環境に影響を与える可能性のある設備の管理強化などにより汚染予防に取組んでいるほか、職員一人ひとりが行内はもちろん各家庭においても、省エネ・省資源活動に地道に取組んでいる

環境に影響を与える可能性のある設備の管理強化などにより汚染予防に取組んでいるほか、職員一人ひとり...

八十二銀行は、行用車へのハイブリッドカー導入や、環境に影響を与える可能性のある設備の管理強化などにより汚染予防に取組んでいるほか、職員一人ひとりが行内はもちろん各家庭においても、省エネ・省資源活動に地道に取組んでいます。
具体的な取組みとして、エコ通勤(マイカー通勤原則禁止)の取組み、クールビズ・ウォームビズの実施、環境配慮設備の導入、グリーン購入などを推進しており、社内における環境活動の一層の促進をはかるため、2004 年度より「エコロジー大賞」を実施し、環境活動を積極的かつ模範的に推進した部店を社内表彰しております。
また、2016~2019年度には、営業店114店舗のロビー・ATMコーナーの照明をLED化し、大幅な省エネルギーを実現しました。

統合報告書「八十二銀行の現況」内環境報告書p.36
「3つの柱2:自らの環境負荷低減活動」参照

【特徴】
・当行グループ12 社が、「国土交通大臣表彰(平成22 年交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰)」を受賞いたしました。これは、環境保全活動に積極的に取組み、顕著な功績のある者を表彰する制度で、エコ通勤と環境保全全般に対する取組み姿勢が評価されました。同賞受賞は金融界では初めてのことであり、当行にとっては2005 年(平成17 年)の環境大臣賞受賞以来、2 度目の大臣賞受賞となりました。

・24年10月には、長野県より「循環型社会形成推進功労者知事表彰」を受賞しました。これは、溶解システムの構築などの先駆的な活動及び長期的かつ地道な環境保全活動が、地域の循環型社会形成のために貢献していると評価されたものです。

「ちばぎんグループサステナビリティ方針」の制定とマテリアリティの特定

当行では、2019年7月に「ちばぎんグループサステナビリティ方針」を発表いたしました。
同方針のもと、長期志向で社会価値と経済価値との両立を目指す「持続的経営」に取り組んでいます。グループ一体となって、事業活動をつうじた社会課題の解決に貢献する取組みを主体的に進め、地域の持続的成長を支えていきます。
また、さまざまなステークホルダーからのご意見やこれからの環境変化を踏まえ、当行への影響を認識し、「地域経済・社会」「高齢化」「金融サービス」「ダイバーシティ」及び「環境保全」の5つのテーマによる当行のマテリアリティを特定しました。
このマテリアリティに基づき、地域の課題解決に向けて具体的な活動に取り組んでいます。

融資ポリシーの制定

環境・社会課題の解決に向けて、融資に取り組むことが環境・社会に対して大きな影響を与えると考えられる特定のセクター(新設の石炭火力発電所、クラスター弾製造企業、パーム油農園開発、森林伐採事業)に関して、当行の与信上の取組み姿勢を明確化するために融資ポリシーを定めています。

https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/

「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」の制定

人権尊重及び環境保全が国際社会における重要な課題であることを踏まえ、人権及び環境に対する当行グループの取組の基本方針となる「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」を制定しました。

〇ちばぎんグループ人権方針
URL:https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/human_rights.html

〇ちばぎんグループ環境方針
URL:https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/environment.html

環境問題をCSR(企業の社会的責任)の根幹と位置づけ積極的かつ継続的な環境改善を通じて持続可能な...

八十二銀行グループは、環境保全活動をCSR《企業の社会的責任》の根幹と位置づけ、積極的かつ継続的な環境改善をつうじて持続可能な地域社会の形成に寄与します。当行は地方銀行としての役割を十分認識し、ご融資等の本来業務を通じお客さまや地域の皆様の環境改善に資する活動を使命と考え、「エコロジーバンク82 」を標榜し、役職員一丸となって活動を展開しています。
2018年8月、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」において、「エコ・ファースト企業」の認定を受けました。当行の認定により認定企業は、全国で45社、銀行業界で2社となりました。なお、長野県内の企業では初めての認定となります。
当行の「エコ・ファースト約束」が銀行業界トップの活動内容であると環境大臣より評価されたものです。

