環境保護活動の取り組みの一環として、和歌山県が森林の環境保全を目的に実施している「企業の森」事業に参画しています。2006年より、和歌山県日高川町の「紀陽の森」において活動を開始し、毎年、行内にてボランティアを募り、約3,300本の植栽をおこなうとともに、下草刈り活動に取り組んできました。2016年からは、和歌山県田辺市においても森林保全活動に取り組むこととなり、約180名の役職員の手によって、ヤマザクラやウバメガシ等の広葉樹の植栽を行いました。植栽後は、定期的に役職員で下草刈りをおこなっています。
和歌山県「企業の森」事業
地域の環境美化活動への参加
創立100周年を機に、1995年6月に「紀陽銀行小さな親切の会」を発足させ、同時に公益社団法人「小さな親切」運動本部に加入しました。毎年、同会の活動の一環として、各営業店エリアにおいて清掃活動や地元の催し物へのボランティア参加、献血への協力などの活動をおこなっています。
節電への対応
節電への対応として、減灯や不在時消灯、クールビズやウォームビズ等に取り組んでいます。毎年度の電気使用量の削減目標を定め(前年度比1%の削減)節電への対応を進めています。
省エネ診断サービスの提供
お取引先のエネルギー利用状況を調査し、省エネ設備の導入によるコスト削減効果を試算するサービスをご紹介しています。
【特徴】
診断サービス後は、お取引先のご希望により、照明のLED化や高効率空調機への更新などの快適な職場環境づくりに向けた設備導入や、コンサルティングサービスなどのサポート対応を行います。
異業種交流会の開催
地域社会・経済に降りかかる様々な脅威が発生している現代社会において、その抱える課題は地域のお客さまとともに解決の道を探る必要があるものと考え、「異業種交流会」を5月より順次開催しました。本取組は、地域の持続的な発展と課題解決を見据えた取組です。
【特徴】
当行のブロック営業態勢を活用して、「リアル参加型」と「リモート参加型」を併用するハイブリッド型での開催としました。
「スポーツ応援企画」の実施
佐賀県内のトップレベルスポーツを応援し、地域社会への貢献・活性化を目的に、佐賀県内に拠点を構えるスポーツチームとの企画を実施いたします。
2024年に佐賀県で開催される「第78回国民スポーツ大会」を見据え、スポーツを通じて佐賀県全体を盛り上げたい想いから応援範囲、内容共に拡大して実施するものです。
【特徴】
トップレベルスポーツの選手やスタッフを対象にした「金融セミナー」の実施や、佐賀銀行グループの社員による「応援ツアー」の実施などを計画しております。
「紀陽銀行 環境方針」の制定
2014年に、全役職員が環境に配慮する気持ちを持って積極的に自ら考え自ら行動することをめざし、「紀陽銀行 環境方針」を制定しました。恵まれた自然環境の保全に向けた活動を推進するとともに、地球温暖化による気候変動を重要な事業リスクと認識し、環境への負荷軽減に努めています。
NPO助成金制度
NPO助成金制度により、大分県の環境保全、文化振興、福祉・生活向上に役立てて頂き、「ゆたか」な社会を築いていく一助とさせて頂くことを目的に、2008年度より実施しており、2022年度で15回目の助成金贈呈。
2022年度は、「きたく部(大分市)」「妙音山を守る会(由布市)」「一緒に歩こう会 居場所サロンわかばハウス(大分市)」「特定非営利活動法人 地域ひとネット(大分市)」の4団体に助成金を贈呈。
【特徴】
地域金融機関として、本業での経済貢献のみならず、環境や文化の幅広い分野に注力し、企業の社会的責任活動を通じて、地域の繁栄に寄与すべく、様々な社会貢献活動に取り組んでいる。
NPO助成金制度は、地域の環境保全、文化振興、福祉・生活向上の一助とさせて頂くべく、助成金を贈呈するもの。加えて、これらNPOの環境保全等の取組みを地域の方々に知っていただくために、表彰先をホームページ・ディスクロージャー誌で紹介している。
社会貢献活動
社会貢献活動は、目的・趣旨等を明確にした通知文書により職員の取組み意識向上を図ったうえで、実施することとしている。2022年度は、街かどクリーン作戦、クールビズ・ウォームビズ等を職員にて取り組んだ。
地域の方々への情報開示のため、ホームページやディスクロージャー誌を活用しており、これまで街かどクリーン作戦実施、クールビズ・ウォームビズ実施、LED照明導入、カーボンオフセット通帳導入等の取組みを掲載している。
① 街かどクリーン作戦
従業員組合を中心に、全店の職員で地域清掃を行う取組み。1983年に取組み開始、2022年6月に59回目を実施。
② クールビズ・ウォームビズ
服装により冷暖房設定温度を調整。
③ LED照明導入
2011年12月に第1号店として本店営業部に導入。現在、大分市内の全店舗に設置。
④ カーボンオフセット通帳導入
2012年1月に導入。
【特徴】
地域金融機関として、本業での経済貢献のみならず、環境や文化の幅広い分野に注力し、企業の社会的責任活動を通じて、地域の繁栄に寄与すべく、様々な社会貢献活動に取り組んでいる。
行内での積極的な取組みに加え、その取組みを地域の方々に知っていただくために、取組み事例をホームページ・ディスクロージャー誌で紹介している。
認知症サポーターの全店配置
認知症について正しく理解し、認知症患者とその家族を見守る「認知症サポーター」を全店へ配置している。また、認知症にやさしい企業・団体として、大分県の制度である「大分オレンジカンパニー」に登録されている。
【特徴】
当行は、認知症高齢者が増加する社会において、全行員が「認知症サポーター養成講座」を受講することで、認知症について正しく理解し、認知症患者とその家族が「安心して暮らせる地域づくり」に取組んでいる。
