2023年10月、東京発電株式会社が運営する水力発電所で発電されたカーボンフリーの再生可能エネルギー電力を、東京電力エナジーパートナー株式会社を通じて調達します。
また、同水力発電所のネーミングライツを取得し、「ぐんぎん尾瀬片品発電所」と命名しました。
2024年1月より、調達した電力を当行の北毛地区9店舗および電算センターで使用する予定としています。
「ぐんぎん尾瀬片品発電所」由来の再生可能エネルギー導入
「ぐんぎんの森」整備活動
環境保全活動の一環として、群馬県と締結した「県有林整備パートナー事業実施協定」により指定された赤城山内の県有林3.69 haを「ぐんぎんの森」と命名し、2011年から整備活動を実施しています。
新入行員研修の一環として間伐・枝打ち作業を行うなど行員に対する環境教育も行いながら、森林整備に取組んでいます。
公益財団法人ぐんぎん財団の活動
1995年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。
2022年11月、群馬銀行の創立90周年を機に名称を「ぐんぎん財団」へ改称し、従来の環境保全事業に社会福祉事業を加え、地域社会の発展と持続可能な社会の実現に向けて取組んでいます。
■ 環境探検隊
群馬県内の中学生を対象として、渡良瀬川の源流から下流にかけて各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。1996年度から実施しています。
■ エコ・キッズ・キャンプ
地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子どもたち(小学生)を対象に、環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。2005年度から実施しています。
■ ぐんぎん財団環境賞
1997年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。
■ ぐんぎん財団環境教育賞
2008年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。
「みんなでつなぐ 未来プロジェクト ~Everyone has a dream~」
「誰もが夢を持ち、地域のみんなが一つになって明るい未来へつないでいく」をコンセプトに、毎年テーマを決めて、地域の豊かな未来につながる活動を支援しています。
2022年度は「こども食堂ネットワークぐんま」へ300万円の寄付を行いました。
■ その他
渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。
【特徴】
公益財団法人ぐんぎん財団ホームページ http://www.gunginkankyo.jp/index.htm
「温室効果ガス排出量2030年ネットゼロ」の目標を設定
2022年1月、温室効果ガス排出量の削減目標を見直し、2030年度までに当行の温室効果ガス排出量ネットゼロを目標として設定しました。
<温室効果ガス排出量削減目標>
2024年度…2013年度比50%削減
2030年度…ネットゼロ
→ 2022年度実績 2013年度比26.2%削減
「群馬銀行グループSDGs宣言」の制定
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組みを推進するため、2019年に「群馬銀行グループSDGs宣言」を制定し、群馬銀行グループとしてSDGsの達成に貢献することを主体的に果たすべき責任と捉え、事業活動を通じて社会・環境課題等の解決に取組んでいます。
2022年4月に改定を行い、SDGs 17目標のうち事業活動を通じて特に貢献が可能な10目標を中心に重点課題と取組方針を定めました。
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同表明と積極的な情報開示
「群馬銀行グループSDGs宣言」の重点課題の一つである「地球環境の保全と創造」に向けた取組みとして、2020年7月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動が当行の経営にもたらす影響などに関する情報開示を積極的に行っています。
詳しくは当行ホームページをご参照ください。
(https://www.gunmabank.co.jp/about/csr/torikumi/kikohendo.html)
お客さまのサステナビリティへの取組みに対する支援
<環境・社会に配慮した投融資方針>
2021年6月、気候変動や人権問題などの環境や社会課題の解決に向け、サステナビリティを考慮した投融資を行うため、「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定しました。
詳しくは当行ホームページをご参照ください。
(https://www.gunmabank.co.jp/about/csr/torikumi/kankyo.html)
<サステナブルファイナンス目標の設定>
2022年4月、SDGs達成に向けた2030年度までのKPI(重要業績評価指標)として、中長期的なファイナンス目標を設定し、地域のサステナビリティ実現に向け、環境・社会課題解決に取組んでいます。なお、持続可能な社会の実現と経済的価値の創造に向けた取組みを一層強化するため、2023年9月に目標の上方修正を行いました。
2022年度~2030年度
サステナブルファイナンス※ 累計実行額 3.0兆円
(うち環境分野 1.5兆円)
2022年度~2024年度
(中期経営計画)
サステナブルファイナンス※ 累計実行額 8,000億円
(うち環境分野 4,500億円)
