オフィス環境による負荷削減、全従業員による環境保全の取り組み

オフィス環境による負荷削減、全従業員による環境保全の取り組み

筑波銀行では環境負荷軽減の取り組みとして、冷暖房の温度調節、クールビズ・ウォームビズを実施するほか、新築店舗への太陽光発電システムの導入や紙使用量(コピー用紙)の削減等を行っています。また環境保全に配慮した行動への取り組みとして、茨城エコ事業所に登録、テレマティクスサービス導入によるエコドライブの実践、車両更新時の低公害車の導入等を行っています。

当行の業務運営による地域環境改善への貢献

筑波銀行では、当行の業務運営による地域環境改善への貢献に向けた取り組みとして、エコ商品の充実を図っています。取扱い商品には、エコ住宅の住宅ローン、エコリビングローン(エコリフォーム向け)、ECOローン(個人事業者・法人向け設備資金)、エコカー向け資金等があります。その他にもつくば農家ローン「豊穣」では、エコファーマー認定者および認定農業者への貸出には1.0%以内の金利引下げ、太陽光発電、エコキュート、エコウィル、氷蓄熱システム、エコカー等の設備資金には0.5%以内の金利割引を実施しています。

筑波銀行SDGs宣言の制定

コーポレートスローガン『地域のために 未来のために』の実現に向け、国連が定めた「持続可能な開発目標SDGs」の趣旨に賛同し、「筑波銀行SDGs宣言」を2019年4月に制定しております。

【特徴】
「筑波銀行SDGs宣言」を策定・宣言し、SDGs推進プロジェクト『あゆみ』を立ち上げて推進しております。プロジェクト計画期間は2022年3月までとしておりましたが、SDGsに対する社会情勢が加速度的に変化しており、新たな施策(TCFD提言への賛同、日銀の気候変動オペ等)への対応が地域金融機関として求められている背景もあり、更なる取組みの強化を図るため、プロジェクトの期間を延長しました。
当行は地域社会が抱える課題を解決し、地域社会の持続性の向上及び成長を支援することが地域金融機関の使命であると考えており、引き続きSDGsの実現に向けた取組みに積極的に対応してまいります。
※計画期間 2022年4月~2025年3月(3年間)

TCFD提言への賛同

近年、世界において異常気象や自然災害による被害が甚大化しており、当行が基盤としている茨城県においても2015年9月の「関東・東北豪雨」、2019年10月の「台風第19号」による被害など、大きな自然災害が続いており、気候変動による被害が地域経済に対して大きな課題となっています。こうした状況を踏まえ、気候変動が地域のお客さまや当行に与えるリスクを想定しながら、脱炭素化に向けた対応を積極的に進めるために2021年8月にTCFD提言へ賛同表明し、継続した情報開示の充実に努めてまいります。

【特徴】
TCFD提言に賛同し、継続した情報開示の充実に取り組んでいきます。

中小企業向け従業員の福利厚生の充実

中小企業のお客様向けに、従業員の福利厚生の充実を図るパッケージ商品「ハッピーエールサポート」の取り扱いを開始しました。福利厚生サービスを取り入れることで、従業員の生活の安心と充実を図り、従業員の定着や優秀な人材の採用に繋がることを目的としています。

【特徴】
金融取引、生活応援、研修・セミナーの3つのサービスで構成しています。

空き家対策ローン

山口銀行は、個人のお客さま(所定の要件を満たす方)を対象として、空き家の解体から活用まで支援するため、空き家対策ローンを提供しています。
資金使途は、空き家解体費用、空き家購入およびリノベーション費用です。

岡山大学との包括協定について

中国銀行では、岡山大学と「地方創生SDGsによる未来共創に関する協定書~おかやま未来共創アライアンス~」を締結いたしました。地域におけるお互いの情報およびノウハウを共有し、地域と連携しながらSDGsを達成していくことで地域の発展に貢献し未来を共創していくことを目的としています。協定のもと、地域でのパートナーシップ構築、産学連携の推進、ベンチャー企業に対する支援、地元企業の事業拡大支援、AI・IoT・セキュリティ技術等を用いたDXの推進、そして人材育成を主な柱とし、持続可能な地域経済の発展に取組んでまいります。

環境省が行う「地域脱炭素融資促進利子補給事業」指定金融機関に採択について

中国銀行では、環境省が行う「地域脱炭素融資促進利子補給事業」の指定金融機関に採択され、省エネや再生可能エネルギーなど、CO2の排出削減を目指す設備投資をおこなうお客さまの実質的な金利負担を軽減できる制度の取扱いを開始しました。当行は、本事業による融資取組みを含め、地域社会とともに持続可能に成長していくことを目指し、地域社会の課題解決や新たなビジネスの創造、SDGsの実践に努めてまいります。

CSRへの取組みについて

中国銀行では、ステークホルダー(利害関係者)を現在および将来の「お客さま」「株主のみなさま」「地域社会」「従業員」などと幅広くとらえ、CSRの土台・中核として、コンプライアンスの徹底と適切なコーポレートガバナンスにより企業の誠実性を堅持し、「良き企業市民」として行動します。社会貢献活動では、地域金融機関として本業を通じた地域貢献および本業を超えた幅広い社会貢献活動にも力を注ぎます。