本取組みはホームページで紹介している。
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同
2022年4月にTCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)の提言への賛同を表明いたしました。気候変動や環境問題への対応をさらに拡充していくとともに、TCFD提言を踏まえた気候変動のリスク・機会等に関する情報開示の充実に努めてまいります
(TCFD提言への賛同)
https://www.chukyo-bank.co.jp/showimage/pdf?fileNo=972
(サステナビリティへの取組み)
https://www.chukyo-bank.co.jp/cmn/download/sustainability.pdf
障がい者・高齢者のお客さまも来店しやすい店舗づくり
障がいをお持ちの方やご高齢の方が来店しやすい店舗作りに取り組んでいます。
1. サービス・ケア・アテンダントの資格取得
ご高齢の方やお身体の不自由な方だけでなく、「困っているすべての方」に適したサービスの提供を目的とする接遇の資格「サービス・ケア・アテンダント」を行員109名が取得しています。全営業店への資格取得者の配置を目指し、順次取得を進めています。
2. 認知症サポーターの配置
店頭での応対力の向上ならびに認知症の方やそのご家族の皆さまが安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献するため、認知症サポーターを配置しています。
3. すべてのお客さまに安心・安全な店舗づくり
視覚障がい者対応ATMや車いすでもご利用いただきやすい足元のスペースを拡大したATMの設置、多目的トイレなどのバリアフリー対応設備の導入を順次進めています。
【特徴】
地域金融機関としてすべてのお客さまに安心して当行のサービスをご利用いただけるよう、対応力の向上に努めています。
ペーパーレス化の推進
タブレット端末を利用して投資信託や生命保険の申込受付ができる「投資信託・保険ナビシステム」や「ペーパーレス会議システム」、「ワークフロー」を導入し、業務効率化とペーパーレス化に取り組んでいます。
温室効果ガス排出量削減に向けた「CO2フリー電力」の導入
温室効果ガス排出量削減に向け、中部電力ミライズ株式会社が提供するCO2フリー電力を当行本店ビルおよび愛知県・三重県下の全店舗に導入いたしました。
この取組みは、中部電力ミライズ株式会社が提供する再生可能エネルギー由来の環境価値を活用した電力を導入することにより、当行が事業活動に伴い排出する温室効果ガスの削減を図るものです。これにより、対象施設における電力の使用により排出される温室効果ガスを実質的に全量削減することとなり、当行全体では約9割の削減効果を見込んでいます(※1)。
(※1)2020年度の使用電力実績に対し導入効果を当行が試算したものです。
環境配慮型金融商品の取扱い
地域金融機関として、地域のお客さまの幅広い資金ニーズへの対応に加え、地域における環境保全活動を金融面からも推進していくため、環境配慮型金融商品の取扱いを行っている。
① リフォームローンQ… 太陽光発電設備機器の購入・設置費用、環境配慮型設備機器導入ニーズに対応し、取引状況に応じて優遇金利を適用
② 居住不能信用費用保険付リフォームローン
… 太陽光発電設備機器の購入・設置費用、環境配慮型設備機器導入ニーズに対応し、取引状況に応じて優遇金利を適用。
【特徴】
地域金融機関として、本業での経済貢献のみならず、環境や文化の幅広い分野に注力し、企業の社会的責任活動を通じて、地域の繁栄に寄与すべく、様々な社会貢献活動に取り組んでいる。
本取組みは、地域のお客さまの幅広い資金ニーズおよび環境保全の一助とさせて頂くべく販売をするもの。これらの環境保全等の取組みを地域の方々に知っていただくために、商品の取扱いをホームページで紹介している。
「ひめぎんくらしサポート<ひめサポ>」の取扱い
当行は、ふるさとの発展に役立つ銀行として、平成24年から「ひめぎん ふるさと観守り隊」を結成し、地域の見守り活動に取り組んでいます。また、「ひめぎんくらしサポート<ひめサポ>」では、シニア層のお客様向けに金融以外の「くらし分野」のご相談にも対応し、地域の安心かつ豊かな暮らしの実現に取り組んでいます。
本店ビルで使用する電力の再生可能エネルギー化
2021年10月より本店ビルにおいて四国電力(株)が提供する再生可能エネルギー100%の電力を導入しております。引き続き環境負荷低減に資する取組みに努めてまいります。
ペーパーレス化の推進
当行は、「ひめぎん通帳レス口座」を取り扱っております。また、保険商品や投資信託、ローン商品などの各種お申込みにおいても、インターネット上で申込が完結するシステムを導入しています。引き続き、ペーパーレス化、省資源化に努めてまいります。
地域課題の解決に向けた自治体等との連携
当行は、地域課題の解決に向け、愛媛県および県内20市町と連携協定を締結しています。また、松山市SDGs推進協議会と西条市SDGs推進協議会に参画し、定期的に意見交換を行っております。
気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同
当行は、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言へ賛同しました。引き続き気候変動対応を含めた環境・社会分野における課題解決に一層努めてまいります。