銀行業務運営における環境負荷の軽減

銀行業務運営における環境負荷の軽減

・屋上緑化の実施・太陽光発電の導入・小型風力発電機の導入・高効率化空調設備への更新・天井照明のLED化・電気自動車の導入・ペーパーリサイクル・蛍光灯リサイクルの実施・グリーン購入・3R(リデュース、リユース、リサイクル)の実施・節電の取組み(冷暖房運用管理の徹底、クールビズ、ウォームビズ等)の実施・お客様に対する頒布品として環境に配慮した商品を採用【特徴】日常の銀行運営において環境負荷軽減を実施しています。

環境に配慮した取組みの開示

ホームページ、ミニディスクロージャー誌、テレビ番組で当行の取組み内容を紹介【特徴】環境に配慮した取組みについて複数の媒体を活用して開示しています。

環境に配慮した取組みの発信

役職員による環境に配慮した取組みの呼びかけ(節電、自動車から徒歩・自転車にシフト)【特徴】行内における情報発信による役職員の環境意識の向上を図っております。

環境関連融資商品の推進について

当行では、当行独自の基準により、企業の環境経営に対する取組み内容を評価し、その評価結果に応じて格付を付与し、格付に応じた金利引下げを行う「エコリード・マスター」(平成21年11月取扱開始)、「エコ私募債」(平成22年6月取扱開始)、「ほくぎんエコサポート北海道」(平成23年7月取扱開始)といった、環境関連融資商品を積極的に推進しています。これからも、お取引先の環境に配慮した経営を促進するため、金融面からサポートしています。【特徴】・「持続可能な社会の形成に寄与する企業」の発展に資する金融商品を提供しています。・環境配慮型経営に取り組んでいる企業を正当に評価し、融資条件に反映させることで、積極的な資金供給による地域の活性化を図っています。

再生可能エネルギー事業に対する取組み状況について

当行は、お取引先企業に対する目利き力を高め、より良いソリューションを提供できるよう「産業調査室」を設置しています。産業調査室は、特に平成24年7月より開始された固定価格買取制度開始以降、「再生可能エネルギー事業」について知見の向上に努めており、地域のお取引先が、同事業への参入を検討する際に、事業計画策定支援や計画の検証といった面で、事業化を支援しています。再生可能エネルギーは、環境配慮の面以外にも、過疎化が進展していく地方農村部における有力な収益源となり、持続可能な社会の形成に大きく寄与するものと考えています。平成28年10月から平成29年2月にかけて開催された資源エネルギー庁主催「まちエネ大学北陸・富山黒部スクール」に当行産業調査室からも出席し、小水力発電等を活用した地域活性化事業の計画作成をサポートしています。当行は、引き続き、積極的にお取引先の再生可能エネルギー事業をサポートしていきます。【特徴】・「持続可能な社会の形成に寄与する企業」の発展に資する金融機関の知見を還元しています。・地域の持続可能性を高める取組みに対するサポートをしています。

美術館『ほくぎんギャルリ・ミレー』の開館について

平成24年9月、富山市の中心街「中央通り」に、美術館「HOKUGIN GARELIE MILLET(ほくぎん ギャルリ・ミレー)」がオープンしました。この美術館は、中心市街地活性化に貢献するための活動の一環として、当行が区分所有している高層ビルの1階部分および当行の所蔵美術品(フランス絵画の巨匠、ジャン=フランソワ・ミレーの絵画14点をはじめとする53点のヨーロッパ絵画)を、ギャルリ・ミレー運営委員会※に無償貸与して展示しているもので、同委員会が当館の管理・運営を担っています。ギャルリ・ミレー運営委員会では、より多くの方にご覧いただけるよう、入館料を200円とし、地元商業施設や富山市などとの連携による優待割引も実施しています。街なかの回遊性を高めようと、県立施設(富山県美術館、水墨美術館、高志の国文学館)との共通チケット「4館常設展示セット観覧券」を販売するなど工夫しております。また、「夏休み集まれアートキッズ」と題した子ども向け鑑賞会の開催や「課題に取り組む小中学生」の受け入れを通して、教育の場としての活用にも注力しています。北陸銀行では、同じく中央通りにある演芸ホール「てるてる亭」の運営にも協力するなど、中心市街地の活性化を芸術面から積極的にサポートしています。※ ギャルリ・ミレー運営委員会は、当行の趣旨にご賛同いただき、全面協力をいただいている富山県、富山市、中央通商店街振興組合を中心に設立された非営利の任意団体です。【特徴】・行政機関や商店街組合との協力により、公共性の高い施設の提供を行っています。・芸術面から、中心市街地活性化に協力しています。

