三重県の企業の森「針葉樹の森 元気回復」プランへ参加し、「さんぎんの森」づくりを実施しています。約5haの杉・ひのき林の間伐や管理を森林組合へ委託し、CO2吸収効果、自然災害の予防、水資源の保全効果等に貢献します。また職員や家族による間伐等の森林保全活動にも取組んでいます。
企業の森への参画による森林保全活動
電気自動車用の急速充電器の設置
低炭素社会実現に貢献できる電気自動車の普及を目的として、電気自動車用急速充電器を6支店に設置しました。365日24時間運用体制で、地域の利用者はもちろん、伊勢志摩を訪れる観光客に対しても、温室効果ガス排出削減への環境を提供しています。
超小型電気自動車「コムス」の導入
地球温暖化対策への貢献のため、超小型電気自動車「コムス」を5台導入しました。
「コムス」は、主に女性行員による個人向け営業担当者の営業車両として活用します。
環境方針・環境行動指針の制定
山形銀行では、2008年1月、環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけを強化するため、県内金融機関としては初となる「環境方針および環境行動指針」を制定しております。
エコ関連商品のご提供
山形銀行では、環境関連商品(環境格付、エコ私募債等)を取り扱っております。
やまがた絆の森プロジェクトへの参加
山形県・企業・森林所有者で協定を締結し、継続的な森づくり活動による里山地域の活性化を目的とする「やまがた絆の森プロジェクト」に参加しております。県内の信用金庫と連携を図り、活動する森の名称を「ぐるっと花笠の森」として、県内4地域で植樹や下刈りなどの森林整備活動を行っております。
また、2010年度から「やまがた蔵王国定公園の森」の協定を山形県および、公益財団法人山形県林業公社と締結し、蔵王国定公園の間伐を実施しております。間伐により森林は日当たりがよくなり、より多くのCO2吸収効果が得られ、森林の持つ機能が高まります
【特徴】
CO2森林吸収認証によるカーボンオフセットは東北初、「山形県CO2森林吸収量等評価認証制度」による認証は第1号となります。
環境配慮型店舗、役職員のエコ活動実践
店舗にLED照明やリサイクル資材を使用した環境配慮型設備を取り入れ、省エネルギー化を図っています。また、クールビズ・ウォームビズの実施や、全行早帰り日(やまぎんエコ5デー)の設定、紙使用枚数の削減など、役職員によるエコに対する取り組みを行っております。
さんぎん「熊野古道定期預金」の取扱い
「熊野古道定期預金」のお預け入れ実績に応じた寄付金を、平成17年から毎年実施しています。寄付金は東紀州地域振興公社を通じて、世界遺産である熊野古道の保全のため活用されています。お客様は「熊野古道定期預金」をお預け入れいただくことで、間接的に熊野古道の保全活動に参画していただけます。 「熊野古道定期預金」をお預け入れいただいたお客様と当行が一緒になって、熊野古道の保全に貢献させていただくことが「熊野古道定期預金」の趣旨です。平成17年度以降これまでに、1,628万円の寄付を実施しています。
地域企業の持続的成長をサポート~中小企業へのSDGs経営の浸透~
「SDGs未来都市」に選定されている神奈川県や横浜市などの県内各自治体と協働し、地域におけるSDGsの推進をはかっています。
■ 神奈川県とのSDGs推進に関する連携協定
中小企業向けのSDGsセミナー開催等、さまざまな共同施策を実施
■ SDGsフレンズローン
企業経営者との対話を通じて、中小企業経営者に経営理念・経営計画とSDGs目標との関連性、自社のビジネスでSDGs達成に貢献するための行動や社会にもたらすインパクトなどを整理する仕組みを整えたローン商品。2019年10月の取り扱い開始以降、約3,200(2020年9月末時点)の企業の皆さまに利用されています。
人生100年時代の暮らしをサポート
【はまぎん おかねの教室】金融教育プログラム「はまぎん おかねの教室」により、出張授業や銀行職場体験を実施しています。また、地域のこども達がSDGsの基礎を学ぶための小冊子「はじめてのSDGs」を2020年6月に発行し、セミナーなどでの活用を進めています。【〈はまぎん〉えらべる生活サポート】
介護施設やリフォームをはじめ、ホームセキュリティ・見守りサービスなど、お客さまの日常生活におけるニーズに対し、地域で営業している提携事業者をご紹介するサービス「〈はまぎん〉えらべる生活サポート」を取り扱っています。
