月 中央経済社の専門誌『企業会計』2021年8月号に論文掲載「機関投資家による利活用が広がる温室効果ガス排出量データ」
2021年9月 環境省「ESGファイナンスアワード環境サステナブル企業部門」オンラインイベントにパネルリストとして登壇
2021年9月 証券経済学会・全国大会の特別セッション「ESGインテグレーションの文脈におけるダイバーシティの重要性」にパネルリストとして登壇
2021年9月 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センターにて講師を担当
(ESGインテグレーションについて)
2021年9月 東京都立大学大学院にてゲストスピーカー
(ESG投資の潮流、ESGインテグレーション、インパクト投資について)
2021年10月 環境経済・政策学会の『環境経済・政策研究』誌への論文「機関投資家による投資ポートフォリオのカーボン分析の潮流と展望」掲載
2021年10月 月刊『銀行実務」10月号に「企業のサステナビリティを把握する上でのESG分析の重要性」を寄稿
2021年10月 気候変動イニシアティブ(JCI)主催の「気候変動アクション日本サミット2021」にパネルリストとして登壇、等

イニシアチブへの参加

2021年には新しく以下のイニシアティブに参加を表明しました。
・Net Zero Asset Manager Initiative(NZAMI)
・The Asia Investor Group on Climate Change (AIGCC)
・Partnership for Carbon Accounting Financials(PCAF)

この他、弊社はNZAMIに署名していることより、関連団体を取り纏める上位組織となったGlasgow Financial Alliance for NetZero(GFANZ)にも賛同していることになります。

【特徴】
近年、未曽有の気候リスクが続く中、機関投資家としての責務を果たすべく、気候対応を実践するイニシアティブに賛同を表明しました。宣言「脱炭素化をめざす世界の最前線に日本から参加する」を念頭に、投資企業に対しては、気候関連のリスクと機会が財務にもたらす影響を開示することを促進すると共に、自社においては、自社の事業に与えるリスクと機会について分析を深め、PRIアセスメント*を通して情報開示に取り組んでいきます。

NZAMI:2050年までに投資先企業の温室効果ガス排出量ネット・ゼロを目指す資産運用会社によるグローバルなイニシアティブ
AIGCC:アジアのアセット・オーナーと金融機関の気候変動及び. 低炭素投資のリスクと機会に対する理解を深め、積極的な行動を促進する団体。
PCAF:金融機関が融資・投資を通じて資金提供した先の温室効果ガスの排出を整合的に算定するための枠組。
PRIアセスメント:PRIに署名する機関投資家を対象に、PRI事務局が責任投資の実施状況等を評価。
GFANZ:金融機関のネット・ゼロを主導といった目的を同じにする以下の組織を取り纏める上位組織、COP26 で正式発足。
Net-Zero Banking Alliance,
Net Zero Asset Managers initiative,
Net-Zero Asset Owner Alliance,
Paris Aligned Investment Initiative,
Net-Zero Insurance Alliance,
Net Zero Financial Service Providers Alliance,
Net Zero Investment Consultants Initiative.

責任投資に係る社内リソースの整備

アジア太平洋地域の責任投資推進委員会を立ち上げ、当社(日本法人)からも2名が参画することで、当地域の規制や顧客ニーズを横断的に把握するとともに、社内で効果的に共有する仕組みを整えました。

【特徴】
引き続き体制の強化に努め、責任投資等に対する積極的な取り組みを行ってまいります。

エンゲージメントの強化

運用部門において、今年度は経営陣の報酬および現代の奴隷制度に焦点を当てて、発行体企業との対話を重点的に行うエンゲージメント・キャンペーンを行いました。多くの企業と特定の事項に関する対話を行うことで、取り組み状況に関して幅広い知見を得ることを目指しています。
また、投資先企業とのエンゲージメントの一環として、ダイバーシティ促進やジェンダー平等を含むESG課題への取り組みをテーマに、投資先企業の役員と当社のアナリストによるディスカッションイベントを開催しました。当イベントは、当社のエンゲージメント活動やESGに関する知見の醸成・情報発信を目的として、当社社員およびお客様にも公開しました。

