平成20年度から24年度までの5年間で、電力、ガソリン、紙の使用量を平成18年度比6%以上減とすることを目標に削減に取り組みました。新たに平成25年度から令和2年度を「第一計画期間」として、電力、紙の使用量を平成21年度比10.5%以上減とすること、令和3年度から令和12年度を「第二計画期間」として、同年度比19%以上減とすることを目標に取り組みます。
【特徴】
全店でCO2排出量削減の取り組み、「第一計画期間」の8ヵ年計画の実効性を確保しています。
LED照明の導入
本店営業部をはじめ、28ケ店舗の営業室にLED照明を導入しており、営業室以外についても順次LED照明への切り替えを行っています。
電気自動車の導入
二酸化炭素を排出しない電気自動車を営業活動用として6台配備しております。
LED照明や電気自動車の導入により、省電力・省エネルギーを推進しています。
当金庫は、地域金融機関として当金庫の取組みについて、SDGsとの強い関係性を確認し、今後、さらなる取組みの強化により、SDGsの達成に向けて貢献することを宣言した「高崎信用金庫 SDGs宣言」を令和元年8月に制定いたしました。
【特徴】
当金庫の取組みとSDGsとの係わりについて、下記の4つの重点項目に区分し、それぞれの取組みを強化して、SDGsの達成に向け貢献してまいります。
① 地域経済の活性化
地域における金融サービスの提供と、地元中小企業の皆さまへの経営支援を通じて、地域経済の活性化に貢献してまいります。
② 地域社会の繁栄
広く地域社会のお役に立つ活動に取り組み、地域の皆さまへの豊かな暮らしのお手伝いをしてまいります。
③ 環境保全
地球にやさしく社会と融和した金融機関を目指し、地球の豊かな環境保全に取り組んでまいります。
④ 人材育成
すべての職員が輝くための組織づくりに向けて、地球や地域のお客さまの課題解決を担う人材の育成や、働き方改革等に取り組んでまいります。
平成26年7月の当金庫創立100周年に向けた活動として、地域の環境保全に一層取り組もうと、平成23年5月より、地元の河川である烏川の清掃活動に継続的に取り組むこととしました。
活動開始にあたり、当金庫では、高崎市が実施する「たかさきアダプトまち美化活動事業」ならびに国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所が実施する「アダプトプログラム烏川・神流川」において協定を締結し、地域や関係機関と連携した清掃活動を実施することとしました。
活動場所は、高崎市内を流れる烏川の和田橋から聖石橋球場までの河川敷および土手の約1キロの範囲です。
実施は年間3回で、空き缶やたばこの吸い殻などのゴミ拾いが主な活動内容です。なお、最近の活動実績は以下のとおりですが、令和2年は新型コロナウイルス感染拡大のため活動は中止しております。
第26回清掃活動…平成31年3月9日(土) 実施 参加者 57名
第27回清掃活動…令和 1年 7月27日(土) 雨天中止
第28回清掃活動…令和 1年10月26日(土) 台風中止
【特徴】
本活動の特徴は、「アダプト」という仕組みを活用しているところです。「アダプト」とは、「養子縁組」という意味で、地域住民が「里親」となり。河川・道路・公園などの公共的スペースの一定区間を「養子」に見立て愛情と責任を持って美化(清掃)活動を行い、これを行政が支援する制度です。
また、地域の皆さまに本活動を知っていただき、地域の環境美化に少しでも繋がればとの思いから、活動時にはお揃いのスタッフジャンパーまたはポロシャツを着用し、活動をPRしています。
マイカーローン(たかしんカーライフプラン、たかしん自動車ローン「モア」)をご利用の際、エコカーを購入される方に対して金利を0.3%引き下げています。
【特徴】
利用者にわかりやすくするため、対象となるエコカーは車種や構造ではなく「エコカー減税対象車」としています。
住宅の省エネ改修に対して金利を優遇したリフォームローン(たかしん目的ローン「エコリフォームプラン」)をご用意しています。
【特徴】
たかしん目的ローン「エコリフォームプラン」(変動金利)については優遇金利を適用した場合、他のたかしん目的ローンより金利が低くなるよう設定しています。
新規契約1件につき100円を環境団体に寄付(当金庫負担)することで環境保全に貢献することをコンセプトとした商品です。
【特徴】
平成19年の発売以来、年度単位で新規契約数に応じた金額を(社)群馬県緑化推進委員会の「緑の募金」に寄付しております。
令和元年度分は4,400円を寄付し、寄付した総額は544,100円になりました。
グリーン電力とは、自然エネルギーや再生可能エネルギーにより発電された電力のことです。木質バイオマス発電もそのひとつで、建設廃木材や公園・街路樹などの剪定作業で発生する剪定枝などをチップ状に砕いた木質チップを燃料として発電しています。樹木は成長過程で光合成により大気からCO2を吸収するため、木質チップを燃やした時にCO2を排出しても、全体としてCO2量は増加しないことになります。このようにCO2を吸収する量と排出する量がプラスマイナス・ゼロになることをカーボンニュートラルといい、地球温暖化の防止につながります。