環境保全・美化活動

千葉県内にて、「ちばぎんの森」森林整備活動(育樹活動)を積極的に行っています。2018年5月には、山武市蓮沼「ちばぎんの森(第5)」にて、約200人の当行役職員・OB等のボランティアで1.34haの土地に5,000本のクロマツ・トベラ・マサキを植樹しました。今後も定期的に下草刈り等の育樹活動を継続していきます。
このほか、県内各地の海岸や公園、店舗周辺において、定期的に役職員・OBのボランティアによる清掃等美化活動を行っています。2019年度は、延べ6,245人がボランティアとして参加しました。
2020年6月には、レジ袋等の不法投棄による海洋プラスチックごみ問題の解決のため、TSUBASAアライアンス参加行共同でオリジナルエコバックを作製し、お客さまへの配布を行いました。本取組みをつうじて、お客さまのリサイクル意識の向上や海洋プラスチックごみ問題を身近に考えるきっかけとなることを期待するとともに、行内外の環境保護意識の醸成を図っています。本取組みは、環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンに参加しています。

地方創生への取組み

地域社会の発展や地域経済の活性化を図るため、地方創生融資、古民家事業支援融資によって地域の観光振興や雇用創出につながる事業を支援しているほか、地方創生私募債では、企業が資金調達をつうじて地域貢献できる仕組みを提供しています。観光振興では、県内自治体へレンタサイクルを寄贈する取組み(2015~2019年度:30自治体、累計295台)や「南房総・三浦半島サイクルスタンプラリー」などのイベントをつうじて、地方創生や2019年秋の台風被害からの復興支援を後押ししています。
当行は、地域のトップバンクとして、まちづくりに積極的に参画しています。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の「地方創生に資する金融機関等『特徴的な取組事例』に3年連続で選定されており、引き続き自治体等への支援を継続していきます。
また、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加といった地域農業が抱える問題の解消に向けて、2018年3月に地域企業等15社とともに農業法人「㈱フレッシュファームちば」を設立しました。今後も持続可能な農業モデルを追求していきます。

環境関連融資への取組み

環境に役立つ金融サービスの提供をつうじて、地域やお客さまとともに持続的に発展することを目指しています。具体的には、制度融資として環境格付融資、太陽光発電事業支援融資、ESG利子補給付融資などを取扱っているほか、太陽光発電をはじめバイオマス発電・風力発電事業など再生可能エネルギーに関連するプロジェクトファイナンスに取り組んでいます。また、廃プラスチック削減や資源リサイクルなどの取引先の事業活動に対しても積極的に資金対応することで、環境保全に寄与する取組みに対して継続的に支援を行っています。

気候変動・温暖化対策への取組み

千葉県は2019年9月、10月に相次いで房総半島を襲った台風により多大な被害を受けました。巨大台風が発生する一因として地球温暖化が挙げられており、台風による被害はまさに気候変動リスクの具現化と考えられています。こうしたことも踏まえ、当行は2019年12月にTCFD提言に対する賛同表明を行いました。TCFD提言を踏まえた取組みを実施し、気候変動関連の情報開示に適切に対応していきます。
店舗等は、太陽光発電システムや風力発電設備の設置、屋上緑化、燃料電池自動車や電気自動車の導入、LED電飾ポスターケースの導入、クールビズ・節電ビズの実施、ライトダウンキャンペーンへの参加等の取組みを実施しています。また、2020年9月末に竣工した「ちばぎん本店ビル」は、自然エネルギーを活用するとともに、省エネルギー化を促進する建物となっており、建築環境総合評価システム(CASBEE)でSランク相当の性能を有しています。

ほくほくフィナンシャルグループ「環境方針」について

2021年2月1日、ほくほくフィナンシャルグループは経営理念のひとつである「地域共栄」の実現に向け、営業活動を含む自らの企業活動において環境への配慮に努めることを「環境方針」として宣言しました。
北海道銀行は、ほくほくフィナンシャルグループの一員として実現に務めてまいります。

≪ほくほくフィナンシャルグループ環境方針≫
環境保全に関する法規等を遵守します。
金融商品やサービスの提供を通じて、環境問題に取り組むお客さまへの支援を積極的に行います。
企業活動全般において、省資源、省エネルギー、リサイクル活動を推進し、環境負荷の低減に努めます。
企業活動が環境に与える影響を定期的に検証するとともに、積極的な情報開示に努めます。
地域社会と積極的に連携し、環境保全活動を推進します。
本方針は、グループ内の全役職員に周知するとともに、対外的にも公表します。

役職員による社会貢献活動について

札幌大通公園などを含め、各本支店所在地において、役職員が地域のボランティア清掃等を実施しています。また、各市町村で実施される町内会行事や祭りへのボランティア参加を通じて、地域の皆さまとの交流を深めています。