※持続可能な社会の実現に向け、環境課題や社会課題の解決に資する事業に対するファイナンス。また、お客さまのESGやSDGsへの取組みを支援・促進するファイナンス。
○サステナブルファイナンス実績
2022年度 2,662億円(うち環境分野1,160億円)
<サステナブルファイナンス商品の取扱い>
・サステナビリティ・リンク・ローン
・ぐんぎんSLL
・ポジティブインパクトファイナンス
・グリーンローン
・ソーシャルローン
・カーボンニュートラルローン
・SDGs私募債
・震災時・豪雨災害時元本免除特約付き融資 等
<「SDGs取組支援サービス」の取扱い>
2022年9月、取引先企業のSDGsへの取組状況を評価する「SDGs取組支援サービス」を開始しました。取引先のSDGsに対する取組状況を客観的に評価し、SDGsに関する課題に対し、解決に向けたソリューションを提案しています。
<自然環境保護ファンドの取扱い>
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四北越銀行、第四北越証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
<グリーンボンドの発行>
2019年11月、SDGs達成への取組みとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率およびクリーンな輸送などのグリーンプロジェクトを資金使途とするグリーンボンドフレームワークを策定し、他の地方銀行に先駆けてグリーンボンドを発行しました(発行額100億円。新規実行で充当は完了)。
<サステナビリティボンドの発行>
2021年5月、「群馬銀行グループ グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワーク」を策定し、グリーンプロジェクトに加え、社会課題に寄与するソーシャルプロジェクトを資金使途に追加しました。これに基づき、2021年10月、地方銀行として国内初となるサステナビリティボンドを発行しました。
<地域発電会社の共同設立>
2022年7月、100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社が運営するぐんま地域共創ファンドを通じ、地域発電会社「かんとうYAWARAGIエネルギー株式会社」を地域の事業者と共同設立しました。
当社は再生可能エネルギー発電を中心事業とし、地域の脱炭素化に貢献してまいります。
また、当行は当社とPPA契約を締結しました。高崎田町支店では屋上への太陽光発電設備の設置が2023年10月に完了し、支店への電力供給が開始しています。
「温室効果ガス排出量2030年ネットゼロ」および紙(コピー用紙)使用量に削減目標を設定
2022年1月、温室効果ガス排出量の削減目標を見直し、2030年度までに当行の温室効果ガス排出量ネットゼロを目標として設定しました。
また紙の使用量についても削減目標を設定し、紙に依存した従来業務の見直しやデジタル化によるペーパーレス化を進めています。
【温室効果ガス排出量削減目標】
2024年度…2013年度比50%削減
2030年度…ネットゼロ
→ 2021年度実績 2013年度比8.5%削減
【紙(コピー用紙)の使用量削減目標】
2025年度…2013年度比30%削減
2030年度…2013年度比40%削減
→ 2021年度実績 2013年度比46.2%削減
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同表明と積極的な情報開示
「群馬銀行グループSDGs宣言」の重点課題の一つである「地球環境の保全と創造」に向けた取組みとして、2020年7月にTCFD提言への賛同を表明し、気候変動が当行の経営にもたらす影響などに関する情報開示を積極的に行っています。
詳しくは当行ホームページをご参照ください。
(https://www.gunmabank.co.jp/about/csr/torikumi/kikohendo.html)
金融を通じたサステナビリティへの取組み
<サステナブルファイナンス目標の設定>
SDGs達成に向けた2030年度までのKPI(重要業績評価指標)として、中長期的なファイナンス目標を設定しました。
2022年度~2030年度
サステナブルファイナンス※ 累計実行額 1.5兆円
(うち環境分野 1.0兆円)
2022年度~2024年度
(中計期間)
サステナブルファイナンス※ 累計実行額 5,000億円
(うち環境分野 3,000億円)
※持続可能な社会の実現に向け、環境課題や社会課題の解決に資する事業に対するファイナンス。また、お客さまのESGやSDGsへの取組みを支援・促進するファイナンス。
<自然環境保護ファンドの取扱い>
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四北越銀行、第四北越証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
<グリーンボンドの発行>
2019年11月、SDGs達成への取組みとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率およびクリーンな輸送などのグリーンプロジェクトを資金使途とするグリーンボンドフレームワークを策定し、他の地方銀行に先駆けてグリーンボンドを発行しました(発行額100億円。新規実行で充当は完了)。
<サステナビリティボンドの発行>
