LED(発光ダイオード)照明や屋上緑化、駐車場緑化など環境負荷低減に向けた店舗設備の採用を進めています。【特徴】上記に加え奈良県産材を使用するなど新設ならびに新築移転の店舗から順次、取組みを拡充しています。
環境に配慮した店舗の拡充
環境保全活動への取組み
西京銀行では、2011年に、環境保全活動に対する当行の基本的な考えを明示するとともに、環境保全活動を体系的にかつ継続的に実施するために、「西京銀行環境方針」を制定しました。CO2排出量の削減策としてはクールビズ、ウォームビズの継続実施、退行時間の早期化、清掃ボランティア活動の実施、太陽光発電システムの設置、エコ支援手当の支給、業務用電動バイクの導入を行っており、Fun to Shareにも賛同した低炭素社会づくりに向けた取り組みを実施しています。
環境保全に配慮した金融商品
西京銀行は、環境保全に取り組む事業者の皆さまをサポートするための低金利の事業性ローンである「エコパッション」をはじめ「エコ住宅ローン」、「地球にやさしい環境づくり融資」(山口県制度融資)等の環境配慮型ローンを取扱っています。【特徴】「エコパッション」については商品改定(内容充実)を行い、本商品をご利用いただいたお客様よりご希望があった場合には、排出削減事業を全面的に応援いたします。また、必要に応じて、Jクレジット認証にかかるコンサルタント会社等への取次ぎも行います。
当行の環境保全活動への取組みについて
西京銀行は、2011年に「西京銀行環境方針」を制定するとともに、山口県内の金融機関では初めて、「国内クレジット制度」に参加しました。取組の第1弾として、本店所在地である周南市の一大イベント「周南冬のツリーまつり」で排出されるCO2排出量を積算し、その相当量を山口県内の商業施設における照明設備の省エネ化で創出される国内クレジット(排出権)を用いて、カーボンオフセット致しました。第2弾として、当行のお客様のCO2排出削減事業に共同実施者として参画し、同事業から創出される国内クレジット(排出権)を取得、当行の営業用二輪車が排出するCO2とカーボンオフセット致しました。なお、『国内クレジット制度』に共同実施者として参加する金融機関は中国地方では初めてとなります。「周南冬のツリーまつり」では2011年度より5年連続でカーボンオフセットを実施。また、2016年3月に開催した「yabスポーツスペシャル第3回西京銀行6時間リレーマラソン」においてもカーボンオフセットを行いました。当行のカーボンオフセットは、山口県内企業で創出した国内クレジットを当行が購入し“CO2の地産地消”を実施しています。
みちのくCSR型私募債
CSR型活動(「環境保全」「地域貢献」など)に積極的に取り組んでいる企業をサポートするための一環として「みちのくCSR型私募債」を取り扱っております。本商品は、当行のCSR活動のひとつと捉え、CSR活動に取り組む地元企業の皆様への支援を行っております。http://www.michinokubank.co.jp/about/csr/kankyohozen/kankyou.html【特徴】環境活動に取り組む企業の支援を通じて、環境保全活動に貢献しております。
青森県県有林J-VERクレジットを用いたカラーユニバーサルデザイン通帳の導入
色の識別が不自由なお客様や、ご高齢のお客様に配慮した金融サービス向上の一環として「カラーユニバーサルデザイン」を採用した新通帳を導入いたしましたが、通帳の製造工程で排出された二酸化炭素を青森県県有林J-VERクレジットを用いてカーボン・オフセットし、環境面にも配慮したものとなっております。http://www.michinokubank.co.jp/getpdf.php?id=1117【特徴】自治体と一体となり取り組んでおり、今後も通帳・証書の作成時には活用していく方針です。
企業による環境再生の森づくり活動への参加
青森県田子町にある青森・岩手県境不法投棄現場跡地において「環境再生の森づくり活動」として当行役職員や家族110名が参加し、町内の山林から採取、栽培されたブナやクリなどの広葉樹の苗木1,500本を植樹しました。青森県では県境不法投棄現場の廃棄物撤去完了を契機に、環境再生を図るため、植樹による森林整備に着手しており、当行も地域社会貢献活動の一環として参加したものです。http://www.michinokubank.co.jp/about/csr/kankyohozen/kankyou.html【特徴】当行役職員とその家族も主体となって植樹に参加しています。
環境配慮型金融商品・サービス ラインナップ
