基本方針とTCFD提言への取り組み

基本方針とTCFD提言への取り組み

しずおかフィナンシャルグループは、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、気候変動が引き起こす影響が経営リスクとなることを認識し、持続可能な社会の実現に本業を通じて貢献していく方針を明確化するため、「しずおかフィナンシャルグループ環境方針」を定めています。
また、2020年3月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動シナリオ分析を進めていくとともに、地域の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させるため、しずおかフィナンシャルグループにおける 温室効果ガス排出量のネットゼロを目指す「2030年度カーボンニュートラル達成」を目指しています。

【特徴】
1. グループのサステナビリティ経営の実現に向け、各グループ担当役員を委員とする「環境委員会」及びその下部組織として関連部各部長をメンバーとする「環境ワーキンググループ」を設置し、脱炭素社会の実現に向けた全社的な推進及びガバナンス体制を確保しています。
2.しずおかフィナンシャルグループ第一次中期経営計画におけるサステナビリティ指標として以下2点を設定
(1)2030年度カーボンニュートラル達成
(2)2030年度静岡県内の温室効果ガス排出量削減率△46%

金融業務を通じた環境への対応

しずおかフィナンシャルグループでは、地域における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させ、こうした活動を一層推進していくため、サステナブルファイナンス目標を設定しました。
また、グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

【特徴】
目標内容:2030年度までの関連投融資の累計実行額
〇サステナブルファイナンス目標:2兆円(うち環境関連ファイナンス1兆円)
・サステナブルファイナンスの定義
持続可能な社会の実現に向けたお客さまのESG(環境・社会・ガバナンス)、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを支援する資金供給
・環境ファイナンスの定義
環境への負荷を軽減するお客さまの取り組みに対する資金供給

具体的取組事例
①環境省「ESG地域金融促進事業」に2年連続で採択
・2022年度:地域におけるインパクト可視化およびインパクト測定・マネジメント体制の確立
・2023年度:企業価値向上と社会価値創造の両立につながる共通KPIの策定
②環境省「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」間接金融部門金賞受賞
・2022年度ESGファイナンス・アワード・ジャパンの間接金融部門で金賞を受賞しました。 「SDGs支援保証」の開発と企業のSDGs推進支援等、地域への波及性が評価されました。
③富士山基金への寄付
・『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店専用口座「WebWallet」』の     2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、NPO法人が運営する    「富士山基金」に寄付しています。
また、2021年度からは、「静岡・山梨アライアンス」のもと、静岡銀行・山梨中央銀行がそれぞれ
通帳を発行しない口座の開設数に応じて富士山基金に共同で寄付しており、紙の使用量削減にも   寄与しています。

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

しずおかフィナンシャルグループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、しずおかフィナンシャルグループの多くの従業員(2022年度末時点でグループの会員は6,383名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。

【特徴】
公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています(基金設立以来の助成先はのべ691先、助成総額は8,720万円)。

しずおかフィナンシャルグループの環境負荷の低減

しずおかフィナンシャルグループでは、環境保全活動の一環として地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減やエネルギー使用量の削減等のほか、中部電力ミライズ株式会社と「しずぎん本部タワー」ならびに「研修センター」で使用する電力として再生可能エネルギー「静岡Greenでんき」の需給契約を締結し、環境負荷の低減に努めています。
また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、静岡市に100%再生可能エネルギーである太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」を新設しました(2023年10月運用開始)。
その他、しずぎん本部タワーでは「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。
① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)
② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)
③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明 (アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)
④ LED照明

【特徴】
「しずぎんソーラーパーク」の稼働により、年間1,300トン程度の温室効果ガス排出量の削減を見込んでいます。

静岡銀行グループの環境負荷の低減

静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減等のほか、中部電力ミライズ株式会社と「しずぎん本部タワー」ならびに「研修センター」で使用する電力として再生可能エネルギー「静岡Greenでんき」の需給契約を2021年9月1日に締結し、環境負荷の低減に努めています。
また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、2016年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。
① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)
② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)
③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)
④ LED照明