2021年5月、「群馬銀行グループ グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワーク」を策定し、グリーンプロジェクトに加え、社会課題に寄与するソーシャルプロジェクトを資金使途に追加しました。これに基づき、2021年10月、地方銀行として国内初となるサステナビリティボンドを発行しました。
<「環境・社会に配慮した投融資方針」の新設>
2021年6月、環境や社会に大きな影響を与える可能性があるセクターへの投融資に関する取組方針を定め、方針に基づいた投融資を行うとともに環境や社会課題解決に向けたお客さまの取組みを積極的に支援することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
<サステナビリティ・リンク・ローンの取扱い>
2021年6月、取引先のサステナビリティ経営をサポートし、企業価値向上および持続可能な社会の実現を目指すため、「サステナビリティ・リンク・ローン」の取扱いを開始しました。
<「GBグリーンファンド」の創設>
2021年10月、再生可能エネルギーの普及・促進に向けた取組みを幅広く支援するため、総額500億円の投融資枠(名称「GBグリーンファンド」)を創設しました。資金使途は再生可能エネルギー開発案件、脱炭素に資する事業・取組み等に対する案件を対象としています。
<「ぐんぎんSLL」の取扱い>
2022年6月、自行評価型サステナビリティ・リンク・ローン「ぐんぎんSLL」の取扱いを開始しました。
<地域発電会社の共同設立>
2022年7月、100%出資子会社であるぐんま地域共創パートナーズ株式会社が運営するぐんま地域共創ファンドを通じ、地域発電会社「かんとうYAWARAGIエネルギー株式会社」を地域の事業者と共同設立しました。
当社は再生可能エネルギー発電を中心事業とし、地域の脱炭素化に貢献してまいります。
<「SDGs取組支援サービス」の取扱い>
2022年9月、取引先企業のSDGsへの取組状況を評価する「SDGs取組支援サービス」を開始しました。取引先のSDGsに対する取組状況を客観的に評価し、SDGsに関する課題についてソリューションメニューを提案します。
本サービスを通じて、地域のSDGsへの取組支援を強化してまいります。
公益財団法人ぐんぎん財団の活動
1995年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。
2022年11月、群馬銀行の創立90周年を機に名称を「ぐんぎん財団」へ改称し、従来の環境保全事業に社会福祉事業を加え、地域社会の発展と持続可能な社会の実現に向けて取組んでいます。
■ 環境探検隊
1996年度より毎年60名前後の中学生が参加し、渡良瀬川の源流から下流にかけて、各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。
■ エコ・キッズ・キャンプ
地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子供たち(小学生)を対象に、一泊二日で環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。2005年度から実施しております。
■ 群馬銀行環境財団賞
1997年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。
■ 群馬銀行環境財団教育賞
2008年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。
■ その他
渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。
【特徴】
公益財団法人ぐんぎん財団ホームページ http://www.gunginkankyo.jp/index.htm
※2020年度~2022年度の「環境探検隊」「エコ・キッズ・キャンプ」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。
「ぐんぎんの森」整備活動
環境保全活動の一環として、群馬県と締結した「県有林整備パートナー事業実施協定」により指定された赤城山内の県有林3.69 haを「ぐんぎんの森」と命名し、2011年から整備活動を実施しています。
新入行員研修の一環として間伐・枝打ち作業を行うなど行員に対する環境教育も行いながら、森林整備に取組んでいます。
「群馬銀行グループSDGs宣言」の制定
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組みを推進するため、2019年に「群馬銀行グループSDGs宣言」を制定し、群馬銀行グループとしてSDGsの達成に貢献することを主体的に果たすべき責任と捉え、事業活動を通じて社会・環境課題等の解決に取組んでいます。
2022年4月に改定を行い、SDGs 17目標のうち事業活動を通じて特に貢献が可能な10目標を中心に重点課題と取組方針を定めました。
自然環境保護ファンドの取扱い
3県にまたがる尾瀬の地元である群馬銀行、ぐんぎん証券、第四北越銀行、第四北越証券、東邦銀行、とうほう証券と委託会社がそれぞれ収受した信託報酬の一部を公益財団法人尾瀬保護財団に寄付する投資信託「尾瀬紀行」を取り扱っています。尾瀬の自然環境を後世まで末永く守り続けることを目的とした当ファンドの販売・運用を通じて地域社会の発展に貢献しています。
公益財団法人群馬銀行環境財団の活動
1995年11月、企業理念である「地域社会の発展を常に考え行動すること」の実践活動の一環として、自然と人間が共生し、地域にふさわしい環境を創造するために公益財団法人群馬銀行環境財団を設立しました。環境保全に関わる啓発事業や助成事業を実施しています。
■ 環境探検隊