「ちゅうぎんの森」事業の取組みについて

中国銀行では、平成20年度から「ちゅうぎんの森」整備事業として、岡山県真庭市の風倒木被害地への植栽、下草刈り、間伐、除伐、枝打ちなどの整備事業支援をおこなっております。引き続き、森林の多面化機能(表面浸食防止・水質浄化・二酸化炭素吸収など)の回復・維持に取組んでまいります。

・ 活動の対象とする森林:岡山県真庭市黒田地内(愛称「ちゅうぎんの森」)
・ 整備面積:16 ha

再生可能エネルギー発電融資案件の取組について

中国銀行では、取引先が実施する再生可能エネルギー発電事業(メガソーラー、バイオマス発電、水力発電等)に対して、プロジェクトファイナンス、ALB(アセットベースドレンディング)の取組等によりファイナンスを実施しています。当行では、今後とも再生可能エネルギー発電事業への支援体制強化を通じて地域活性化に努めてまいります。

※メガソーラーとは、1メガワット(1,000キロワット)を超える大規模太陽光発電施設のこと
※バイオマス発電とは、生物を由来とする再生可能な有機物資源(バイオマス)を用いて発電すること
※水力発電とは、水が高いところから低いところへ落ちる時の力を利用して水車を回し、水車と直結した発電機で電気を起こすこと

「SDGs私募債」の取扱いについて

中国銀行では、私募債発行を通じたSDGsへの貢献を目的として2019年8月より「SDGs私募債」を取り扱っております。「地域応援型」、「復興支援型」、「広告PR型」「BCP型」、「働き方改革型」の5つの商品ラインアップにより、発行企業のSDGsに関する地域貢献をサポートし、さまざまなニーズにお応えしています。

金融経済教育の充実等のための連携

子どもの頃からお金の大切さや仕組みなどの知識を身につけ、自立した消費者を育成するための金融教育・出張授業を継続しています。2022年7月には、「金融先進県とくしま」の実現に向けて、徳島県との間で「金融経済教育の充実等のための連携に関する協定」を締結しました。徳島県民の金融リテラシー向上と金融経済教育を広げていくため、外部の企業や機関と連携しながら、地域一体となって取組んでいます。

あわぎんSDGs取組支援サービス

当サービスは、お客さまのSDGs取組状況の評価結果をもとにお客さまと行員が対話を重ね、今後の具体的な計画策定や数値目標の設定、SDGs宣言書の作成など、お客さまのSDGsへの取組みを支援するものです。SDGsに取組むことで企業価値や競争力を高めてもらうため、継続的なサポートや取組状況を再評価することで、目標達成を伴走型で支援してまいります。

環境に優しい店舗づくりについて

中国銀行では、「人と地球環境に優しい店舗づくり」をコンセプトに環境配慮型店舗を順次導入しております。環境配慮型店舗では、営業店・ロビーの照明に全面的にLEDを使用するなど環境整備の導入により、総使用電力量を削減することが可能となり、CO2排出量の削減効果も見込まれます。
また、中国銀行創立80周年記念事業の一環として、本店ビル(本店西側4階屋上)に太陽光発電を導入いたしました。令和3年度の年間発電量は19,381 kWh/年、年間CO2削減量換算(試算)で約11トンとなります。

「ちゅうぎんサステナブルローン」の取り扱い開始について

中国銀行では、SDGsやESGに関連する企業目標を設定し、当該達成状況に応じて金利が変動する仕組みの商品である「ちゅうぎんサステナブルローン」の取扱いを2021年4月より開始いたしました。金利の引下げなどによって目標達成の動機付けを促し、お客さまのサステナブル経営を後押しします。資金使途を再生可能エネルギー事業や省エネ設備の導入など、環境面にポジティブな効果をもたらすグリーンプロジェクトに限定した「ちゅうぎんグリーンローン」と事業資金に使える「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」があります。

SDGsへの取組み支援

・ たいこうSDGsサポートサービス
企業・事業主の皆さまのSDGsへの取組みを支援するため、SDGsへの取組状況の把握と評価を行い、 SDGs宣言書の策定を支援するとともに、その達成に向けたソリューションを提供しております。
https://www.taikobank.jp/business/support/sdgs.php

地球温暖化・気候変動への取組み

当行では環境方針のもと、2008年から「あわぎんECOプロジェクト」をスタートさせました。当行の事業活動のなかで排出するCO2の削減に向けたアクションプランを策定し、本支店で取組んでいます。また、脱炭素社会の実現に向けて、お客さまのCO2排出量の算定サービスやサステナブルファイナンスなど本業を通じた支援も行っています。

通帳レスの推進による環境保護への取組み

当行はとくしま協働の森づくり事業に賛同し、「森づくりパートナー」として「SDGs森づくり宣言」をしています。宣言にもとづき、紙の通帳を発行しないインターネットバンキング専用口座「あわぎんai-mo通帳」の新規・切替件数に応じた金額を同事業に寄付しています。環境保護に寄与する金融商品・サービスの提供といった本業と森づくり活動等の地域貢献活動の両面から、持続可能な地域社会の実現に取組んでまいります。