CSRの一環として、地域における環境保全活動を金融面からも推進していくため、数々の環境配慮型金融商品やサービスをラインナップしています。【特徴】〔個人のお客さま向け〕<ナント>エコマイカーローン/エコリフォームローン:「低公害車」または「低燃費車」に該当する新車の購入や省エネ・高齢者対応のための住まいのリフォームを応援する低金利(<ナント>マイカーローン、<ナント>リフォームローン比)の商品。〔事業者のお客さま向け〕<ナント>グリーン私募債:環境に配慮した経営や環境負荷の低減に資する事業を行っている企業が発行する私募債の引受に際して、保証料や手数料の一部を優遇する商品。<ナント>環境配慮型融資:環境に配慮した経営を行っている企業の環境配慮にかかる設備資金に対応した、当行所定の環境ランクに基づき金利を優遇する商品。
森林保全や林業活性化支援を通じた地域支援
当行はCSRの一環として、「吉野林業関連産業の活性化」や「森林整備による温暖化防止」等をめざす活動である「Yoshino Heart プロジェクト」を支援しており、吉野産割り箸の配付や間伐材を活用した「吉野3.9ペーパー」の冊子類への利用等を通じて、森林保全や林業活性化に対する「木づかい」の必要性の周知に努めています。また、奈良県産材の利用促進に向け奈良県等とも連携しており、当行においても県産材を、新築店舗等を中心に積極的に利用するよう取組んでいます。現在、「公務・地域活力創造部」が中心となり、林業関連産業の振興を図るため、さまざまな取組みを行っています。また、平成30年1月には営業店の役職者を対象に林業、木材関連産業の活性化を図るための基礎知識の習得を目的とした「林材業活性化推進研修」の実施を予定しています。【特徴】奈良県主催の「奈良の木のお店・宿デザインコンペ」において「吉野材を奈良県外に広くPRできるようカウンターや間仕切りパネル等に吉野杉を使用し、木目の美しさが出るよう工夫されている」と評価いただき堺支店が準グランプリを受賞(平成25年12月)吉野杉を使用したパンフレットラックを125ヵ店の営業店へ配置(平成27年3月)奈良県や県森林組合連合会、県木材協同組合連合会などで構成する「奈良の木マーケティング協議会」に参加(平成27年5月)川上村と村内林材業4団体が設立した一般社団法人「吉野かわかみ社中」と包括連携協定を締結(平成28年2月)「<ナント>ものづくり元気企業マッチングフェア」において奈良県や市町村、林材業産業発展の原点である酒樽、木工品・家具、住宅の木製内装製材等を取り揃え県産材の魅力を紹介(平成28年12月)
「木づかい運動」と「Yoshino Heart プロジェクト」
「木づかい運動」とは、国産材の積極的な利用を通じて、植樹や間伐等の森林の健全なサイクルを取り戻し、CO2をたっぷり吸収する元気な森林づくりをする運動です。一方、「Yoshino Heart プロジェクト」は、吉野産の杉やヒノキ等の木材を利用した木製品に冠する「Yoshino Heart」というブランドの普及を通じて、吉野産材の需要を喚起することにより、1. 吉野の林業関連産業の活性化2. 森林の整備を通じたCO2吸収による地球環境保全 等をめざす活動です。当行はこのプロジェクトの「吉野ヒノキ製広告入り割り箸(アド箸)」の仕組みを活用し、首都圏のコンビニエンスストアで「平城線遷都1300年祭」のPRを展開したほか、吉野の間伐材チップを製紙原料に活用した「吉野3.9ペーパー」の冊子類やポスター等への利用、店頭や各種イベント等における「Yoshino Heart」製品の配付などを通じて、プロジェクトのアピールに努めています。「Yoshino Heart プロジェクト」支援の一環として、環境にやさしい木製品の配付や「吉野3.9ペーパー」の利用を通じ環境面における木材利用の重要性をアピールしていますが、これは「木づかい運動」とも連動する活動です。【特徴】平成20年11月に銀行業界で初めて林野庁が推進する「木づかい運動」のロゴマークの使用承認を受けています。平成23年10月、“「木づかい運動」顕彰”の「木づかい運動推進部門」において顕著な功績があったとして、農林水産大臣から感謝状を受章しました。平成17年度から毎年実施されている同顕彰において、銀行の受章は当行が初めてです。「Yoshino Heart プロジェクト」の収益の一部は植樹や間伐等の森林整備に役立てられます。また、このプロジェクトの支援に関し、当行は、地域密着型金融の「地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献(地域の面的再生)」分野における特に優れた取組みとして、平成21年12月に近畿財務局長より顕彰されました。
「吉野の桜を守る会」に参加
