CO2排出量削減を目指し、当行は「湯野浜地区CO2大幅削減事業(温泉熱利用)」へ参加しました。
当事業は、鶴岡市湯野浜地区の未利用温泉熱を有効活用するべく、共同配湯システムの増強・温泉熱を活用した共同給湯システムを新設することで、従来個別施設で使っていた温度管理や給湯等に使用される化石燃料を削減し、地域全体で大規模なCO2排出量削減を目指すものです。当行は地元金融機関としてスキーム構築に参加すると共に、共同インフラの集中給湯機械室として利用するため、湯野浜源泉設備保有(株)(本社:鶴岡市)へ無償譲渡しました。
【特徴】
本事業は地域の事業者が主体となって取り組み、行政の支援のもと実現化される地方創生のモデルプロジェクトです。
本社社屋において、LED照明を導入するとともに、適宜電球の間引きを行い、省資源・省エネルギーな職場環境の整備に努めております。
【特徴】
SDGs達成に向けて取組みを始めるお客さま向けに、お客さまのSDGs の取組み状況について、チェックシートを用いて診断することで強みや課題を見える化し、お客さまの企業価値向上を支援するサービスを行っております。
荘内銀行では、2010年に企業の森「荘銀かねやま絆の森」を山形県金山町に設置し、山形県、金山町及び地元林業者と協定を結び、森づくり活動を展開しています。
これまでに植林、裾枝打ち、下刈り、遊歩道整備に取り組んできたほか、整備された森林が持つ防災機能やバイオマス・エネルギーなど地域における再生可能エネルギーの導入可能性について学ぶ勉強会などを開催し、森づくりの楽しみと地域特性を活かした学びの場を提供しています。
【特徴】
2020年から始まった第3期協定期間は、中期経営計画に掲げる「グループSDGs宣言」に呼応し、この絆の森を「森づくりを起点としたSDGsの啓発・実践の場」として活動内容を拡充し取り組んできました。2022年度は、行内外関係者約40名が集まり、枝打ち作業・木の育成状況調査を行ったほか、地域価値としての森林資源の有効活用を学ぶため外部講師による講義を行うとともに、フィールドワークとして案内人よる金山町内のまち歩きも実施しました。
真に豊かで潤いのある地域社会を築くため、2001年に公益信託荘内銀行ふるさと創造基金を設置し、新たな「地方の時代」に向けて、山形県内の地域特性を生かした、自主的・主体的な学校教育、社会教育、文化活動に助成金を贈呈し、教育・文化活動の振興を支援しています。
【特徴】
2022年度は、社会的課題の解決、子供の学び、地域資源の活用による活性化、郷土愛の醸成、児童生徒と地域の方々の関わり合いから生まれる教育効果を目指す取り組みなど、42団体に助成金を贈呈しました。
県内で開催される清掃活動に、例年各地区の役職員が多数参加しています。本店のある鶴岡地区においては、「小さな親切」の会の事務局を当行が担っており、毎年7月の第一日曜日に市内中心部で行う公園周辺の清掃活動を鶴岡市と連携しながら企画・実施しています。また、山形県が主催する海岸清掃活動にも参加するなど、どちらも当行を含む各会員企業から多くの参加者が集まる活動となっています。
【特徴】
2022年度は、コロナ禍の中でも開催された各地区の清掃活動に、当行から100名以上の役職員とその家族が参加しました。
近年、世界各地で異常気象や自然災害による被害が甚大化するなか、山形県においても豪雨により甚大な被害が発生するなど、気候変動は地域経済にも大きな影響を及ぼしております。こうした状況から、気候変動を含む環境課題を経営の重要課題としてとらえ、2021年6月にTCFD提言への賛同を表明しました。推奨開示事項である「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について、透明性のある開示に取り組んでおります。なお、「指標と目標」では、2030年度までに当行のCO2排出量を2013年度比46%削減することを公表しております。
2008年12月に制定した「環境方針」および「環境行動指針」について、2021年12月、サステナビリティの要素を盛り込んだ内容へ改定いたしました。環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけを強化するとともに、これまで以上に積極的かつ継続的に環境保全活動を行ってまいります。
山形銀行グループでは、取引先に対するSDGs経営の重要性・必要性の啓蒙と取り組み支援の観点から、SDGs関連商品や各種サービス(SDGs私募債・SDGs経営支援サービス、ESG・SDGs応援リース等)を取り扱っております。
山形県・企業・森林所有者で協定を締結し、継続的な森づくり活動による里山地域の活性化を目的とする「やまがた絆の森プロジェクト」に参加しております。県内の信用金庫と連携を図り、活動する森の名称を「ぐるっと花笠の森」として、県内4地域で植樹や下刈りなどの森林整備活動を行っております。
また、2010年度から「やまぎん蔵王国定公園の森」の協定を山形県および公益財団法人やまがた森林(もり)と緑の推進機構と締結し、蔵王国定公園のスギ造林地の間伐を実施しております。間伐により森林は日当たりがよくなり、より多くのCO2吸収効果が得られ、森林の持つ機能が高まります。
【特徴】
