千葉県内にて、「ちばぎんの森」森林整備活動(育樹活動)を積極的に行っています。2018年5月には、山武市蓮沼「ちばぎんの森(第5)」にて、約200人の当行役職員・OB等のボランティアで1.34haの土地に5,000本のクロマツ・トベラ・マサキを植樹しました。今後も植樹や定期的な下草刈り等の育樹活動を継続していきます。
このほか、県内各地の海岸や公園、店舗周辺において、定期的に役職員・OBのボランティアによる清掃等美化活動を行っています。2019年度は、延べ6,245人がボランティアとして参加しました。
2020年6月には、レジ袋等の不法投棄による海洋プラスチックごみ問題の解決のため、TSUBASAアライアンス参加行共同でオリジナルエコバックを作製し、お客さまへの配布を行いました。本取組みをつうじて、お客さまのリサイクル意識の向上や海洋プラスチックごみ問題を身近に考えるきっかけとなることを期待するとともに、行内外の環境保護意識の醸成を図っています。本取組みは、環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンに参加しています。
環境保全・美化活動
地方創生への取組み
地域社会の発展や地域経済の活性化を図るため、地方創生融資、古民家事業支援融資によって地域の観光振興や雇用創出につながる事業を支援しているほか、地方創生私募債では、企業が資金調達をつうじて地域貢献できる仕組みを提供しています。
観光振興では、県内自治体へレンタサイクルを寄贈する取組み(2015~2019年度:30自治体、累計295台)や「南房総・三浦半島サイクルスタンプラリー」などのイベントをつうじて、地方創生や2019年秋の台風被害からの復興支援を後押ししています。また、2021年3月には、東日本旅客鉄道㈱が実施するサイクルイベント「~RIDE FOR BOSO~Station Ride in 南房総」イベントの実行委員会に参画し、企画・運営に協力しています。
当行は、地域のトップバンクとして、まちづくりに積極的に参画しています。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の「地方創生に資する金融機関等『特徴的な取組事例』に4年連続で選定されており、引き続き自治体等への支援を継続していきます。
また、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加といった地域農業が抱える問題の解消に向けて、2018年3月に地域企業等15社とともに農業法人「(株)フレッシュファームちば」を設立しました。
サステナブル・ファイナンスの取組み
金融機関として「脱炭素社会」の実現に向けて最も社会的貢献に資する取組みは、融資等によるファイナンスであることから、サステナブル・ファイナンス及び環境系ファイナンスの実行金額の目標を設定しました。【2019-2030年度 サステナブル・ファイナンス2兆円(うち環境系ファイナンス1兆円)】
なお、「サステナブル・ファイナンス」とは、環境課題や社会課題の解決を資金使途とするファイナンスであり、お客さまのESGやSDGsへの取組みを支援するファイナンスを含みます。
当行では、太陽光発電をはじめ、バイオマス発電、風力発電等、再生可能エネルギーに関連する融資やプロジェクトファイナンスに積極的取り組んでいます。
また、2021年7月には、野村不動産ホールディングス株式会社の包括型サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク(以下、「包括型SLLフレームワーク」)制定にあたり、サステナビリティ・コーディネーターとして策定支援を行うとともに、本包括型SLLフレームワークに基づくサステナビリティ・リンク・ローンを取り組みました。これは、TSUBASAアライアンス参加行のうち当行を含む9 行が協調して融資を取組みました。また今後、他の金融機関が同社に対しSLLを取り組む際の枠組みとして本包括型SLLフレームワークを活用することにより、その輪を広げていくことが可能となります。
(株)千葉銀行「野村不動産ホールディングス株式会社向けサステナビリティ・リンク・ローンの取組みについて」(2021年7月30日)
https://www.chibabank.co.jp/data_service/file/news20210730_01_001.pdf
融資ポリシーの制定
環境・社会課題の解決に向けて、融資に取り組むことが環境・社会に対して大きな影響を与えると考えられる特定のセクター(新設の石炭火力発電所、クラスター弾製造企業、パーム油農園開発、森林伐採事業)に関して、当行の与信上の取組み姿勢を明確化するために融資ポリシーを定めています。
https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/
「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」の制定
人権尊重及び環境保全が国際社会における重要な課題であることを踏まえ、人権及び環境に対する当行グループの取組の基本方針となる「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」を制定しました。
〇ちばぎんグループ人権方針
URL: https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/human_rights.html
〇ちばぎんグループ環境方針
URL: https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/environment.html
