①「京銀ふれあいの森」「京銀ふるさとの森」「京銀まなびの森」の保全育成 ②「京都モデルフォレスト協会」の活動への積極参加

①「京銀ふれあいの森」「京銀ふるさとの森」「京銀まなびの森」の保全育成 ②「京都モデルフォレスト...

① 平成24年4月に京都府ならびに京都モデルフォレスト協会と「森林の利用保全に関する協定」を締結し、この協定のもと京都市北区上賀茂にある本山国有林の一部(15.22ha)を「京銀ふれあいの森」として、林野庁、京都府、京都モデルフォレスト協会、京都産業大学、京都大学と連携して森林の保全・育成に取組んでいます。また平成19年に当行嵐山研修会館の敷地の一部を「京銀ふるさとの森」、平成25年に当行桂川キャンパスの敷地の一部を「京銀まなびの森」として、植樹等をおこない、以降は下草刈りなどの育成・整備活動を行っています。

② 「京都モデルフォレスト協会」に対して、同協会が主催する森林整備活動に積極的に参加しています。

【特徴】
「京銀ふれあいの森」で間伐したヒノキを、行員で皮むきや搬出を行い、それを材料として営業店の内装に使用しました。その取組について、平成27年に「第1回ウッドデザイン賞奨励賞」(京銀ふれあい森等の地域産材を使用した店舗内装木質化)を受賞しました。

①「環境方針」の制定 ② サステナビリティ経営委員会の設置

① 2008年に制定した「環境方針」(基本方針と行動指針)に基づき、全役職員が一丸となって環境保全活動に取り組んでいます。

②「サステナビリティ経営推進委員会」において、特にSDGs/ESG を含むサステナビリティ関連諸課題への組織的な取り組みに関する重要事項等を審議しております

<エコプラス定期>

お客さまが定期預金をお預けいただくときに、ダイレクトチャネル(ATM・電話・インターネット)を利用されると、1回ごとに7円(不要となる申し込み用紙相当額)を滋賀銀行が負担して積み立てます。その積み立てた金額を、2016年度までは滋賀県内の小・中学校へ「学校ビオトープ」づくりの資金として毎年助成。2017年度からは、絶滅危惧種であるニゴロブナとワタカの稚魚を放流する資金として拠出しています。

【近江商人の経営哲学「三方よし」の考え方で商品企画】
ご預金者は金利がプラス<預けてよし>、滋賀銀行は紙資源を削減<預かってよし>、小・中学校で「環境学習の場」である「学校ビオトープ」づくり、ニゴロブナ・ワタカの放流<世間、環境によし>

【特徴】
これまで35の小・中学校に総額1,679万円を助成。「環境学習の実践の場」として活用いただき、子どもたちは生き物や植物の観察を通して多くのことを学ばれています。
ニゴロブナ・ワタカはこれまでに累計70万匹を放流。琵琶湖の生態系保全に貢献しています。

① 環境にやさしい店舗づくり ② リサイクルトイレットペーパー

① 建物の什器や内装に地域産木材を使用することにより、木材使用の啓発を行っている。また屋上緑化、太陽光発電・風力発電、LED照明、電気自動車等を設置しています。平成25年12月に新築した東長岡支店は「CO2排出量ゼロ店舗」とし、「光ダクト」「自然換気システム」「外付けロールスクリーン散水」など“自然の力を生かす仕組み”と、「超高効率空調」「LED照明」などによる“省エネ製品等の導入”によりCO2排出量を従来型の店舗より約39%削減し、残り61%相当を太陽光発電で賄っています。

② 日常業務で発生する廃棄文書を集約してリサイクルを実施し、トイレットペーパーなどに再利用しています。またリサイクルしたトイレットペーパーは京都府内や滋賀県内の当行店舗所在地にある公立小学校等へ寄贈しています。

基本方針とTCFD提言への取り組み

静岡銀行は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、環境問題への積極的な取組みが企業活動の存続にかかわる必要条件として位置づけ、「6つの基本方針」を定めています。
また、2020年3月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動シナリオ分析を進めていくとともに地域の持続的成長に向けてグループ一体となり、環境等の社会問題に対して積極的に取り組んでまいります。

【特徴】
ガバナンス・戦略・リスク管理に沿った対応とともに、地域金融機関として、環境関連融資目標を設定し取り組んでいます(300億円)。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

・静岡経済研究所の協力のもと、企業活動が地域経済に与える波及効果や地域の独自課題への貢献を評価する中小企業向けのフレームワークを構築し、2021年1月に本邦初となる中小企業向けポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を締結しました。