「やまぎん蔵王国定公園の森」協定では、2022年度から2030年度までの9年間において、森林整備によって計3,600t以上のCO2吸収量を確保する計画としております。また、得られたCO2吸収量は当行のCO2排出量から相殺(カーボンオフセット)可能としております。
店舗にLED照明やリサイクル資材を使用した環境配慮型設備を取り入れ、省エネルギー化を図っています。また、全行早帰り日(やまぎんエコ5デー)の設定やペーパーレス化の推進など、役職員による取り組みを行っております。
山形銀行は、「地域とともに成長発展し、すべてのお客さまにご満足をいただき、行員に安定と機会を与える」という経営理念のもと、事業活動を通じて持続可能な地域社会の実現に取り組んでおります。
2021年12月には「サステナビリティ方針」および「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定し、当行グループにおけるサステナビリティに対する基本的な考え方を明確化するとともに、取り組むべき重点課題(マテリアリティ)を設定いたしました。引き続きESGの視点を経営に取り入れ、SDGsおよび気候関連リスクへの対応を強化するとともに、活力ある地域社会づくりに貢献してまいります。
クールビズ、ウォームビズ実施の他、冷暖房の適切な温度管理を徹底し会社全体で省電力化に取組んでおります。
【特徴】
環境・省エネルギーへの取組み。
世界的にSDGsの重要性が高まるなか、やまぎんグループはもとより、地域のお客様においても積極的な取組みが必須となっております。こうした状況を踏まえ、地域に根差したリース会社として、
① リースを活用しSDGs達成に資する設備投資を行うことによる貢献
② 地域社会のSDGs促進に向けた事業等への寄付行為を介した貢献
以上2つの側面からSDGsをサポートするハイブリッドタイプとして「SDGs応援リース」を商品化し取扱しております。
【特徴】
上記① SDGs目標達成に資する設備投資の支援を積極的に行っている。
上記② 2021年度寄付行為実績6先。目的「産業と技術革新の基盤づくり」や、「質の高い教育の実施」等として贈呈した。詳細は弊社HPで開示している。
当社の環境保全活動に対する基本的な考え方を明確化し、地域社会における企業の社会的責任を果たすべく、環境保全活動に継続的に取組んでおります。また、ESGを考慮した取組みとして、リース先のESG
要素に基づくリスクと機会を把握し対話を行うなど、又ESG要素を考慮した案件審査に取組んでおります。
更には、ESGに関連し専門部署や専任者等を配置し組織的に体制を構築しております。
ESGリース促進事業補助金制度で、弊社が特に優良な取組を行っているリース事業者として認定を受けました。認定により、補助率が1%上乗せされます。
【特徴】
弊社HP上にて開示している。
宮城県北部にて金属製品加工業を営むお客様は、今般、大型部品の受注増加に対応する為、高精度大型立形マシニングセンタ(物件価格30M超)を導入されましたが、エコリース促進事業を活用することで、格安なリース料で導入できました。
【特徴】
宮城県は被災3県に該当する為、補助率が10%と高く(通常2%)、大きなコストダウンとなりました。
山形市内で焼肉店を4店経営するお客様が、今般、更なる事業拡大を図るべく、蔵王地区に焼肉店、物販店、エステ店を複合したドライブインを開業されることとなりました。6年リース契約額で約700万円の案件になりましたが、厨房機器の一部(契約額 約180万円)がESGリース補助金対象商品(高効率業務用冷凍冷蔵庫、補助率4%)に該当する旨ご提案、 同補助金を活用することで、約7万円のリース料削減となりました。
【特徴】
毎月の低減額としては、約1,000円/月と僅少ですが、焼肉店の競合は厳しく、コスト削減となる制度を利用できたことに大変喜ばれました。
当該お客様は山形県に本社工場を置き全国に営業展開する大手加工食品メーカーですが、今般、貫流式蒸気ボイラの入替更新に際し、弊社と打合せの結果、ESGリース補助金対象商品(高効率蒸気ボイラ、補助率3%)を選定されました。その結果、通常のリース料より6年間で約20万円の低減効果を享受されました。
【特徴】
毎月のリース料低減額は3千円程度ですが、原材料高騰の中、コストダウンにつながり大変喜ばれました。
宮城県北部にて金属製品加工業を営むお客様は、今般、大型部品の受注増加に対応する為、高精度大型立形マシニングセンタ(物件価格30M超)を導入されましたが、エコリース促進事業を活用することで、格安なリース料で導入できました。
【特徴】
宮城県は被災3県に該当する為、補助率が10%と高く(通常2%)、大きなコストダウンとなりました。
山形市内で焼肉店を4店経営するお客様が、今般、更なる事業拡大を図るべく、蔵王地区に焼肉店、物販店、エステ店を複合したドライブインを開業されることとなりました。6年リース契約額で約700万円の案件になりましたが、厨房機器の一部(契約額 約180万円)がESGリース補助金対象商品(高効率業務用冷凍冷蔵庫、補助率4%)に該当する旨ご提案、 同補助金を活用することで、約7万円のリース料削減となりました。
【特徴】
毎月の低減額としては、約1,000円/月と僅少ですが、焼肉店の競合は厳しく、コスト削減となる制度を利用できたことに大変喜ばれました。