「ちばぎんグループサステナビリティ方針」の制定とマテリアリティの特定
当行では、2019年7月に「ちばぎんグループサステナビリティ方針」を発表いたしました。
同方針のもと、長期志向で社会価値と経済価値との両立を目指す「持続的経営」に取り組んでいます。グループ一体となって、事業活動をつうじた社会課題の解決に貢献する取組みを主体的に進め、地域の持続的成長を支えていきます。
また、さまざまなステークホルダーからのご意見やこれからの環境変化を踏まえ、当行への影響を認識し、「地域経済・社会」「高齢化」「金融サービス」「ダイバーシティ」及び「環境保全」の5つのテーマによる当行のマテリアリティを特定しました。
このマテリアリティに基づき、地域の課題解決に向けて具体的な活動に取り組んでいます。
融資ポリシーの制定
環境・社会課題の解決に向けて、融資に取り組むことが環境・社会に対して大きな影響を与えると考えられる特定のセクター(新設の石炭火力発電所、クラスター弾製造企業、パーム油農園開発、森林伐採事業)に関して、当行の与信上の取組み姿勢を明確化するために融資ポリシーを定めています。
https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/
「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」の制定
人権尊重及び環境保全が国際社会における重要な課題であることを踏まえ、人権及び環境に対する当行グループの取組の基本方針となる「ちばぎんグループ人権方針」及び「ちばぎんグループ環境方針」を制定しました。
〇ちばぎんグループ人権方針
URL:https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/human_rights.html
〇ちばぎんグループ環境方針
URL:https://www.chibabank.co.jp/company/sustainability/policies/environment.html
環境関連融資への取組み
環境に役立つ金融サービスの提供をつうじて、地域やお客さまとともに持続的に発展することを目指しています。具体的には、制度融資として環境格付融資、太陽光発電事業支援融資、ESG利子補給付融資などを取扱っているほか、太陽光発電をはじめバイオマス発電・風力発電事業など再生可能エネルギーに関連するプロジェクトファイナンスに取り組んでいます。また、廃プラスチック削減や資源リサイクルなどの取引先の事業活動に対しても積極的に資金対応することで、環境保全に寄与する取組みに対して継続的に支援を行っています。
気候変動・温暖化対策への取組み
千葉県は2019年9月、10月に相次いで房総半島を襲った台風により多大な被害を受けました。巨大台風が発生する一因として地球温暖化が挙げられており、台風による被害はまさに気候変動リスクの具現化と考えられています。こうしたことも踏まえ、当行は2019年12月にTCFD提言に対する賛同表明を行いました。TCFD提言を踏まえた取組みを実施し、気候変動関連の情報開示に適切に対応していきます。
店舗等は、太陽光発電システムや風力発電設備の設置、屋上緑化、燃料電池自動車や電気自動車の導入、LED電飾ポスターケースの導入、クールビズ・節電ビズの実施、ライトダウンキャンペーンへの参加等の取組みを実施しています。また、2020年9月末に竣工した「ちばぎん本店ビル」は、自然エネルギーを活用するとともに、省エネルギー化を促進する建物となっており、建築環境総合評価システム(CASBEE)でSランク相当の性能を有しています。
環境保全・美化活動
千葉県内にて、「ちばぎんの森」森林整備活動(育樹活動)を積極的に行っています。2018年5月には、山武市蓮沼「ちばぎんの森(第5)」にて、約200人の当行役職員・OB等のボランティアで1.34haの土地に5,000本のクロマツ・トベラ・マサキを植樹しました。今後も定期的に下草刈り等の育樹活動を継続していきます。
このほか、県内各地の海岸や公園、店舗周辺において、定期的に役職員・OBのボランティアによる清掃等美化活動を行っています。2019年度は、延べ6,245人がボランティアとして参加しました。
2020年6月には、レジ袋等の不法投棄による海洋プラスチックごみ問題の解決のため、TSUBASAアライアンス参加行共同でオリジナルエコバックを作製し、お客さまへの配布を行いました。本取組みをつうじて、お客さまのリサイクル意識の向上や海洋プラスチックごみ問題を身近に考えるきっかけとなることを期待するとともに、行内外の環境保護意識の醸成を図っています。本取組みは、環境省の「プラスチック・スマート」キャンペーンに参加しています。
地方創生への取組み
地域社会の発展や地域経済の活性化を図るため、地方創生融資、古民家事業支援融資によって地域の観光振興や雇用創出につながる事業を支援しているほか、地方創生私募債では、企業が資金調達をつうじて地域貢献できる仕組みを提供しています。観光振興では、県内自治体へレンタサイクルを寄贈する取組み(2015~2019年度:30自治体、累計295台)や「南房総・三浦半島サイクルスタンプラリー」などのイベントをつうじて、地方創生や2019年秋の台風被害からの復興支援を後押ししています。
当行は、地域のトップバンクとして、まちづくりに積極的に参画しています。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の「地方創生に資する金融機関等『特徴的な取組事例』に3年連続で選定されており、引き続き自治体等への支援を継続していきます。