・環境格付融資や、環境格付私募債「ECOBON(エコボン)」、エコサポート・ビジネスローンを提供しています。

・グループ会社である静銀経営コンサルティング株式会社では、お客様への環境マネジメントシステム認証取得のサポートや、CO2排出量削減に関する「環境・温暖化コンサルティング」などのサービスを提供しています。

・預金利息を環境保全に取り組む団体などに寄付する定期預金のほか、環境配慮型企業への投資を対象とした投資信託などを取り扱っています。

・2018年4月より、従来からある『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店専用口座「WebWallet」』の2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、NPO法人が運営する「富士山基金」に寄付する取り扱いを開始しました。2021年度からは、「静岡・山梨アライアンス」のもと、静岡銀行・山梨中央銀行がそれぞれ通帳を発行しない口座の開設数に応じて富士山基金に共同で寄付します。これは紙の使用量削減にも寄与します。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針1「金融業務を通じた環境への対応」に基づく取組みです。

<ニュービジネスサポート資金(SDGsプラン)>

2018年3月より、SDGsに貢献する事業を支援する、「ニュービジネスサポート資金(SDGsプラン)」を取り扱っています。社会的課題解決を起点とするアウトサイド・インの考え方で新規事業に取り組む企業をサポートする融資商品で、最大1億円を所定の金利から最大0.3%優遇してご融資します。

【特徴】
「社会的課題解決起点のビジネス」を創出するきっかけとなり、地域とお取引先の持続可能な発展につながることを目指します。資金面だけでなく、販路開拓や産学官金連携の「野の花応援団」などを通じたサポートを実施しています。

<SDGsコンサルティング>

「SDGsを経営に取り入れたい」というお取引先の伴走支援を目的として、2019年6月よりSDGsコンサルティングを実施しています。事業活動とSDGsとの関連性を整理し、マテリアリティ(重点課題)の特定やKPIの設定をサポートし、SDGs宣言を発表いただいています。

【特徴】
お取引先の状況に応じた伴走型のサポートを心がけています。SDGs宣言を行うことを目的化せず、SDGsを事業計画に落とし込み、社会的課題への取り組みを通じて企業価値向上につなげていただくことを重視しています。

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(静岡銀行グループの会員のうち、2020年度の参加者数は1,171名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。
また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。

静岡銀行グループの環境負荷の低減

静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減等のほか、中部電力ミライズ株式会社と「しずぎん本部タワー」ならびに「研修センター」で使用する電力として再生可能エネルギー「静岡Greenでんき」の需給契約を2021年9月1日に締結しました。
また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、2016年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地
域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。

① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)

② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)

③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)

④ LED照明

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループでは、地域における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させ、こうした活動を一層推進していくため、サステナブルファイナンス目標を設定しました。

目標内容:2030年度までの関連投融資の累計実行額

〇サステナブルファイナンス目標:2兆円(うち環境ファイナンス1兆円)
・サステナブルファイナンスの定義
持続可能な社会の実現に向けたお客さまのESG(環境・社会・ガバナンス)、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを支援する資金供給
・環境ファイナンスの定義
環境への負荷を軽減するお客さまの取り組みに対する資金供給

<私募型グリーンボンド>

中堅・中小企業にも比較的手軽にグリーンボンドを発行いただける私募型の発行スキームを確立し、環境事業にご活用いただいています。地方銀行では初めての取り組みで、地域への再生可能エネルギー普及や資源循環の取り組みなどの資金調達をお手伝いしてきました。

【特徴】
グリーンボンドは初期の発行コストが大きいことや、手続き複雑なため、数十億円~数百億円規模での起債が一般的ですが、中堅・中小企業にも活用の幅を広げるため、補助金なども活用して1億円未満の起債でもご利用もいただきやすい仕組みにしています。

<『しがぎん』サステナビリティ・リンク・ローン“しがCO2ネットゼロプラン”>

滋賀県と連携して開発した、滋賀県全体のCO2ネットゼロを目指す融資商品です。ご利用企業には「CO2削減」に関する目標を設定していただき、その目標の達成度に融資条件が連動する仕組みです。CO2削減の実績によって融資条件が連動するため、ご利用企業にはCO2削減に向けた動機づけが高まります。
目標の野心性などについては、グループ会社の株式会社しがぎん経済文化センターが調査して、サステナビリティ・リンク・ローンとしての適合性についてセカンドオピニオンを発行します。なお当行は、本商品のスキーム全体のサステナビリティ・リンク・ローンとしての適合性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)よりセカンドオピニオンを取得しています。