当行は、近年、立ち枯れなど衰退の兆候が目立つようになっている、世界遺産・吉野山(奈良県吉野町)のシロヤマザクラ(約3万本)を守るため、官民を挙げて設立された「吉野の桜を守る会」に特別会員として参加しています。同会に対しては金銭面の支援に留まらず、各種イベントへのボランティア・スタッフの派遣など活動面からも積極的に支援しています。具体的な活動としては、同会が主催する「さくらの学校」や「サマースクール」「チャリティーコンサート」などのイベントへの協力とともに、各々の会場において桜の保護を訴えるパネル展示や「さくら募金」の呼びかけを行っています。【特徴】平成30年までに全国各地に1,000本の桜の苗木を植える「千本桜プロジェクト」の一環として、吉野山の母樹から苗木を育てるための「さくらんぼ拾い」には当行行員もボランティア・スタッフとして参加しています。平成27年1月には、ボランティア(行員)が育てたシロヤマザクラの苗木約30本を吉野山の育樹地へ植樹しました。
職員に対する取り組み
ワークライフバランスへの取り組み働きがいのある職場づくりのためにワークライフバランスの実現に取り組み、仕事と家庭の両立を積極的に支援する制度を導入しています。平成26年10月には仕事と家庭の両立支援に積極的な取り組みを行い効果が出ている企業を表彰する厚生労働省の「平成26年度均等・両立推進企業ファミリー・フレンドリー企業部門」で「北海道労働局長優良賞」を受賞しています。女性の活躍支援職員全体の約4割を占める女性職員の一層の活躍を支援するため、女性活躍支援室を人事部内に設置しています。ここでは、女性職員のキャリア・アップやライフ・プランについての相談や育児休業中の職員の職場復帰の支援を行っています。平成28年4月に道内企業で初めて「女性活躍推進法」に基づく認定マーク(愛称:えるぼし)の最高評価である「3段階目」を取得したほか、平成28年12月には内閣府「女性が輝く先進企業表彰」で「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。当行は引き続き、女性がより活躍できる環境の整備に努めてまいります。
障がい者、高齢者に配慮した金融サービス向上の取り組み
北洋銀行では、平成28年4月1日施行「障害者差別解消法」、少子・高齢化社会の進展を踏まえ、障がい者、高齢者に配慮した金融サービスの態勢整備を推進してきました。店舗・設備視覚障がいのお客さま対応音声案内付ATM、操作ボタンや文字を大きくした見やすく操作しやすい「ユニバーサルデザイン画面」を導入したATMの設置拡大、耳の不自由なお客さま対応として「耳マーク」、「コミュニケーションボード」、「筆談ボード」を全店に設置しています。車いす配備店舗の拡大、耳が遠いお客さま・聴こえづらいお客さま対応として全店に「助聴器」を配備、店舗建て替え時のバリアフリー設計等、安心・便利な店舗づくりに取り組んでいます。社内研修障がいのあるお客さまや、ご高齢のお客さま等あらゆるお客さまの立場にたって同等のサービスを提供するための社内研修を実施しています。また、単なる介助技術だけではなくコミュニケーションに重点を置いた資格「サービス・ケア・アテンダント」認定者や「認知症サポーター」を営業店に配置しています。
北海道の障がい者スポーツ支援への取り組み
「パラスポーツ応援債の取り扱い開始」お客さまが私募債を発行することにより、当行が「ほっくー障がい者スポーツ基金」より道内の障がい者スポーツに取り組む選手や団体等に寄付金を贈呈する「パラスポーツ応援債」の取り扱いを平成29年2月より開始しました。平成29年度の贈呈は7先、寄付金の総額は374万円となります。当行は、2020年の東京パラリンピックに向けて、地域のお客さまと共に障がい者スポーツを積極的に支援していきます。
CSR基本方針・取り組みテーマと推進体制
CSR基本方針札幌北洋グループの「経営理念」に基づき、当グループを支えていただいている全てのステークホルダーの持続的発展に資する行動を全行で実践し、金融商品・サービス・情報等の提供、支援活動に努めます。札幌北洋グループ経営理念お取引先に良質なサービスを提供し、お客さまと共に発展する。企業価値の増大を図り、株主と市場から高い信認を得る。職員がその能力を十分に発揮できる働きがいのある職場をつくる。CSRにおける重点取り組みテーマ地域金融機関に求められる役割・機能等を踏まえ、「社会的課題としての重要度」「地域の持続的発展における重要度」「当グループの持続的発展における重要度」の3点から検討し、「環境保全」「医療福祉」「教育文化」の3テーマとしています。CSR推進体制「CSR委員会」を設置し、銀行全体でのCSR推進方針・推進策等の協議ならびに進捗管理等を行っています。同委員会で協議された事項は、必要に応じて取締役会においても協議し、決定した推進方法・推進策等を全行に展開しています。