また、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加といった地域農業が抱える問題の解消に向けて、2018年3月に地域企業等15社とともに農業法人「㈱フレッシュファームちば」を設立しました。今後も持続可能な農業モデルを追求していきます。
農業法人の運営
2018年3月、当行は地域企業等15社とともに農業法人「株式会社フレッシュファームちば」を設立しました。2018年度は、市原市に約2ヘクタールの水田を借り受け、コシヒカリ約10トン(175 俵)を収穫しました。2019年度は前年の2倍となる約4ヘクタールの水田で耕作を開始しています。
当社は、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加といった地域農業が抱える問題の解消及び自然環境の改善に向けて、共同出資者の方々とともに持続可能な農業の新モデルを追求しています。
「グリーンボンド」、「サステナブルデベロップメントボンド」の共同販売
2018年9月、世界銀行(国際復興開発銀行)発行の「グリーンボンド」(インドルピー建)をTSUBASAアライアンス参加行のグループ証券子会社が共同販売し、当行においても金融商品仲介業務の形態で取り扱いました。
世界銀行の『グリーンボンド』は、地球温暖化に苦しむ開発途上国を支援するために発行され、その資金は温室効果ガスの排出削減及び温暖化による影響に対処する世界銀行の開発プロジェクトへの貸出に活用されます。
また、本年9月には、世界銀行(国際復興開発銀行)発行の『サステナブル・ディベロップメント・ボンド』(円建てステップダウン型期限前償還条項付 日米2 指数連動債)を販売しました。なお、昨年9 月に販売したインドルピー建て債券に続き、今回も「TSUBASAアライアンス」のグループ証券子会社が共同で販売し、銀行も金融商品仲介業務(紹介型仲介)の形態で取り扱う連携施策となっています。
世界銀行の『サステナブル・ディベロップメント・ボンド』は、開発途上国の支援や地球温暖化対策など社会的な課題の解決にあてることを目的として発行される債券で、本商品は、食品ロスと食品廃棄がもたらす飢餓や環境問題に対応する各種プロジェクトへの貸出に活用されます。
温暖化対策
店舗等への太陽光発電システムや風力発電設備の設置、屋上緑化、燃料電池自動車や電気自動車の導入、LED電飾ポスターケースの導入、クールビズ・節電ビズの実施、ライトダウンキャンペーンへの参加等の取組みを実施しています。
印旛沼クリーンウォーク(清掃等美化活動)
県内各地の海岸や公園、店舗周辺等で、定期的に役職員・OBのボランティアによる清掃活動を行っています。また、2009年3月より、千葉県の主導する印旛沼再生のためのアダプト制度(印旛沼連携プログラム)の一環として、印旛沼の水質保全活動(印旛沼クリーンウォーク)に参加しています。
上記印旛沼クリーンウォークを含め、2018年度には、県内各所を中心に延べ27回の清掃等美化活動を実施し、延べ6,194人がボランティアとして参加しております。
「ちばぎんの森」森林整備活動
千葉県内にて、「ちばぎんの森」森林整備活動(育樹活動)を積極的に行っています。2003年より活動を開始し、富津市鬼泪山にて二ヵ所の整備を行い、2010年からは、松くい虫の被害や東日本大震災の津波の影響により、失われつつある海岸保安林の再生に取り組んでいます。津波発生時の減災効果向上や景観整備による観光振興等への期待を込め、2010年より長生郡白子町にて、2012年からは山武市蓮沼にて「ちばぎんの森」の森林整備活動を実施しました。
2018年5月からは、五ヵ所目となる「ちばぎんの森」森林整備活動を山武市蓮沼にて開始し、当行役職員・OB等のボランティアにより、1.34haの土地に5,000本のクロマツ・トベラ・マサキを植樹しました。植樹後は定期的に下草刈り等の育樹活動を継続してまいります。
「ちばぎんグループサステナビリティ方針」の制定とマテリアリティの特定
当行では、2019年7月に「ちばぎんグループサステナビリティ方針」を発表いたしました。
同方針のもと、長期志向で社会価値と経済価値との両立を目指す「持続的経営」に取り組んでいます。グループ一体となって、事業活動をつうじた社会課題の解決に貢献する取組みを主体的に進め、地域の持続的成長を支えていきます。
また、さまざまなステークホルダーからのご意見やこれからの環境変化を踏まえ、当行への影響を認識し、「地域経済・社会」「高齢化」「金融サービス」「ダイバーシティ」及び「環境保全」の5つのテーマによる当行のマテリアリティを特定しました。
このマテリアリティに基づき、地域の課題解決に向けて具体的な活動に取り組んでいます。
観光用レンタサイクルの寄贈
千葉県の観光振興ならびに各自治体の広域連携のきっかけとし、地方創生につなげていくことを目的として、2015年10月より観光用レンタサイクルの寄贈に関する取組みを開始しました。2015年度からの5年間で累計295台の寄贈を行いました。
自然環境にも優しいサイクルツーリズムの推進により地域社会の持続的な発展及び活性化に貢献してまいります。
環境関連融資
環境に配慮した経営を実践している事業者を支援すべく、2012年、環境格付融資制度(ちばぎんエコ・ステップ)を創設しました。また、発電事業参入に向けた、太陽光発電事業支援融資制度(ちばぎんエコ・パワー)も取扱っています。また、再生可能エネルギーの活用に取り組むお客さまを広く支援しており、2017年12月にバイオマス発電事業に対するプロジェクトファイナンスを組成するなど、取組みを強化しています。
以上のような取組みにより、2019年3月末の再生可能エネルギー関連融資残高は1,000億円を突破しております。