1996年度より毎年60名前後の中学生が参加し、渡良瀬川の源流から下流にかけて、各探検ポイントを見学し、水を通して環境について学習するイベントです。旧足尾銅山精錬所の鉱煙害により荒廃した山々に植樹を行う体験も行います。
■ エコ・キッズ・キャンプ
地球規模での環境破壊が深刻化している今日、将来を担う子供たち(小学生)を対象に、一泊二日で環境問題について「体験学習」を行う機会を作り、環境保全について学んでいただく活動です。2005年度から実施しております。
■ 群馬銀行環境財団賞
1997年度より、自然環境・生活環境の保全活動および調査研究等に優れた業績をあげた団体・個人の方々を表彰し、助成金を交付しています。
■ 群馬銀行環境財団教育賞
2008年度より、群馬県内の小学校、中学校、中等教育学校、高等学校および特別支援学校を対象として、環境改善や保全についての実践的な活動を募集し、その中から優れた活動を表彰し、助成金を贈呈しています。
■ その他
群馬県が実施する環境活動に協賛して特製マイバッグを無料配布しています。また、渡良瀬川の源流地点「足尾の山」に緑を復元する運動を支援し苗木の寄贈を行っています。
【特徴】
公益財団法人群馬銀行環境財団ホームページ http://www.gunginkankyo.jp/index.htm
※2020年度・2021年度の「環境探検隊」「エコ・キッズ・キャンプ」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。
「ぐんぎんの森」整備活動
環境保全活動の一環として、群馬県と締結した「県有林整備パートナー事業実施協定」により指定された赤城山内の県有林3.69 haを「ぐんぎんの森」と命名し、2011年から整備活動を実施しています。
新入行員研修の一環として間伐・枝打ち作業を行うなど行員に対する環境教育を行いながら、森林整備に取組んでまいります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年度・2021年度は未実施。
「群馬銀行グループSDGs宣言」の制定
当行は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組みを推進するため、2019年に「群馬銀行グループSDGs宣言」を制定いたしました。
群馬銀行グループとしてSDGsの達成に貢献することを主体的に果たすべき責任と捉え、企業理念である地域社会の発展を常に考えた事業活動を通じて社会・環境課題等の解決に取組んでまいります。
SDGs宣言では、SDGs 17目標のうち事業活動を通じて特に貢献が可能な7目標を中心に重点課題と取組方針を定めております。
温室効果ガス排出量の削減目標および紙(コピー用紙)使用量に削減目標を設定
銀行全体でエネルギー消費量を把握するとともに、温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、地球温暖化への取組みを強化しております。
また本取組みの一環として紙の使用量に削減目標を設定し、紙に依存した従来業務の見直しやデジタル化によるペーパーレス化をさらに進めてまいります。
【温室効果ガス排出量削減目標】
2025年度…2013年度比23%以上削減
2030年度…2013年度比26%以上削減
→ 2020年度実績 2013年度比15.9%削減
【紙(コピー用紙)の使用量削減目標】
2025年度…2013年度比30%削減
2030年度…2013年度比40%削減
→ 2020年度実績 2013年度比30.2%削減
TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同表明
気候変動が企業の事業環境や財務に大きく影響を及ぼす要素となりつつあることを受け、2020年7月、TCFD提言への賛同を表明いたしました。
提言を踏まえ、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の情報開示の充実に向け取組んでまいります。
金融を通じたSDGsへの取組み
<グリーンボンドの発行>
2019年11月、SDGs達成への取組みとして、再生可能エネルギー、エネルギー効率およびクリーンな輸送などのグリーンプロジェクトを資金使途とするグリーンボンドフレームワークを策定し、他の地方銀行に先駆けてグリーンボンドを発行しました(発行額100億円。新規実行で充当は完了)。
<サステナビリティボンドの発行>
2021年5月、「群馬銀行グループ グリーン/ソーシャル/サステナビリティボンドフレームワーク」を策定し、グリーンプロジェクトに加え、社会課題に寄与するソーシャルプロジェクトを資金使途に追加しました。これに基づき、2021年10月、地方銀行として国内初となるサステナビリティボンドを発行しました。
<「環境・社会に配慮した投融資方針」の新設>
2021年6月、環境や社会に大きな影響を与える可能性があるセクターへの投融資に関する取組方針を定め、方針に基づいた投融資を行うとともに環境や社会課題解決に向けたお客さまの取組みを積極的に支援することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
<サステナビリティ・リンク・ローンの取扱い>
2021年6月、取引先のサステナビリティ経営をサポートし、企業価値向上および持続可能な社会の実現を目指すため、「サステナビリティ・リンク・ローン」の取扱いを開始しました。
<「GBグリーンファンド」の創設>
2021年10月、再生可能エネルギーの普及・促進に向けた取組みを幅広く支援するため、総額500億円の投融資枠(名称「GBグリーンファンド」)を創設しました。資金使途は再生可能エネルギー開発案件、脱炭素に資する事業・取組み等に対する案件を対象としています。