【特徴】
積極的なエンゲージメントを通じて長期的な運用成果の向上に努めてまいります。

米国コロンビア大学 クライメートスクールの設立をサポート

米国親会社において2019年に締結した米国コロンビア大学地球研究所とのパートナーシップをさらに強化し、同大学クライメートスクールの設立をサポートしました。アカデミアとの協働を通じて、気候変動が資産運用に与える影響について最新の科学的知見を取り入れ、銘柄選択やポートフォリオ構築に反映しています。

【特徴】
引き続き最新の研究成果を運用プロセスに取り入れるとともに、資産運用の視点を取り入れた研究を後押ししてまいります。

SDGsクイズ

【特徴】
弊社は、2021年10月18〜21日にオンライン開催されたPRI Digital Conference(以下、「カンファレンス」)のリードスポンサーを務めました。
カンファレンスでは、運用会社やアセットオーナーをはじめ、グローバルにESG投資を主導するリーダーが集い、気候変動や人権問題、そして企業統治などのESGを巡る重要な課題を議論しました。
新型コロナウイルス感染症拡大で環境や社会のサステナビリティに一層の注目が集まる中、世界中で6,400人規模の参加があり、昨今のESGを取り巻く最先端の動きを把握する絶好の機会となりました。

弊社は、リードスポンサーとして、PRI’s Academic Network Week(開催:9月13〜17日)もサポートいたしました。
本イベントは、責任投資に関して、研究者と投資家との間にあるギャップを埋めることを目的としています。

これらのイベントへのサポートを通じて、機関投資家としての社会的責任を果たし、ESG運用のさらなる高度化に向けた不断の努力を続けてまいります。

カンファレンスのイベントのホームページにおいては、弊社はSDGsクイズを作成し掲載しました。最先端の議論の間のちょっとした休憩に、SDGsを楽しく更に学んでもらいたいという気持ちからです。

カンファレンス終了後より、弊社ホームページに日本語版を掲載しております。
(URL参照)
URL:https://www.nam.co.jp/sdgs-quiz/jp/

責任投資に係る社内研修の強化

責任投資に係る社内向けの研修を毎月定例で実施するとともに、規制動向や気候変動、現代奴隷等、比較的新しく重要度が高いトピックについては個別に掘り下げる研修を実施しました。

【特徴】
引き続き研修の充実を図ってまいります。

外部カンファレンスへの登壇

「資産運用会社の未来像を考えるプロジェクトシンポジウム」(日本経済新聞社等主催)やモーニングスター社などの外部機関が企画した複数の外部カンファレンスで講演を行い、アライアンス・バーンスタインが考える責任投資のあり方について広く発表しました。

【特徴】
リサーチに重点を置くアクティブ運用会社ならではの情報発信を行うことができたと考えております。

コーポレート・ガバナンスに関するレターの公表と議決権行使方針の改訂

アライアンス・バーンスタインは2021 年に日本の投資先企業における取締役会において少なくとも 1 名の女性取締役を必要とすることを議決権行使の方針に含めました。また、「日本のコーポレート・ガバナンス進化に向けた期待」と題したレターを2021年3月に発表し、より良いコーポレート・ガバナンス実現に向けてアライアンス・バーンスタインの考え方を明らかにしました。

【特徴】
より良いコーポレート・ガバナンス実現に向けて、投資先企業とのエンゲージメントを続けてまいります。

「いちごグループ建物管理方針」の徹底

不動産の9割以上を占める一方、不動産のプロによる管理があまりなされていない中小規模の既存ビルを主な運用対象としているいちごグループにおきまして、ミドルサイズのオフィスに入居されるテナント様の利便性、居住性の向上を図り、長期にわたりテナント様の入居満足度向上を目指すため、「いちごグループ建物管理方針」を制定し、ハード面だけでなくソフト面においても建物の長寿命化を図っております。

■いちごグループ建物管理方針
1.「一期一会」の心
私たちは、運用している建物において、テナント様に対して常に「一期一会」のおもてなしの心を持って、管理運営を一つ一つ丁寧に行ってまいります。
また、建物は街の景観を形成する一員でもあるという認識のもと、外観や周辺環境にまで配慮した管理を行ってまいります。

2.「安心」の提供
私たちは、入居されているテナント様に「安心」を提供することを常に心がけます。
テナント様の安心・安全を第一に考え、いちごグループの有する建物管理の最高の技術による管理サービスを提供してまいります。