その他、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、静岡市に100%再生可能エネルギーである太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」を新設することとし、2022年5月に中部電力ミライズ株式会社とオフサイトコーポレートPPA協定を締結しています(2023年9月運用開始予定)。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。

基本方針とTCFD提言への取り組み

静岡銀行グループは、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、環境問題への積極的な取組みが企業活動の存続にかかわる必要条件として位置づけ、「7つの基本方針」を定めています。
また、2020年3月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動シナリオ分析を進めていくとともに、地域の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させるため、静岡銀行グループにおける温室効果ガス排出量のネットゼロを目指す「2030年度カーボンニュートラル達成」へと目標を引き上げています。

【特徴】
ガバナンス・戦略・リスク管理に沿った対応とともに、地域金融機関として、環境関連融資目標を設定し取り組んでいます(【原則2】に記載)。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループでは、地域における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させ、こうした活動を一層推進していくため、サステナブルファイナンス目標を設定しました。
また、静岡銀行グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

目標内容:2030年度までの関連投融資の累計実行額
〇サステナブルファイナンス目標:2兆円(うち環境関連ファイナンス1兆円)
・サステナブルファイナンスの定義
持続可能な社会の実現に向けたお客さまのESG(環境・社会・ガバナンス)、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを支援する資金供給
・環境ファイナンスの定義
環境への負荷を軽減するお客さまの取り組みに対する資金供給

具体的取組事例
 ・企業が環境・社会・経済のいずれかの側面において与えるインパクトを包括的に分析し、ポジテ
ィブインパクト向上とネガティブインパクト低減を支援する『ポジティブ・インパクト・ファイ
ナンス』や、お客様のESGやSDGs戦略に整合した取組目標(「KPI」と「SPTs」)を設定
し、達成状況に応じて金利などの貸出条件が連動する『サステナビリティ・リンク・ローン』を
提供しています。
・2018年4月より、従来からある『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店
専用口座「WebWallet」』の2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、
NPO法人が運営する「富士山基金」に寄付しています。
また、2021年度からは、「静岡・山梨アライアンス」のもと、静岡銀行・山梨中央銀行がそれぞれ
通帳を発行しない口座の開設数に応じて富士山基金に共同で寄付しており、紙の使用量削減にも寄
与しています。
・預金利息を富士山の環境保全に取り組む団体へ寄付する定期預金のほか、「静岡・山梨アライア
ンス」のもと、手数料の一部を富士山基金に共同で寄付する私募債「FUJIBON」の取扱い、並び
に環境保全や地方創生に寄与する投資対象を組み入れた投資信託を取扱い、信託報酬の一部を
静岡県に寄付する取り組みも実施しています。
・グループ会社である静銀経営コンサルティング株式会社では、お客様の環境マネジメントシステ
ム認証取得のサポートや、CO2排出量削減に関する「環境・温暖化コンサルティング」などのサ
ービスを提供しています。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針1「金融業務を通じた環境への対応」に基づく取組みです。

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(2021年度末時点で静岡銀行グループの会員は6,346名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。
また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています(基金設立以来の助成先はのべ665先、助成総額は8,420万円)。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。

基本方針とTCFD提言への取り組み

静岡銀行は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、環境問題への積極的な取組みが企業活動の存続にかかわる必要条件として位置づけ、「6つの基本方針」を定めています。
また、2020年3月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動シナリオ分析を進めていくとともに地域の持続的成長に向けてグループ一体となり、環境等の社会問題に対して積極的に取り組んでまいります。

【特徴】
ガバナンス・戦略・リスク管理に沿った対応とともに、地域金融機関として、環境関連融資目標を設定し取り組んでいます(300億円)。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

・静岡経済研究所の協力のもと、企業活動が地域経済に与える波及効果や地域の独自課題への貢献を評価する中小企業向けのフレームワークを構築し、2021年1月に本邦初となる中小企業向けポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を締結しました。

