・大同生命では、機関投資家として社会的責任を積極的に果たしていくため、資産運用での取組みを通じて、持続可能な社会の形成に貢献しています。<主な取組み>1.「日本版スチュワードシップ・コード」への対応・機関投資家としての責任を果たすため、「責任ある機関投資家」の諸原則≪日本版スチュワードシップ・コード≫の趣旨に賛同し、その受入れを表明しています。なお、投資先企業とは、財務情報に加えESG等の非財務情報に関する課題も考慮した対話を行っています。2.ESGの観点を踏まえた議決権行使・「日本版スチュワードシップ・コード」の趣旨を踏まえ、投資先企業のコーポレートガバナンスにかかわる議案を精査対象とし、ESGの観点から大きな問題がある議案を原則反対とするなど、適宜「議決権行使ガイドライン」の見直しを行っています。3.再生可能エネルギー分野等のインフラ事業への投融資・再生可能エネルギーを活用した発電事業に対する投融資や、公共性・社会性の高い投融資を行うインフラファンドへの投資を通じて、地球環境の保護や社会資本形成に貢献しています。4.中小企業等に経営支援を行うファンドへの投資・1999年より、継続的に中堅・中小企業等に経営支援を行うファンドに投資しています。成長資金の供給や経営資源の提供を通じて、日本経済を支える中小企業の成長と発展を支援しています。5.社会貢献債(ソーシャルボンド)・グリーンボンドへの投資・開発途上地域におけるインフラ整備・雇用創出支援等を目的とする社会貢献債や、国内自治体の環境施策を推進するためのグリーンボンドに投資を行っています。6.保有ビルにおける持続可能な社会の形成への貢献・新築・改修時における高効率省エネ機器導入等のハード面での対応、および共有部の照明一部減灯等のソフト面での対応を併せて実施することで、ビル運営面から省エネを推進しています。・また、AEDの設置、エントランス段差を解消するスロープ設置等、入居者や来訪者等に配慮した施策を実施しています。・なお、一部のビルでは、アトリウムの設置や近接公園と連結した憩いの場の提供を通じて、地域の文化振興等にも貢献しています。【特徴】・大同生命は、責任投資原則(PRI)の趣旨に賛同し、2016年11月に署名機関となりました。生命保険事業だけでなく、資産運用の分野においても、中小企業の成長・発展やESG(環境・社会・企業統治)課題を考慮した投融資を推進していくことで、持続可能な社会の形成に貢献しています。
社会的責任を考慮した資産運用
「ビッグハート・ネットワーク」による寄付活動
・大同生命では、2005年より、社会貢献活動の一環として、法人会・納税協会会員の皆さまから企業経営者をご紹介いただき、「経営者大型総合保障制度」にご加入いただいた際に、その収益の一部を寄付する活動「ビッグハート・ネットワーク」を行っています。【特徴】・東日本大震災の発生以降は、被災地域への復興支援に取組んでおり、2016年度は、東日本大震災および熊本地震被災地の各自治体(岩手・宮城・熊本・大分各県の11市町村)への寄付を行いました。また、地域への社会貢献として、近畿地区の社会福祉協議会9会への寄付を行いました。
中小企業を様々なリスクからお守りする保険・特約の提供
・大同生命は、中小企業を事業継続リスクからお守りする生命保険の提供・推進を事業の中心としています。・多くの企業経営者に、経営者がお亡くなりになられたときに大きな保障が得られる「定期保険」を中心に提供してきましたが、近年それに加え、中小企業を取り巻く環境変化に伴う新たなリスクに対応する保険の開発・推進に取組んでいます。・昨今、中小企業においては、後継者不在による経営従事期間の長期化や、それに伴う経営者の高齢化が社会的課題となっています。・大同生命ではその現状を踏まえ、現役経営者が就業不能リスクに備えるための保険を開発・提供し、わが国の産業を支える中小企業の事業継続を支援しています。2010年10月発売 重大疾病保障保険(販売名称:Jタイプ)・・重大疾病による長期離職への備え2012年10月発売 総合医療保険(販売名称:Mタイプ) ・・入院による売上減少への備え2014年 9月発売 就業障がい保障保険(販売名称:Tタイプ)・・重度の障がいによるリタイアへの備え【特徴】・大同生命は、これまでも、「T&D保険グループCSR憲章」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めてまいりました。そのコアとなる活動は、「より良い商品・サービスの提供」という本業を通じたCSRです。・この取組みにより、中小企業を様々なリスクから「トータル保障」でお守りします。
次世代への円滑な資産承継を支援する高齢者向け保険の提供
・わが国では、高齢化が進展する中、次世代への円滑な資産移転(資産承継)が一つの社会的課題となっています。・大同生命では、保険を活用した円滑な資産承継を支援するため、高齢者でも簡便な手続きで保険に加入いただけるよう、健康状態の告知や医師の診断を不要とした「一時払逓増終身保険(販売名称:ライフギフトα)」を提供しています。【特徴】・企業経営者はもとより、高齢世代のお客さまを中心に活用いただけるライフギフトαの提供を通じて、高まる相続発生時の次世代(子や孫)への資産承継対策ニーズにお応えしていきます。
「介護保障保険」と「介護サービス」の一体的提供による介護への自助努力支援
・わが国では、高齢化が進展する中、誰もが避けて通れない問題である「介護」に対する備えの重要度が高まっています。・大同生命では、こうした問題に対する社会的ニーズの高まりに対し、介護による「経済的な負担」を支える保険として次の介護保障保険を提供しています。2015年10月発売介護収入保障保険(販売名称:収入リリーフ) ・・・ 要介護状態となった場合の収入減少への備え終身介護保障保険(販売名称:介護リリーフ) ・・・ 介護施設への入居等介護費用の負担への備え・また、介護にかかる「経済的な負担」以上に、家族の「肉体的・精神的な負担」を多くの方が不安視していることを踏まえ、商品付帯サービスとして、介護全般についての相談受付や介護施設の紹介等、介護を総合的にサポートするサービス「介護コンシェル」を提供しています。【特徴】・高齢化の進展により重要度を増す「介護」という社会的問題に対して、保険とサービスを一体化したトータルサポートの提供を通じて、介護にかかる「経済的な負担」「肉体的・精神的な負担」双方をカバーし、社会的課題の解決を支援しています。
難病治療を保障する保険の提供
・CYBERDYNE株式会社が開発・提供するロボットスーツ「医療用HALR(下肢タイプ)」(以下、「医療用HALR」)による所定の難病治療を保障する新商品「HALプラス特約」を、2017年7月より発売しています。・「HALプラス特約」は、「Mタイプ(総合医療保険)」に保険料無料で付加することができ、本特約の発売前にご加入された「Mタイプ」・「Mタイプ特約(総合医療特約)が付加されたご契約」にも、お手続き不要・保険料無料で付加しています。【特徴】・Mタイプの魅力を一層向上させるとともに、「医療用HALR」による難病治療の普及・浸透の促進を通じて、「人々の健康で豊かな社会づくり」へ貢献していきます。