「桜満開プロジェクト」への参加について

当行は桜ヶ池エコビレッジプロジェクト推進委員会※が開催する桜ヶ池エコビレッジ「桜満開プロジェクト」に参加しています。本プロジェクトは富山県南砺市の桜ヶ池を桜の名所に再生させる取り組みであり、地域の皆さまとともに池周辺の清掃活動、及び桜の苗木の植樹活動を行っております。※桜ヶ池エコビレッジプロジェクト推進委員会は南砺市エコビレッジ構想に賛同する南砺市・南砺市商工会・南砺市観光協会・一般企業などで構成されています。【特徴】経営理念「地域共栄」の実現に向け、地域の皆さまとともにCSR活動に取り組んでいます。

「森のあるまちづくり」をすすめる会

愛媛県、松山市、地元企業のみなさまのご賛同をいただき、伊予銀行が中心となって「『森のあるまちづくり』をすすめる会」を平成22年8月に発足しました。「森づくり」の第一人者である宮脇 昭氏(横浜国立大学名誉教授)のご指導を受け、遊休地などに土地本来の樹種を植え、緑豊かなまちづくりの活動を展開しています。現在67団体、植樹累計本数は約4万7千本です。

環境関連商品の取扱い

池田泉州銀行では、地域の環境保全を応援する預金商品や融資商品を取扱っています。【特徴】預金商品では、“みどりひろがる街づくり”等をテーマとし、お預入総額の0.005%相当を大阪府および兵庫県の緑化推進を目的とした基金・団体に寄付する「想いひろがる定期預金」を取扱っています。融資商品では、省エネ、節電、低公害車導入、汚水処理、CO?の削減、省エネ機器等環境負荷低減に寄与する製品の製造等、環境保全に向けた取組みや環境配慮型経営を実践される事業者を対象に、融資総額の0.005%を寄付する「環境応援ローン」を取扱っています。なお、ISO14001、エコアクション21等の環境関連の認証を取得されている事業者に対する金利優遇制度も用意しています。

環境に配慮した店舗づくり

池田泉州銀行では、節電や省エネに配慮した「節電対応型店舗」への切り替えを進めています。【特徴】新設や移転店舗を中心に、 屋上緑化をはじめ太陽光発電システム、 電動バイクの導入を進め、 地元の環境保全に配慮した店舗づくりに努めています。 さらに、 改装を機会に、 LED照明機器を積極的に取り入れるなど、 節電や省エネに配慮した設備を導入した「節電対応型店舗」への切り替えも進めています。

自然環境保全活動に当行の行員と家族が参加

池田泉州銀行では、 緑を増やすことで地球温暖化を防止し、 次世代の子供たちや動物に暮らしやすい環境を残すことを願って、 「共生の森・草刈イベント」、 「共生の森・植樹祭」に、 毎年当行の行員とその家族がボランティアとして参加しています。【特徴】「共生の森」は、 大阪府やNPO、企業等の団体が協働で、 堺市臨海部の廃棄物処分場跡地で森づくりを進めているもので、自然の回復力を活かしながら、 野鳥や小動物が生息する大規模な”ビオトープ”を創造していこうという取組みです。