・環境格付融資や、環境格付私募債「ECOBON(エコボン)」、エコサポート・ビジネスローンを提供しています。

・グループ会社である静銀経営コンサルティング株式会社では、お客様への環境マネジメントシステム認証取得のサポートや、CO2排出量削減に関する「環境・温暖化コンサルティング」などのサービスを提供しています。

・預金利息を環境保全に取り組む団体などに寄付する定期預金のほか、環境配慮型企業への投資を対象とした投資信託などを取り扱っています。

・2018年4月より、従来からある『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店専用口座「WebWallet」』の2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、NPO法人が運営する「富士山基金」に寄付する取り扱いを開始しました。2021年度からは、「静岡・山梨アライアンス」のもと、静岡銀行・山梨中央銀行がそれぞれ通帳を発行しない口座の開設数に応じて富士山基金に共同で寄付します。これは紙の使用量削減にも寄与します。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針1「金融業務を通じた環境への対応」に基づく取組みです。

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(静岡銀行グループの会員のうち、2020年度の参加者数は1,171名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。
また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。

静岡銀行グループの環境負荷の低減

静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減等のほか、中部電力ミライズ株式会社と「しずぎん本部タワー」ならびに「研修センター」で使用する電力として再生可能エネルギー「静岡Greenでんき」の需給契約を2021年9月1日に締結しました。
また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、2016年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地
域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。

① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)

② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)

③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)

④ LED照明

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループでは、地域における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させ、こうした活動を一層推進していくため、サステナブルファイナンス目標を設定しました。

目標内容:2030年度までの関連投融資の累計実行額

〇サステナブルファイナンス目標:2兆円(うち環境ファイナンス1兆円)
・サステナブルファイナンスの定義
持続可能な社会の実現に向けたお客さまのESG(環境・社会・ガバナンス)、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを支援する資金供給
・環境ファイナンスの定義
環境への負荷を軽減するお客さまの取り組みに対する資金供給

基本方針とTCFD提言への取り組み

静岡銀行は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、環境問題への積極的な取組みが企業活動の存続にかかわる必要条件として位置づけ、「6つの基本方針」を定めています。
また、2020年3月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動シナリオ分析を進めていくとともに地域の持続的成長に向けてグループ一体となり、環境等の社会問題に対して積極的に取り組んでまいります。

【特徴】
ガバナンス・戦略・リスク管理に沿った対応とともに、地域金融機関として、環境関連融資目標を設定し取り組んでいます。(300億円)

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

・環境格付融資や、環境格付私募債「ECOBON(エコボン)」、エコサポート・ビジネスローンを提供しています。

・グループ会社である静銀経営コンサルティング株式会社では、お客様への環境マネジメントシステム認証取得のサポートや、CO2排出量削減に関する「環境・温暖化コンサルティング」などのサービスを提供しています。

・預金利息を環境保全に取り組む団体などに寄付する定期預金のほか、環境配慮型企業への投資を対象とした投資信託などを取り扱っています。

・2018年4月より、従来からある『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店専用口座「WebWallet」』の2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、NPO法人が運営する「富士山基金」に寄付する取り扱いを開始しました(本年度は新型コロナウイルス感染症対策を支援するため、日本赤十字社に寄付)。これは紙の使用量削減にも寄与します。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針1「金融業務を通じた環境への対応」に基づく取組みです。

「しずぎんエコアイデア・コンテスト」の実施

静岡銀行では、環境面における地域貢献活動の一環として、環境問題の改善に向けたアイデアを募る第8回「しずぎんエコアイデア・コンテスト」を実施しました。一般公募で静岡県内の小学生からエコアイデアを募り、独創性に富んだ応募総数1,030作品の中から、最優秀賞1名、優秀賞11名、学校賞5校の選考を行いました。
【特徴】
CSRにおける地域貢献活動の一環として、2012年度(第1回目)~2019年度(第8回目)まで実施。2020年度以降も継続的に実施していく。

