今般、先行していた責任投資原則(PRI)と持続可能な保険原則(PSI)に続き、責任銀行原則(PRB: Principles for Responsible Banking)が、9月22日ニューヨークの国連サミット開催に合わせて正式に発足しました。世界各国から130を超す金融仲介機関(総資産額47米兆ドル相当)が当該原則への参加をすでに表明しました。責任銀行原則は、銀行業の永続的な発展が、パリ協定やSDGsなどの目標が示す長期的に持続可能な社会の繁栄に大きく依存していることを認識した上で、銀行自らが価値創造を行う過程で環境や社会や経済にも実質的な貢献をするという、金融仲介機関として自らの果たすべき責任を明確にするものです。また同時に、持続可能な新しい経済が生み出すビジネスチャンスを体系的に捉えるとともに、リスクを効果的に特定し対処することを可能にする枠組みを提供するものでもあります。本原則の発足に際し、以下のとおりセミナーを開催します。