【特徴】
グリーン電力の利用とは、当金庫が発注した通帳および封筒の製造工程や印刷工程で使用する電力量を受注先が計量し、当金庫がその使用電力量に相当するグリーン電力の環境価値を買取ることで、結果として環境にやさしい電力を使用して通帳や封筒を製造・印刷したとみなされる仕組みです。
当金庫では、地球全体の課題を解決し持続可能な社会の実現を目指すSDGsに賛同し、令和元年9月2日に「きりしんSDGs宣言」を行いました。~みんなで地球を救おう~を合言葉に、当金庫が取り組むべき目標を「地域・連携・環境・ガバナンス・挑戦」の5つのカテゴリーに分類し、それぞれの目標達成を目指します。また、2007年に発足した「CSR推進委員会」の名称を「SDGs・CSR委員会」に変更し、現在取り組んでいるCSR活動とSDGsを統合することにより、当金庫の社会的責任を果たすと同時に地球全体の課題解決に取り組みます。
世界で(桐生市・みどり市)だけに生育する大変希少な植物「カッコソウ」の周知と保全活動支援を目的に、200,000円を桐生市自然観察の森に事務所を置くカッコソウ協議会へ寄付しました。また、桐生市内3店舗に置いてカッコソウのロビー展示も行い、一般のお客さまへの周知にも努めました。
【特徴】
カッコソウは絶滅危惧IA類(環境省第4次レッドリスト)に指定されている植物です。
2011年2月より、計6種類の通帳を群馬県内の金融機関で初となる「カーボンオフセット」を利用した環境配慮型通帳に切り替えを行いました。当金庫が発注した通帳の製造工程で発生するCO2を計量し、その排出量に見合う削減活動を、カーボンオフセットプロバイダーに依頼して実質排出量を相殺(オフセット)させる仕組みです。当金庫では、年間約90,000冊の通帳を発行しており、これにより年間で約4 tのCO2を相殺することが可能となっています。
【特徴】
オフセットの仕組みを通帳に組み入れました。
当金庫が独自に策定した「きりしん地球温暖化防止計画」に基づき、2008年度より電力・ガソリン・コピー用紙の使用量を毎月全店舗から報告させ、使用量の削減に向けた取組みを行っています。それぞれの目標については、これまで2009年度比▲10.5%を目標としていましたが、すでに目標を大幅に達成している電力、コピー用紙については、独自の目標を設定し、さらなる削減を目指しています。また、2011年度からは、環境問題への取り組み姿勢をより地域の皆さまに知ってもらうため、「環境問題取組方針」を制定したほか、新たな金庫統一の取組みとして、群馬県内の31店舗、3出張所が「群馬環境GS(ぐんまスタンダード)」に申請・認定を受け、継続15年目となっています。
移転新築や建て直しをした店舗では、太陽光発電システムや全照明のLED化を進めています。
現在、当金庫の太陽光発電システムの導入店舗は8店舗(大泉・玉村・相生・川内・薮塚・久宮・新田・新桐生)、店舗内照明については平成25年5月に新築移転した玉村支店を皮切りに、その後改装や建て替えを行った店舗の照明は全てLEDとしています。
【特徴】
環境負荷の軽減。
会員としての地位や権利には影響が無いことから、会員にとっては紛失・盗難などのリスクを排除、当庫にとっては発行・受渡・回収にかかる事務リスクの排除やコストの削減、さらに紙の使用量削減を通して、環境への配慮を目的としています。
【特徴】
環境負荷の軽減。
当行は、群馬県内にあるウメ加工業者5社が設立した任意団体「うめのわ」の活動を支援することで、ウメ産地の活性化や知名度向上、原材料の安定調達など、地域経済の活性化と持続的な社会の実現に取り組んでいます。
1.経緯
(1) 群馬県は、全国2位の生産量を誇るウメ産地でウメ加工業者も数多くあるものの、全国的な知名度は低く、生産者の高齢化や担い手不足といった課題の克服が求められていた。
(2) 2016年、ウメの大不作によって原材料の調達が困難となったことなどを受け、県内ウメ産地の活性化が、加工業者の持続的な事業継続に不可欠との認識から、競合する企業同士が手を組み、任意団体「うめのわ」を設立したもの。
2.活動
2018年以降、毎月会議を重ねた中、「うめのわ」のポロシャツやのぼり旗を作成し、東京駅やさいたま市、高崎市でのイベントで群馬県産のウメ加工食品をPRするなど、引き続き生産者との連携を深めていく予定。
3.当行の取組み
当行は、設立当初から会議に参加し、地域ブランディングの専門家との意見交換を行ないながら、食関連イベントへの参加支援や、群馬県や高崎市など自治体との連携・橋渡しを行っており、今後も継続的に支援することで、ウメ産地の活性化やブランティングを通じた、地域経済の活性化と持続的な社会の実現に取り組んで参ります。