従業員の地域・家庭での環境への対応強化

静岡銀行グループでは、地球温暖化防止に関する意識調査の実施や、環境に関する情報発信を通じ、従業員の地域・家庭での環境問題への取り組みを強化しています。「小さな親切」運動に積極的に関わり、静岡銀行グループの多くの従業員(静岡銀行グループの会員のうち、2019年度の参加者数は3,013名)が活動に参加しており、「里山づくり(植樹・森林整備)」や「クリーン作戦」などの活動を展開しております。
また、公益信託「しずぎんふるさと環境保全基金」を通じて静岡県内で環境保全活動に取り組んでいる個人や団体などに助成金を支給しています。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針3「従業員の地域・家庭での環境への対応強化」に基づく取組みです。

静岡銀行グループの環境負荷の低減

静岡銀行グループでは、環境保全活動の一環として、地球温暖化防止に向けたCO2排出量の削減に取り組んでいます。具体的には、紙使用量の削減や、エネルギー使用量の削減等を実施しています。
また、創立70周年記念事業の一環として、新たな本部棟「しずぎん本部タワー」を建設し、2016年3月にグランドオープンしました。しずぎん本部タワーは、「エネルギー効率の向上」「美しい都市景観」「地
域との融和(森づくり)」等の環境配慮がなされており、CASBEE静岡の建築物環境配慮のSランク(最高評価)を取得し、次の4つの先進的な省エネ技術を導入しています。

① 高断熱化、日射遮蔽(断熱性の高いLow – e複層ガラスの採用。深い庇による日射遮蔽。)

② ハイブリッド空調(外気と室内の温湿度状態に応じて電動換気窓が開閉。)

③ タスク&アンビエント照明(作業面の明るさをタスクライトにより効率よく確保し、天井照明(アンビエント照明)の明るさを抑えて省エネを図る。)

④ LED照明

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針2「銀行グループの環境負荷の低減」に基づく取組みです。

基本方針と環境マネジメントシステム

静岡銀行は、基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、環境問題への積極的な取組みが企業活動の存続にかかわる必要条件として位置づけ、「6つの基本方針」を定めています。また、静岡銀行グループでは、環境マネジメントシステムのISO14001の認証を2002年に取得し、これを維持しています。
静岡銀行グループでは、環境マネジメントシステムに基づき、「環境目的」を定め、環境保全につながる具体的な施策に取り組むとともに、PDCAサイクルのなかで継続的に改善を図っています。また、「環境問題への取組指針」として3項目を定め、地球温暖化防止等に向けた各種施策の方向性と位置づけを明確にすることで、一層の取組み強化を図っています。

【特徴】
環境目的・環境目標の設定、環境マネジメントシステムの継続的な改善についても、基本方針の中に定めています。

金融業務を通じた環境への対応

静岡銀行グループの総合金融機能を発揮し、お客様の環境保全の取組みをさまざまなかたちでサポートしています。

・環境格付融資や、環境格付私募債「ECOBON(エコボン)」、エコサポート・ビジネスローンを提供しています。

・グループ会社である静銀経営コンサルティング株式会社では、お客様への環境マネジメントシステム認証取得のサポートや、CO2排出量削減に関する「環境・温暖化コンサルティング」などのサービスを提供しています。

・預金利息を環境保全に取り組む団体などに寄付する定期預金のほか、環境配慮型企業への投資を対象とした投資信託などを取り扱っています。

・2018年4月より、従来からある『通帳を発行しない「Web総合口座」』と『インターネット支店専用口座「WebWallet」』の2商品を「しずぎんECO口座」と総称し、通帳の削減費用の一部を、NPO法人が運営する「富士山基金」に寄付する取り扱いを開始しました。これは紙の使用量削減にも寄与します。

【特徴】
静岡銀行グループ環境問題への取組指針1「金融業務を通じた環境への対応」に基づく取組みです。