地域経済の活性化
■ はまぎん10年後プロジェクト
豊かで持続的な地域社会の発展に向けて、行政が定めた施策の実行支援に加え、横浜銀行が独自に10年後の姿を予測して問題点を抽出し、銀行としてめざすべき10年後のビジョンに向けて主体的に施策の提案・実行をおこなっています。
■ 「かながわ観光活性化ファンド」の活用
横浜銀行と地域経済活性化支援機構(REVIC)が出資する「かながわ観光活性化ファンド」を活用して、湯河原町の「富士屋旅館」開業をはじめとする面的活性化や、鎌倉の古民家を宿泊施設に改修した民泊旅館「鎌倉 古今」の開業支援などをおこなっています。
■ 東京湾フェリーでつなぐ南房総・三浦半島サイクルスタンプラリー
千葉銀行や地方自治体、観光施設と連携して、千葉県の房総半島と神奈川県の三浦半島に設定したサイクルロードをスタンプラリー形式で巡るサイクルツーリズムを開催しました。参加者が立ち寄った観光地で地域特産品をオンラインで購入すると、販売代金の一部が台風被害の大きかった両県に寄附される仕組みを提供し、地方創生や被災地復興を支援しました。
金融デジタライゼーションの推進
■ 次世代型営業店端末「AGENT」の導入
これまでお客さまに申し込み用紙に手書き・捺印いただいていた普通預金口座開設や届出事項変更などの手続きを、タブレットで完結することができます。入力データはAPI連携で業務システムに自動連携されるため、これまで行員が実施していた入力作業やチェック作業が大幅に削減されてペーパーレス化やオペレーションレス化が進み、生産性の向上も実現します。
■ 「おうちで横浜銀行」
個人のお客さまが自宅でさまざまな金融サービスを利用できる「おうちで横浜銀行」では、WEBやアプリ等を通じて普通預金口座や投資信託口座の開設、住所・電話番号の変更ができるほか、ロボアドバイザーが自動で資産運用をおこなう「WealthNavi for 横浜銀行」など、さまざまなコンテンツを提供しています。
環境に配慮したサステナブル経営の実践
■ TCFD宣言への取り組み
コンコルディア・フィナンシャルグループは「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)」の提言に賛同しており、TCFD提言が推奨する気候変動に関する情報開示の充実に取り組み、適切に対応していきます。
■ セクターポリシー
コンコルディア・フィナンシャルグループは、環境・社会に対する負の影響を助長する可能性が高い資金使途の投融資への取り組みについて、融資等を慎重に判断して環境・社会への影響を低減・回避するよう、「セクターポリシー」を定めています。
■ 「投資を通じた環境保全・社会貢献」
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が環境負荷の低減や地域の生活に必要不可欠な交通インフラの整備に向けて発行する「サステナビリティボンド」に投資しているほか、独立行政法人国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」(JICA債)に投資しています。JICA債により調達された資金は、JICAの実施する政府開発援助(ODA)の有償資金協力事業を通じて、開発途上国の社会課題の解決や、日本および国際経済社会の健全な発展のために活用されます。
■ 社員食堂を通じた海洋保全の取り組み
本店社員食堂において、国内銀行で初めて「サステナブル・シーフード」を使用したメニューを提供しています。持続可能な水産物を社員食堂のメニューに取り入れることで従業員一人ひとりの「食」に関する意識・行動の変化を促します。
■ 環境配慮型素材「LIMEX」の採用
店頭でお客さまに書類などを入れて配付しているショッパーやクールビズ期間中に店頭で配付しているうちわを環境配慮型素材「LIMEX」製に切り替えました。森林の減少や水不足といった世界が直面する環境問題に配慮し、行員の名刺や、株主さま向けのリーフレットなどに採用しています。
■ 環境にやさしい店舗づくり
太陽光発電装置の設置、LED照明や高断熱ガラスを組み込んだカーテンウォール等、環境にやさしい店舗づくりに努めています。店舗や本店ビルの環境に配慮した運営が評価され、金融機関では初となる「最優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞しました。
