2012年よりアニュアルレポートとCSRレポートを統合し、財務情報とESG(環境・社会・ガバナンス)の情報をまとめた「Nomuraレポート」を統合報告書として発行。また、野村ホールディングスのWebサイトを通じ、ESG関連情報の開示を推進しています。http://www.nomuraholdings.com/jp/investor/library/ar/【特徴】当社では、お客様や株主、従業員をはじめとするステークホルダーに、野村グループの企業活動を総合的に紹介することを目的として、財務および非財務情報(経営戦略、ガバナンス、CSR活動など)を統合したNomuraレポートを2012年より発行しています。「Nomura レポート2017」では、当社の存在意義である「証券業を通じて、経済の成長や豊かな社会の創造に貢献していく」を軸に据え、改めて「野村らしさとは何か」について、事業、人材、ガバナンス等の切り口からお伝えすることを目指しました。「アジアに立脚したグローバル金融サービス・グループ」として、社会の持続的な発展に貢献し、お客様や株主をはじめとしたステークホルダーの皆様とともに成長を目指す野村グループの変革と挑戦についてご説明しています。
Nomuraレポートによる情報開示、統合レポートへの取り組み
環境研修・環境取り組みチェックの実施
国内野村グループにおいて環境マネジメントシステムを導入し、2009年より国内グループ全社員向けに環境研修および環境取り組みチェックを実施しています。また、毎年、環境目標を設定・開示し、環境負荷の低減にグループ全体で取り組んでいます。また、イントラネットを通じた情報配信や環境啓発イベントの開催などにも取り組んでいます。<NomuraレポートP84-85>http://www.nomuraholdings.com/jp/csr/environment/index.html【特徴】野村グループは、倫理規程の「10. 環境問題への取組み」をもとに、2009年に環境理念と環境方針を定めました。以来、この理念と方針に沿って、グループの全社員が環境保全活動に取り組んでいます。
社会的課題の解決につながる金融商品の提供
気候変動や水、食糧問題を含めた多様な分野に貢献できる金融商品の取り扱いを、積極的に推進しています。具体例としては、社会課題への対応を目的とした「ソーシャルボンド」や環境問題への対策手段として国際的に注目されている「グリーンボンド」等の組成・販売を行っています。<NomuraレポートP79>http://www.nomuraholdings.com/jp/csr/sustainable/products.html【特徴】野村グループは、投資を通じて社会に貢献したいという投資家の思いと、世界各国・地域で社会的課題の解決を目的に進められているプロジェクトに対する資金需要との橋渡し役を担っています。
地域活性化につながるイノベーティブな事業を実施
野村グループは、水・農業・エネルギー・医療問題などの社会的課題の解決を通じて、地域経済を活性化するビジネスの創造を推進しています。例えば、アグリビジネスを通じた地域活性化に向けた活動、地域ファンドの設立・運営サポート、産学連携による事業化促進プロジェクトへの参画、地域医療の再生に向けた医療分野での取り組みなどを実施しています。http://www.nomuraholdings.com/jp/csr/sustainable/services.html【特徴】野村グループは、地域活性化を通じて日本経済の発展に貢献するという考えのもと、日本全国の本支店ネットワークを活かし、アグリビジネスや医療、地域ファンドなど、新たな分野でイノベーティブな事業を行っています。
ESGに関する意識啓発への取り組み
投資の際に企業の環境、社会、ガバナンスへの取り組みを評価するESG投資への関心の高まりを受け、機関投資家のお客様向けに、環境、欧州ESG動向、取締役会評価などをテーマにしたESGセミナーをシリーズで開催しています。【特徴】Webサイトやレポート、社内イントラネット等を通じた情報発信に加えて、セミナーなどイベントの場においても環境を始めとしたESGに関する意識啓発に努めています。