【特徴】
滋賀県が、事業者のCO2削減を促進するために実施している「事業者行動計画書制度」と連携したスキームになっており、ご利用企業の事務負担を軽減することで、ご利用いただきやすいよう工夫しています。

<カーボンニュートラルローン未来よし>

2021年11月、お取引先の脱炭素に向けた設備投資をサポートする融資商品「カーボンニュートラルローン未来よし」の取り扱いを開始しました。本商品は、資金使途を電気自動車や再エネ導入などの脱炭素関連の設備資金に限定しており、ご利用いただく事業者さまには、当行が独自に開発した「ESG評価」を提供します。「ESG評価」を通じてお客さまの経営課題を把握・共有するとともに、取り組み度合いに応じた金利優遇を行うことで、脱炭素に向けた設備導入を促進します。

【特徴】
本商品では、ご利用実績に応じて当行が収益の一部を拠出し、当行独自の寄付スキーム「未来よし+(みらいよしプラス)」を通じて、脱炭素や生物多様性保全など、持続可能な地域社会づくりに資する事業へ寄付を行います。加えてお客さまには、本商品のご利用を記念して、滋賀県産の間伐材で製作した記念盾を贈呈します。

<カーボンニュートラル店舗>

2015年6月に、CO2排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル店舗」を1店舗開設しました。
長寿命・省エネルギー性に優れたLED照明や、太陽光を室内に取り込み照明として利用する「スカイライトチューブ」等を採用し、従来型店舗と比較してCO2排出量を34%(約30トン/年間)削減できます。残りの66%分は屋上などに設置した324枚の太陽光パネルによる発電でまかない、CO2排出量が実質ゼロとなります。

【特徴】
タスクアンビエント照明、LED照明、全熱交換機(CO2センサー付き)、自然風利用、雨水散水利用、電気自動車用充電スタンド、日除け庇、自然光利用、遮熱断熱防犯ガラス、太陽光発電など省エネルギー技術を活用。

<GAP認証取得支援> ※GAP(農業生産工程管理):Good Agricultural Pra...

農業の発展による地域経済・産業振興を目指して、2017年4月、西日本旅客鉄道(株)ならびに(株)ファーム・アライアンス・マネジメントと業務協力に関する協定を締結。あわせて、GAPを事業性評価に活用した融資“本業支援サポートローン「GAP認証者サポートプラン」”の取り扱いを近畿の地方銀行で初めて開始。これからも「金融」の役割を通じて、滋賀の豊かな恵みを生かすビジネスをこれからもサポートしてまいります。

【特徴】
取り組みを通じて、生産者へ販路開拓支援、国際認証取得支援を実施し、競争力のある農業ビジネスの創出を支援。

<脱プラスチックの取り組み>

プラスチックごみによる海洋汚染などの問題を防止するため、次の取り組みを行っています。

・ビニール袋の配布を取りやめ、認証紙製の手提げバッグに切替
・プラスチック製のクリアファイルの配布を取りやめ、認証紙製のファイルに切替
・通帳ケースをバイオマスプラスチック配合の素材に切替
・本店敷地内の自動販売機でPETボトル飲料の販売を取りやめ

クールビズの実施

環境省より励行されている夏季の軽装(クールビズ)について、令和3年5月10日(月)~令和3年9月30日(木)( 女性は令和3年5月17日(月)~令和3年9月30日(木) )の間、清水銀行全体で実施しました。

【特徴】
本取り組みは地球温暖化防止と、従業員の環境に対する啓発に繋がると考えております。

しずおか未来の森サポーター活動の実施

・平成22年6月16日、静岡県が企業の森づくりを支援する「しずおか未来の森サポーター制度」に基づき、静岡県及び静岡市と森作り協定を締結しました。

・森林の保全や景観維持のために、植樹や三保松原での下草刈り、周辺清掃等を展開しております。2017年度まで三保松原へマツの植樹を行っておりましたが、長年の植林活動により保全に十分な数のマツが成長したため、2018年度からは自社の所有林に植林をしております。

・長年の活動により、2020年度、しずおか未来の森サポーター企業の森づくりの優れた活動を賞する「功労表彰」を静岡県より受賞しました。

【特徴】
植林活動は、毎年11月もしくは12月に内定者により実施しており、これまで植林した数はマツ1,780本、杉210本となりました。