金融教育への取り組みについて

1.お金や経済に関する知識や銀行について知ってもらうことで金融リテラシーを高める活動に取り組んでいます。小・中・高校生を対象とした職場体験学習や出前授業に加え、社会人向けの資産形成・資産運用セミナーを開催しています。

2.高校生がクイズを楽しみながら金融・経済に関する知識を習得し、お金の関わり方やライフデザインを考えるきっかけとしてもらうことを目的に、毎年エコノミクス甲子園を開催しています。地元の金融機関とともに北海道大会の運営を行っています。

障がい者・高齢者等に配慮したサービス向上について

1.耳の不自由なお客さまが利用しやすいよう、「コミュニケーションボード」、「耳マーク表示板」を全支店に設置。また、目の不自由なお客さまも利用しやすいよう、「ホームページ読み上げサービス」を導入しています。

2.「認知症サポーター」を営業店に配置しています。

ほくほくフィナンシャルグループ「SDGs宣言」について

1.「ほくほくフィナンシャルグループは、「地域共栄」「公正堅実」「進取創造」の経営理念のもと、国際連合が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の視点を踏まえたCSR活動に積極的に取り組むことにより、地域経済、地域社会のSustainability(持続可能性)の向上を目指してまいります。」という宣言について、北海道銀行はほくほくフィナンシャルグループの一員として実現に務めております。

災害時緊急充電スポットの設置

地域貢献の一環として、災害発生による停電等の緊急時に備える携帯電話の充電スポットを富山県内の23ヵ店に設置。今後は、対象店舗を県外に拡大し、順次充電スポットを設置してまいります。

【特徴】
・災害に強いインフラ整備を通じて地域社会の持続的な発展に貢献いたします。

持続可能な社会形成に向けた環境商品・サービスの提供について

・道銀エコ私募債
ISO14001、エコアクション21、北海道環境マネジメントスタンダード等、環境にかかる公的認証を得ている企業および北海道銀行のISO14001取得支援サービスをお申し込みいただいている企業に対して、通常の私募債よりも発行条件を優遇し、環境配慮型企業を資金調達面から支援しています。

・道銀SDGs私募債
道銀SDGs私募債を発行する企業から受け取る手数料の一部をSDGsに資する活動を行う団体・基金等へ寄付します。本商品を通してSDGsに関心のある企業と連携し、地域経済、地域社会の持続的発展を目指します。

・環境に配慮したリフォームローンにおける金利優遇
ソーラーパネル設置や省エネ型ガスシステム設置など環境に配慮したリフォームの為のリフォームローンお申し込みに対して、基準金利より0.5%金利を引き下げる対応を行っています。

【特徴】
北海道の法人・個人のお客さまに対して積極的に上記商品・サービスを提供しています。

産学官連携による「道銀の森」での取り組みについて

・産学官の連携事業として、2009年に「道銀の森」を設立しました。
産~北海道銀行
学~北海道大学の東名誉教授が考案した“カミネッコン”による植樹方式を採用
官~北海道の「水源の森づくり事業」のスキームを活用

・実際の植樹では、「北ぐにの森づくりサークル」の協力を得て、毎年1ヘクタールの敷地にミズナラ・ヤチダモ・シラカバ・アカマツなど2,000本の植栽を行い、2013年までの5年間で10,000本を植樹しました。

・2014年以降は補植や下草刈りなどのメンテナンスを継続し、2019年には植樹開始10年を経過することから育成状況調査を実施し、順調な生育を確認しました。今後も保全活動を実施する予定です。

「なんとの森づくり事業」への参加について

当行は五箇山合掌造りの世界遺産登録20周年を機に富山県南砺市遊部自治会が推進を開始した「なんとの森づくり事業」に共同参加し、茅の植栽活動を行っています。
本事業は合掌造りの屋根に使う茅を植栽し、茅不足の改善を図ることを目的として実施されるものです。

【特徴】
・経営理念「地域共栄」の実現に向け、地域の皆さまとともにCSR活動に取り組んでいます

次世代型店舗の促進について

当行はお客さまの利便性と環境に配慮した店舗作りに取り組んでいます。営業店では点字ブロック、段差のない出入口、多目的トイレなどバリアフリーに配慮した設備の導入を進めているほか、近年新築した店舗では、輻射式空調の導入による空調の効率化およびLED照明の活用による省エネ化を実現しています。(本店内の照明は全てLED化対応済み)
今後も多様なお客さまにも安心してご利用いただける、より良い店舗作りを促進していきます。

【特徴】
・様々なお客さまにご利用いただける、安心・便利な店舗作りに取り組んでいます。
・LED照明、高効率機器の採用により使用電力量の低減を図っています。