当金庫が独自に策定した「きりしん地球温暖化防止計画」に基づき、2008年度より電力・ガソリン・コピー用紙の使用量を毎月全店舗から報告させ、使用量の削減に向けた取組みを行っています。それぞれの目標については、これまで2009年度比▲10.5%を目標としていましたが、すでに目標を大幅に達成している電力、コピー用紙については、独自の目標を設定し、さらなる削減を目指しています。また、2011年度からは、環境問題への取り組み姿勢をより地域の皆さまに知ってもらうため、「環境問題取組方針」を制定したほか、新たな金庫統一の取組みとして、群馬県内の31店舗、2出張所が「群馬環境GS(ぐんまスタンダード)」に申請・認定を受け、継続14年目となっています。
「地球温暖化防止計画」策定、「環境問題取組方針」の制定、「群馬県環境GS」の認定
店舗照明のLED化・太陽光発電システムを導入
移転新築や建て直しをした店舗では、太陽光発電システムや全照明のLED化を進めています。
現在、当金庫の太陽光発電システムの導入店舗は7店舗(大泉・玉村・相生・川内・薮塚・新田・新桐生)、店舗内照明のLED化は5店舗(本町・川内・薮塚・新田・新桐生)1出張所(西(Kiricos桐生))となりました。
【特徴】
環境負荷の軽減。
出資証券のペーパーレス化
会員としての地位や権利には影響が無いことから、会員にとっては紛失・盗難などのリスクを排除、当庫にとっては発行・受渡・回収にかかる事務リスクの排除やコストの削減、さらに紙の使用量削減を通して、環境への配慮を目的としています。
【特徴】
環境負荷の軽減。
東和銀行SDGs宣言の制定
東和銀行は、「靴底を減らす活動」「雨でも傘をさし続ける銀行」「謙虚さのDNAを忘れない銀行」の3つのモットーを基に、お客様の本業支援、経営改善・事業再生支援、資産形成支援を図る「TOWAお客様応援活動」を通じて、地域経済・地域社会の持続的な発展に取り組んでおります。こうした、「TOWAお客様応援活動」の推進は、国連が提唱する「SDGs(Sustainable Development Goals)」の推進そのものであり、当行は、「お客様と東和銀行のSDGs(持続可能な発展目標)(※)の推進」をキーワードに、SDGsの達成に貢献してまいりたいと考えております。
平成31年4月、こうした当行の考え方や積極的に取り組むセグメントを定めた、「東和銀行SDGs宣言」を制定いたしました。当行は、この宣言に基づき、SDGsの達成に向けた諸施策を実施しております。
(※)当行は、お客様と当行の持続的な発展を目指す観点から「持続可能な発展目標」としております。
環境省「地域におけるESG金融促進事業」の採択
東和銀行は、令和元年度より開始された環境省の「地域におけるESG金融促進事業」の支援先機関として採択されました。
1.採択案件名
福祉施設と温浴施設が連携した薪製造・薪ボイラー導入による地域コミュニティ活性化事業(仮称)
2.事業概要
温浴施設のCO2排出量削減を薪ボイラーの安定稼動により達成すると共に、その燃料製造を地域の障がい者福祉施設で行うことにより雇用を創出し、地域コミュニティの活性化を目指すものです。
(1)薪ボイラーによるCO2 削減と持続可能な地域社会の構築に取り組んでいる温浴施設を1つのモデルケースとして、障がい者福祉施設での「薪事業」創出による就労支援の実現方策、及び、薪製造事業を地域の薪ストーブユーザーや森林ボランティア等が支援することによる地域ネットワークの新たな創出、地域の活性化に繋がる事業モデルを試算・提言して参ります。
(2)温浴施設や福祉施設において給湯・暖房等の熱源となる薪ボイラーの整備に加えて、太陽光発電・蓄電池による電気の自給システムを構築し、地震や台風等の災害による停電時にも電気や熱を自給するシステムを追加で導入した際の経済性についても検討し、災害時の地域のレジリエンスを高めて参ります。
(3)東和銀行の営業エリア(群馬県、埼玉県、栃木県、東京都)における同様のモデルのマーケティング調査を行います。具体的には、脱炭素の取り組みに興味を持つ事業者を対象にした経済性モデル試算を行い、将来的に期待される地域でのCO2削減効果や経済循環効果、地方創生への寄与についてまとめて参ります。
ウメ産地の活性化とブランディングへの取組み
当行は、群馬県内にあるウメ加工業者5社が設立した任意団体「うめのわ」の活動を支援することで、ウメ産地の活性化や知名度向上、原材料の安定調達など、地域経済の活性化と持続的な社会の実現に取り組んでいます。
1.経緯
(1)群馬県は、全国2位の生産量を誇るウメ産地でウメ加工業者も数多くあるものの、全国的な知名度は低く、生産者の高齢化や担い手不足といった課題の克服が求められていた。
(2)2016年、ウメの大不作によって原材料の調達が困難となったことなどを受け、県内ウメ産地の活性化が、加工業者の持続的な事業継続に不可欠との認識から、競合する企業同士が手を組み、任意団体「うめのわ」を設立したもの。
2.活動
2018年以降、毎月会議を重ねた中、「うめのわ」のポロシャツやのぼり旗を作成し、東京駅やさいたま市、高崎市でのイベントで群馬県産のウメ加工食品をPRするとともに、来年に群馬県で開催予定の「全国ウメ生産者女性サミット2020」に参加・協力するなど生産者との連携を深めていく予定。
3.当行の取組み
当行は、設立当初から会議に参加し、地域ブランディングの専門家との意見交換を行ないながら、食関連イベントへの参加支援や、群馬県や高崎市など自治体との連携・橋渡しを行っており、今後も継続的に支援することで、ウメ産地の活性化やブランティングを通じた、地域経済の活性化と持続的な社会の実現に取り組んで参ります。
自然環境保護ファンドの取扱い
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四銀行、第四証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
公益財団法人群馬銀行環境財団の活動
平成7年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。環境保全に関わる啓発事業や助成事業を実施しています。
■ 環境探検隊
平成8年度より毎年60名前後の中学生が参加し、渡良瀬川の源流から下流にかけて、各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。
■ エコ・キッズ・キャンプ