東和銀行は、「靴底を減らす活動」「雨でも傘をさし続ける銀行」「謙虚さのDNAを忘れない銀行」の3つのモットーを基に、お客様の本業支援、経営改善・事業再生支援、資産形成支援を図る「TOWAお客様応援活動」を通じて、地域経済・地域社会の持続的な発展に取り組んでおります。こうした、「TOWAお客様応援活動」の推進は、国連が提唱する「SDGs(Sustainable Development Goals)」の推進そのものであり、当行は、「お客様と東和銀行のSDGs(持続可能な発展目標)(※)の推進」をキーワードに、SDGsの達成に貢献してまいりたいと考えております。
平成31年4月、こうした当行の考え方や積極的に取り組むセグメントを定めた、「東和銀行SDGs宣言」を制定いたしました。当行は、この宣言に基づき、SDGsの達成に向けた諸施策を実施しております。
(※)当行は、お客様と当行の持続的な発展を目指す観点から「持続可能な発展目標」としております。
東和銀行は、昨年度に続き、環境省の「ESG金融促進事業」の支援先機関として採択されました。
1.採択案件名
医療・福祉施設を対象とする『災害対応型の太陽光発電・蓄電池等による電力自給』モデル事業
2.事業概要
福祉施設におけるクリーンエネルギー導入による、電力の自家消費災害対応型ライフラインモデルの検証を行い、当該モデル事業を営業エリア内で横展開するため、事業性評価手法の確立及び行内外に向けて利用可能な提案ツールの作成、ESG 要素を考慮した取組の理解促進を目指すものです。
(1) 医療・社会福祉施設において、太陽光発電と蓄電池による電気の自給システムを構築し、CO2削減及び、地震や台風等の災害による停電時でも電気の供給が受けられるようにする、災害レジリエンス強化を目指します。
(2) 太陽光発電・蓄電池システムを標準モデルとして、電気自動車や小水力発電、薪ボイラーの併用や、各種設備のリース利用やJ-クレジット等のCO2排出量取引などについて、オプション検討します。
(3) 当該モデル事業を営業エリア内で横展開するため、事業性評価手法の確立及び行内外に向けて利用可能な提案ツールの作成、ESG要素を考慮した取組の理解促進に努めてまいります。
銀行全体でエネルギー消費量を把握するとともに、温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、地球温暖化への取組みを強化しております。
また本取組みの一環として紙の使用量に削減目標を設定し、紙に依存した従来業務の見直しやデジタル化によるペーパーレス化をさらに進めてまいります。
【温室効果ガス排出量削減目標】
2025年度…2013年度比23%以上削減
2030年度…2013年度比26%以上削減
【紙(コピー用紙)の使用量削減目標】
2025年度…2013年度比30%削減
2030年度…2013年度比40%削減
気候変動が企業の事業環境や財務に大きく影響を及ぼす要素となりつつあることを受け、TCFD提言への賛同を表明いたしました。
提言を踏まえ、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の情報開示の充実に向け取組んでまいります。
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四北越銀行、第四北越証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
1995年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。環境保全に関わる啓発事業や助成事業を実施しています。
■ 環境探検隊
1996年度より毎年60名前後の中学生が参加し、渡良瀬川の源流から下流にかけて、各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。
■ エコ・キッズ・キャンプ
地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子供たち(小学生)を対象に、一泊二日で環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。2005年度から実施しております。
■ 群馬銀行環境財団賞
1997年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。
■ 群馬銀行環境財団教育賞
2008年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。
■ その他
群馬県が実施する環境活動に協賛して特製マイバッグを無料配布しています。また、渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。
【特徴】
公益財団法人群馬銀行環境財団ホームページ http://www.gunginkankyo.jp/index.htm
※2020年度の「環境探検隊」「エコ・キッズ・キャンプ」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。