従業員への環境教育
公益財団法人埼玉県生態系保護協会及び「あらかわ市民環境サポーター」の皆さんのご協力を得て、毎年、新入行員研修で荒川河川敷の「三ツ又沼ビオトープ」の外来植物駆除活動を行なっております。
企業内ボランティア組織「武蔵野ボランティアクラブ」による社会貢献
企業内ボランティア組織「武蔵野ボランティアクラブ」には、500名を超える役職員が登録しており、これまでに延べ500名超が、環境保全、子ども向け金融教育、東日本大震災被災地での復興支援などの活動に参加しています。2019年10月には、台風19号による埼玉県内被災地支援のボランティア活動を実施し、約100名の行員が参加しました。
障がい者雇用の促進
障がいのある方の活躍の場の拡大と、就労を通じた自己実現の支援を目的に、「むさしのハーモニー株式会社」を設立し、2017年6月より事業を開始。2018年4月には埼玉県内の金融機関として初めて「特例子会社」の認定を取得しました。現在、障がいのある方6名を雇用しており、当行グループの名刺印刷や事務支援業務等を行っています。
文化・芸術・スポーツの振興
① 地域の文化・芸術の振興に貢献するため、毎年「大宮薪能」に協力しているほか、子どもたちにプロの演奏する素晴らしい音楽に触れる機会を提供することを目的に、ヴァイオリニストの吉田恭子さんに協力いただき、2009年より、小学校の音楽室でのヴァイオリンコンサートを開催しています。(これまでに46校、約4,000人の小学生がコンサートを観賞)
また、2018年より、地域の子どもたちの豊かな心を育むため、劇団四季と一般財団法人舞台芸術センターが主催する小学生招待事業「こころの劇場」埼玉公演を応援しています。
② 地域のスポーツ振興を願い、サッカーJリーグ「大宮アルディージャ」とトップパートナー契約を締結し、プレゼンツマッチを開催しているほか、子どもたちにサッカーを通じスポーツの楽しさを理解してもらえればと、大宮アルディージャのコーチの方々に協力いただき、地元小学生を無料で招待する「武蔵野銀行サッカー教室」を開催しています。
このほか、プロ野球「埼玉西武ライオンズ」を応援し、スペシャルマッチを開催しているほか、プロバスケットボールBリーグの「越谷アルファーズ」のスポンサーも務めています。
③ 地元出身のアスリートの支援にも取り組んでおり、2018年4月、さいたま市出身のテコンドー選手を行員として採用しました。当行では選手が競技に専念できる環境づくりなどのサポートを行っています。
環境に配慮した事務集中拠点の建設・燃料電池車の導入
①「事務センター」では、LED照明の導入、地元環境及び生態系に配慮した施設の緑化を実施しています。特に緑化については、公益財団法人日本生態系協会のJHEP(ジェイヘップ:生物多様性を高める事業を評価する認証制度)の認証を金融機関としては初めて取得しています。
② トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」2台を、営業用車両として活用しています。
ペーパーレス会議運営システム・電子稟議・報告システムの活用
・取締役会や経営会議等については紙を使用せず、タブレット等を活用して開催しています。
・稟議書・報告書の作成から回付、承認に加え、その後の文書管理までを電子稟議・報告システム上にて管理するなどペーパーレス化を進めています。
【特徴】
ペーパーレス化を図ることで、紙使用量の削減だけでなく、意思決定の迅速化や生産性の向上につながっています。
「武蔵野銀行SDGs宣言」の制定
持続可能な地域経済・社会・環境の実現に向けて注力し、SDGs達成に貢献していくことを示すものとして、2019年3月に「武蔵野銀行SDGs宣言」を制定しました。
この宣言は「銀行の責任・役割」「持続可能な地域社会」「地球の持続可能性への貢献」の3つの柱で構成しており、併せてSDGsの17目標のうち8つの目標と関連付けた「持続的成長の源泉としての企業統治」「持続可能な地域経済」「いつまでも自分らしく暮らせる地域社会」「気候変動への対応と生物多様性の維持向上」の4項目を重点領域と定め、当行グループが目指すべき姿として位置付けています。