環境省は、ESG地域金融に取り組むための手引きとして「ESG地域金融実践ガイド2.1」を2022年3月31日に公表しました。このガイドは、2020年度の「ESG地域金融実践ガイド2.0」を改訂したものです。また実践ガイド策定の過程として実施された調査により取りまとめられた「ESG地域金融に関する取組状況について」も同日に公表されています。
21世紀金融行動原則(PFA21)の預貸リースWG・地域支援WGでは、このESG地域金融促進事業が策定・改訂してきた「ESG地域金融実践ガイド」を題材に、セミナーを複数開催してきています。署名機関の皆様におかれましては、すでにこの実践ガイドを活用されている方も、まだ活用されていない方も、最新版となる2021年度改訂版を是非ご参照いただき、地域におけるESG金融の実践にお役立てください。
本実践ガイドに関して、お問い合わせやご要望がございましたら、環境省環境経済課(連絡先はこちらのページ下部を参照)、またはPFA21事務局(kankyo_kinyu(a)gef.or.jp <(a)を@に変える>)までお知らせください。
以下、環境省よりご案内です。
「ESG地域金融実践ガイド2.1」の公表について(2022年3月31日)
「ESG地域金融実践ガイド」は、地域金融機関が事業性評価に基づく融資・本業支援等の金融行動においてESG要素を考慮し、組織全体としてESG地域金融に取り組むための手引きです。「ESG地域金融促進事業」を通じて得られた経験と成果を共有し、これからESGに取り組もうとする地域金融機関にとっての道しるべとなることを目的としています。
※2021年度に改訂され分厚くなったガイドを読み易くする意図で作成した「概要・読み方 ESG地域金融実践ガイド2.1」、支援先として応募、採択された12金融機関による10の取組を4ページに取りまとめた「ESG地域金融実践ガイド別添資料:事例集」も併せて公表致しています。
「2021年度ESG地域金融に関するアンケート調査について」(2022年3月31日)
本アンケート調査は、同ガイド策定の過程で株式会社野村総合研究所がESG 金融の普及に向けた問題・課題点等を整理し、国内におけるESG 金融の拡大に向けた施策の検討に結び付けること等を目的に実施したものです。
各論では特徴的な取組を行う金融機関へ対するヒアリング結果等を掲載しております。
以上、よろしくお願いいたします。
環境省大臣官房環境経済課