3.「誠実」かつ「真摯」な対応
私たちは、徹底した現場主義のもと、テナント様の声に耳を傾け、テナント様の立場に立って問題解決を図り、常に誠実かつ真摯な対応を持って建物管理に取り組んでまいります。

4. 法令等の厳格な遵守(コンプライアンスの徹底)
私たちは、適用されるすべての内外の法令、規則、社会的規範や内部ルールを厳格に遵守し、社会の良識に沿った公正で誠実な行動を行い、社会に対する責任を果たします。

【特徴】
顔の見えるAM会社として現場主義の徹底を図るとともに、建物管理のパートナーとなるPM会社と「いちごグループ建物管理方針」を共有し、いちごグループと同目線でいちご管理仕様の建物管理を実現しています。

多様性を受容する企業文化の推進

当社社員を対象に、各部署・チームにおける多様な人材の活用、および多様なバックグラウンドや価値観をもつ社員の働きやすさの推進などをテーマとしたスピーカーセッションを実施しました。また、働き方の多様性について、在宅勤務とオフィス勤務のメリットとデメリットを改めて整理し、最適なハイブリッドの方法を探るためのワークショップを開催しました。

【特徴】
引き続き多様性を受容する企業文化を一層推進してまいります。

卸売市場「松戸南部市場」における地域貢献活動

いちごが運営する「松戸南部市場」では、一般消費者への市場開放をいち早く実施しており、地域活性化に向け、市と共同での市場祭実施や市場見学会の開催等の地域コミュニティ活動を行っております。
また、太陽光パネルを設置した自立型トイレを建設し、災害時には近隣住民の方々にご利用いただけるよう配慮しております。

【特徴】
市場見学等を含むバスツアーの実施により、他県からの来場者も誘致しております。

「気候変動と投資に関するアカデミー」を開催

コロンビア大学とのパートナーシップを通じて、2021年春に、6週間の研修プログラム「気候変動と投資に関するアカデミー」を開催し、日本を含め世界から1000名以上のお客様に参加いただきました。これは、ご参加いただいたお客様にコロンビアの研究者から直接学び、議論できる場を提供することで、資産運用業界全体に知見を共有し、ESG投資の推進につなげることを目的としたものです。

【特徴】
今後もこうしたパートナーシップやプログラムを通じてバリューチェーン全体での取り組みを後押ししてまいります。

「クリーンエネルギー」事業におけるメガソーラーの事業化推進

2012年、不動産の新たな有効活用としてのクリーンエネルギー発電によるメガソーラー事業を主軸とし、物件のECO化、ECO関連コンサルティング、LEDの設置推進、LED演出による物件バリューアップ等の「クリーンエネルギー」事業を推進する「いちごECOエナジー株式会社」を設立いたしております。
いちごでは、「クリーンエネルギー」事業における太陽光発電、風力発電事業の早期事業化を推進しており、2021年11月2日現在、56基、約162MWの発電所が発電、売電を開始しております。他のECO発電所につきましても、早期事業化に向け、順次着工を進めています。

【特徴】
不動産運用において培ってきた技術やノウハウを最大限に活用し、長期的な視点に立って、「クリーンエネルギー」事業に取り組んでおります。地域活性化にも寄与すべく、地元企業との連携を図るとともに、地方公共団体との対話を大切にし、長期的な関係構築を図っております。
すでに発電を開始したメガソーラーにおいては、地域の小学生の再生エネルギー学習の一助となるべく、見学者用駐車場を設置する等の配慮を行っております。

建物の長寿命化に向けた取り組み(心築事業)

いちごでは、保有、運用する物件の省エネ化、耐震化、デザインリニューアル等を継続的に実施し、建物の長寿命化を図っております。
上述活動に際し、物件ごとに「建物診断カルテ」を作成し、バリューアップ余地の確認、耐震評価、リスク診断等を実施しております。
いちごでは、「心で築く、心を築く」を信条とし、既存不動産に新しい価値を創造する事業を「心築(しんちく)」と呼称しております。

【特徴】
環境・建築技術およびノウハウをグループ内で共有するため、一級建築士、構造設計一級建築士等により構成される独立した専門部署を設置し、専門的な観点から対応にあたっております。