当行自身の環境負荷低減への取り組み
古紙リサイクル保管期限が過ぎた伝票や帳票類は、厳重な管理のもとで破砕処理されたあと再生紙の原料としてリサイクルされています。省エネルギー店舗照明器具のLED化、空調設備・高圧受変電設備の高効率機器への更新、節電対応等により省エネを推進しています。
法人のお客さま向け商品・ご提案を通じた取り組み
環境配慮型企業向け私募債「北洋エコボンド」によるサポート環境に配慮した取り組みを自主的・積極的に行っている企業に対して有利な私募債を発行し、環境配慮型企業をサポートしています。北海道や札幌市とも連携を強めていることから、主な対象企業を「北海道グリーンビズ認定制度」「さっぽろエコメンバー登録制度」の登録企業としています。2010年4月の取り扱い開始以来、多くの環境配慮型企業の皆さまにご利用いただいています。再生可能エネルギーへの融資北海道は「太陽光」「風力」「バイオマス」などの再生可能エネルギー資源の宝庫です。こうした地域資源を活用した新エネルギーの導入による、地域の雇用創出や経済活性化に貢献するため、発電事業者への参入を検討されるお客さまへのご融資を積極的に推進しています。また、地域金融機関の中では先進的なプロジェクトファイナンスの組成も行い、様々なファイナンススキームを提供しています。環境成長分野を対象とした融資ファンド「飛翔NEO(はばたきネオ)」2014年4月から成長分野に対して融資面でサポートする、ほくよう成長サポートファンド「飛翔NEO(はばたきネオ)」を取り扱いしています。このファンドは、様々な種類の再生エネルギーの宝庫である北海道の地域性を考慮し、「環境エネルギー」分野等を中心に「農林水産」や「観光産業」、「働き方改革」等10分野を対象としています。環境ビジネス支援ファンドの設立2011年7月に、環境関連に特化した道内初の「環境ビジネス支援ファンド」を設立しました。環境関連ビジネスを行うお客さまの株式を当行が引き受けることにより、お客さまの発展・信用力強化、地域経済の活性化を目指します。ファンド総額は3億円で、環境保全や再生エネルギー分野に取り組む道内中小企業を中心に、株式公開を目指していないお客さまも含め、幅広く対象としています。
北海道の生物多様性保護への取組み
「ほっくー基金の設立」環境保全活動への取り組みとして、北海道の生物多様性保全を目的とした「ほっくー基金」を2010年に設立しました。「ほっくー基金」では、官民連携からなる「ほっくー基金選定協議会」の助言のもと、北海道の生物多様性保全に取り組んでいる団体等を助成しています(2017年10月現在 延べ42先総額4,580万円)「ほっくー定期預金の取り扱い」「ほっくー基金」の主な原資として、満期案内不発行かつ「環境配慮型専用通帳」を採用した「ほっくー定期預金」をお取り扱いしています。当行は、お客さまにお預け入れいただいた金額の一定割合を当基金に拠出しています。お客さまは「ほっくー定期預金」を通じて間接的に「ほっくー基金」に参加し、北海道の生物多様性保全に貢献いただくことができます。
役職員による社会貢献活動の実施
「ほっくーの森 記念植樹」の実施当行創立100周年記念事業として、環境保全と地域貢献を目的に、夕張市にて記念植樹を実施しました。当行役職員およびその家族等約60名がボランティアとして参加し、キハダの苗木170本を植樹しました。「全行一斉ごみ拾い活動」の実施当行創立記念日である8月20日前後に、店周及び近隣地域を対象とした「全行ごみ拾い活動」を実施しています。平成29年度は、延べ1,601名の役職員が参加しました。各営業店において日々店周清掃は行っていますが、全行役職員一丸で行う機会を設けたことで、改めて「環境保全への意識を高める」きっかけになっています。
静岡県の富士山環境保全施策への協力
【「富士山ごみ減量大作戦」等の環境保全施策への参加・協力】「富士山ごみ減量大作戦」をはじめとした静岡県が主催する富士山周辺の環境保全活動に、当社社員がボランティアとして定期的に参加し、富士山麓での清掃活動を実施しています。また、富士山の環境保全に取り組む「ふじさんネットワーク」が開催する自然観察会などのイベントについて社員が参加し、地域環境への知見を高める取り組みを実施しています。【インターネットバンキングでの「ふじさんネットワークへの募金活動」】「ふじさんネットワーク」への募金を、当社インターネットバンキングで受付しています。当社のインターネットバンキングをご利用いただいているお客さまが、登録している代表口座から「ふじさんネットワーク」への募金の際の振込手数料を無料としています。