環境格付、融資、サポートによる環境配慮型経営に取組む企業の支援

・環境格付の付与・環境格付付与先に対する「かぎん環境格付融資」の実施・環境に関する各種支援制度(補助金制度等)の案内・再生可能エネルギー事業における創業支援の実施・再生可能エネルギー事業における、当行主幹事によるシンジケートローン等を通じた地域金融機関による金融支援の実施【特徴】環境配慮型経営に取組む企業を総合的にサポートしています。

環境に配慮した商品・サービスの提供

・屋久島ボランティア預金(利息の一部を(財)屋久島環境文化財団に対して寄付)・太陽光発電ローン(太陽光発電を設置する住宅の新築・増改築に対する貸出)・エコ住宅金利優遇制度(環境に配慮した住宅の新築・増改築に対して金利を優遇)・教育ローンにおける金利優遇(環境関連学部学科進学資金に対して金利を優遇)【特徴】預金やローン等の商品・サービスを開発・提供することにより、個人のお客様の環境に配慮した取組みを支援しています。

環境配慮型企業向け私募債(無担保社債)

一定の財務基準を満たし、かつ環境配慮型経営を行っている優良企業が、その信用力を背景に発行する無担保社債です。一般の銀行保証付私募債より保証料を低く設定しています。

伊予銀行エバーグリーンの森

愛媛県、大洲市、愛媛の森林基金との連携のもと「伊予銀行エバーグリーンの森」森林づくり活動協定を締結し、役職員および家族等による森林づくりのボランティア活動を開始しています。

エコ関連商品のご提供

山形銀行では、環境関連商品(環境格付、エコ私募債等)を取り扱っております。

やまがた絆の森プロジェクトへの参加

山形銀行では、山形県創設の「やまがた絆の森プロジェクト」に参加し、協定を締結しております。山形県および県内の信用金庫と連携を図り、活動する森の名称を「ぐるっと花笠の森」として、県内4地域で植樹や下刈りなどの森林整備活動を行っております。また、平成22年度から「やまがた蔵王国定公園の森」の協定を山形県および、公益財団法人山形県林業公社と締結し、蔵王国定公園の間伐を実施しております。間伐により森林は日当たりが良くなり、より多くのCO2吸収効果が得られます。【特徴】CO2森林吸収認証によるカーボンオフセットは東北初、「山形県CO2森林吸収量等評価認証制度」による認証は第1号となります。

エコキャップ推進運動、役職員のエコ活動実践

ペットボトルキャップを収集し、そのリサイクルによる収益金で発展途上国の子どもたちにワクチンを提供する「エコキャップ推進運動」を、東北芸術工科大学と共同で平成21年7月より実施しております。また、クールビズ・ウォームビズの実施や、全行早帰り日(やまぎんエコ5デー)の設定、紙使用枚数の削減など、役職員によるエコに対する取り組みを行っております。【特徴】エコキャップ推進運動に賛同していただいた多くの学校・各団体、お客さまからご協力をいただき、運動開始から約8年間で約9,400万個のエコキャップが集まりました。(平成29年3月末までの実績:キャップ回収個数93,871,126個、ポリオワクチン94,536人分、CO?削減効果688トン)

さんぎん「熊野古道定期預金」の取扱い

「熊野古道定期預金」のお預け入れ実績に応じた寄付金を、平成17年から毎年実施しています。寄付金は東紀州地域振興公社を通じて、世界遺産である熊野古道の保全のため活用されています。お客様は「熊野古道定期預金」をお預け入れいただくことで、間接的に熊野古道の保全活動に参画していただけます。「熊野古道定期預金」をお預け入れいただいたお客様と当行が一緒になって、熊野古道の保全に貢献させていただくことが「熊野古道定期預金」の趣旨です。平成17年以降これまでに、1,303万円の寄付を実施しています。