地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子供たち(小学生)を対象に、一泊二日で環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。平成17年度から実施しております。
■ 群馬銀行環境財団賞
平成9年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。
■ 群馬銀行環境財団教育賞
平成20年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。
■ その他
群馬県が実施する環境活動に協賛して特製マイバッグを無料配布しています。また、渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。
【特徴】
公益財団法人群馬銀行環境財団ホームページ http://www.gunginkankyo.jp/index.htm
「ぐんぎんの森」整備活動
環境保全活動の一環として、群馬県と締結した「県有林整備パートナー事業実施協定」により指定された赤城山内の県有林3.69 haを「ぐんぎんの森」と命名し、平成23年から整備活動を実施しています。
新入行員研修の一環として間伐・枝打ち作業を行うなど行員に対する環境教育を行いながら、森林整備に取組んでまいります。
グリーンボンドの発行
社会全体としてESGに関する各企業の取組みへの関心が高まりを見せる中、環境保全や美しい環境の創造に取組むお客さまを支援するとともに、2019年2月に制定した「群馬銀行グループSDGs宣言」に基づくSDGs等に対する積極的な取組みについて幅広くステークホルダーの皆さまに認知していただくため、他の地方銀行に先駆けてグリーンボンドを発行いたしました。
1.社債の名称 株式会社群馬銀行第5回期限前償還条項付無担保社債(グリーンボンド)
2.発行額 100億円
3.年限 10年(期限前償還条項付)
4.発行時期 2019年11月
5.資金使途 以下の適格クライテリアを満たす新規及び既存の融資またはリース等の資金に充当。
<適格クライテリア>
a.再生可能エネルギー b.環境配慮型私募債 c.エネルギー効率
d.クリーンな輸送 e.グリーンビルディング
また、当行でEV車購入や店舗照明のLED化等の設備投資を行う際の支出にも充当。
【特徴】
当行は、本社債をグリーンボンドとして発行するために国際資本市場協会 (ICMA) の「グリーンボンド原則 (Green Bond Principles) 2018」および環境省の「グリーンボンドガイドライン2017年版」に即したグリーンボンドフレームワークを策定し、第三者評価としてサステイナリティクスよりセカンドパーティオピニオンを取得しております。
本社債における第三者評価の取得に際し、環境省の2019年度グリーンボンド発行促進体制整備支援事業の補助金交付対象となることに関して、発行支援者たるサステイナリティクスは一般社団法人グリーンファイナンス推進機構より交付決定通知を受領しております。
節電・省エネの実施
本社社屋の照明をLED照明に入替し、節電・省エネを実施
クールビズを5月から9月まで実施し、室内温度設定を28℃に設定しています
【特徴】
省エネ活動への取組み
「SDGs宣言」の制定
「SDGs宣言」に基づく事業活動の推進を図る。
【特徴】
SDGsバッチと宣言カードを着用、携帯し理解と意識醸成に努める。
低炭素機器について積極的なリース促進
エコリース対象物件の導入に対する積極的なリース契約への取組み
低炭素設備リース信用保険制度への取り組みを実施
【特徴】
エコリース物件への積極的な取り組み
ECO検定資格支援の実施
従業員の環境意識の向上を目的に、自己啓発奨励金制度を設定し、ECO検定資格取得を支援しています
【特徴】
社員の環境意識・知識の向上
低炭素機器について積極的なリース促進
エコリース対象物件の導入に対する積極的なリース契約への取組み低炭素設備リース信用保険制度への取り組みを実施【特徴】エコリース物件への積極的な取り組み
ECO検定資格支援の実施
従業員の環境意識の向上を目的に、自己啓発奨励金制度を設定し、ECO検定資格取得を支援しています【特徴】社員の環境意識・知識の向上
節電・省エネの実施
本社社屋の照明をLED照明に入替し、節電・省エネを実施クールビズを5月から9月まで実施し、室内温度設定を28℃に設定しています【特徴】省エネ活動への取組み
自然環境保護ファンドの取扱い
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四銀行、第四証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
公益財団法人群馬銀行環境財団の活動
平成7年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。環境保全に関わる啓発事業や助成事業を実施しています。■環境探検隊平成8年度より毎年60名前後の中学生が参加し、渡良瀬川の源流から下流にかけて、各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。■エコ・キッズ・キャンプ地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子供たち(小学生)を対象に、一泊二日で環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。平成17年度から実施しております。■群馬銀行環境財団賞平成9年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。■群馬銀行環境財団教育賞平成20年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。■その他群馬県が実施する環境活動に協賛して特製マイバッグを無料配布しています。また、渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。【特徴】公益財団法人群馬銀行環境財団ホームページhttp://www.gunginkankyo.jp/index.htm
「ぐんぎんの森」整備活動
環境保全活動の一環として、群馬県と締結した「県有林整備パートナー事業実施協定」により指定された赤城山内の県有林3.69haを「ぐんぎんの森」と命名し、平成23年から整備活動を実施しています。新入行員研修の一環として間伐・枝打ち作業を行うなど行員に対する環境教育を行いながら、森林整備に取組んでまいります。